2020年9月 1日

明日はルヴァン準々決勝

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担当:笹原麻央

まずは本日お知らせしましたように、高橋祐治選手が右膝前十字靭帯断裂、右膝内側側副靭帯損傷、右膝外側半月板後節損傷で全治約8~9ヶ月と診断されました。
8/29鹿島戦の前半7分、ボールを受けたエヴェラウド選手に果敢に寄せに行ったところ、接触プレーではありませんでしたが、足を着いた直後に右膝を抱えて倒れ込みました。どうか軽症であってほしいと願いましたが、前述のような大きな怪我となってしまいました。

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怪我人が多く出ていたセンターバックの中で救世主のように戻ってきてくれた高橋選手は本当に頼もしく、鋭く正確なフィードと圧倒的な空中戦の強さを武器に、チームを後ろから支え続けてくれました。鹿島戦のマッチデーインタビューでは「ホームなので、絶対に気持ちを込めて勝ちにいきます」と語ってくれていたばかりでした。まさかの負傷交代、そして試合は悔しい敗戦となりましたが、短い時間でも高橋選手のその気持ちは充分サポーターの皆様にも伝わったのではないでしょうか。
先程Twitterで始めさせていただいた #待ってるぞ祐治 のハッシュタグにも、たくさんの投稿を頂きましてありがとうございます。チームの垣根を越えて寄せられる温かいメッセージに胸が熱くなりました。復帰までの長い期間の中でも、このハッシュタグが高橋選手への励みになるといいなと思っています。
8~9ヶ月と復帰まではたいへん長い道のりですが、焦らずゆっくり確実に治し、また強くなった姿で戻ってきてほしいです。来年コロナの状況がどうなっているかはわかりませんが、復帰の際には満員の日立台で大声援で迎えることができたらと切に願います。

負傷者が相次ぐ中でも試合は次々とやってきます。明日はいよいよルヴァンカップの準々決勝、アウェイでセレッソ大阪と対戦します。コロナウイルスの影響からルヴァンカップは大会方式が変更となり、このプライムステージはトーナメント制の1発勝負となりました。
アウェイでの試合ですのでスタジアムで応援いただくことはできませんが、スカパーやTwitterのレイソル公式試合速報アカウントを見ながら、応援していただければと思います。

レイソルはグループリーグを全勝で突破しました。今季初戦となったガンバ戦ではミカの値千金のゴールで勝利。湘南戦は、リーグ戦再開後連敗が続く中でもレイソルに希望の光をもたらし続けてくれた呉屋選手のゴールが勝利に結びついた大変嬉しい勝利でした。そして大分戦は細谷選手北爪選手の2ゴールでの快勝。リーグ戦での出場機会が多くないなかで、悔しい思いを抱えていたであろう選手たちが見事にチャンスをモノにした試合でした。
明日の試合をどのようなメンバーで戦うことになるかはまだわかりませんが、それぞれが抱える想いをピッチで表現してくれることでしょう。非常に楽しみです。

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準々決勝で戦うセレッソ大阪は、8月15日に行われたリーグ戦で対戦したばかり。主導権を握りながらも決定力を欠き1-3で敗れる悔しい試合でしたので、是非ルヴァンでリベンジを果たしたいところです。
ネルシーニョ監督の試合前コメントです。
「セレッソにとってもうちにとっても、もちろんファイナルに進むつもりで戦う試合です。ファイナルまで到達するためには水曜日の試合で勝利を収めなければならない、そこをわかった上で我々はベストを尽くしたい。大阪でのアウェイゲームになりますが、このシーズンの非常に重要な一戦という位置付けで我々は臨みますし、まずはセミファイナルに進めるように良い準備をしたい」。

「この苦境を乗り越えていかなければならない」そんな言葉も聞かれました。怪我をしていない選手たちも、厳しい暑さの中での連戦で全身全霊を注いで戦ってくれています。ピッチ上で戦っている選手、ピッチに戻るために戦っている選手、立場はそれぞれですがどの選手もレイソルの為に戦ってくれています。まさに総力戦です。私たちに出来ることは限られていますが、まずは選手みんなが無事に明日の90分間を終えられるよう、そして勝点3を手にできるよう願いましょう!
明日も応援よろしくお願いいたします。
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