2020年10月31日

清水戦

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担当:大重正人

久しぶりに心地よい日立台のデーゲームでした。ヨネックスサンクスデーでは、サプライ10周年の記念タペストリーが柏熱地帯のレイソルエンブレムの周りを飾りました。ヨネックス製品のブースも大変好評で長い列ができ、昨年よりも多い売り上げがあったそうです。選手同様、サポーターのみなさんにも引き続きヨネックス製品を身に着けていただき、レイソルとヨネックスへのご支援をいただければと思います!

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10日の神戸戦はあいにくの天候でしたので、朝から青い空が広がり、午後には太陽が降り注ぎました。サポーターの方のツイッターで引用されていた元テレビ朝日アナウンサーの竹内由恵さんのインタビューで、やべっちFCの取材で来たときの日立台の夕日がとても綺麗だったというお話を嬉しく思いましたが、その通りの光景も見られました。そして開幕戦以来のビジターサポーターの方もお迎えして、黄色とオレンジのカラーに染まるスタンドなど、いろんな景色を見ることができた今日の日立台でした。

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試合は、一進一退の攻防を繰り返し、両軍ともにゴールに迫る場面もありましたが、ゴールキーパーが守り切ってのスコアレスドロー、勝ち点1を分けあう展開でした。今日はオルンガ選手が連戦続きのコンディションによりメンバーから外れ、代わって復帰したばかりの呉屋選手が先発しました。ミカとは違うヒロトの特徴を出して、中盤へボールをうけにくる動きや、サイドに流れたり、エリア広くプレーしながら、貪欲にゴールを目指し続けました。「ゴールが取りたくてプレーしていた。勝利につながればと思っていたけれど、その仕事が果たせなかったので、個人としては本当に悔しい結果に終わった」。今日はストライカーとして納得のいく結果は惜しくも得られませんでしたが、ただ復帰2戦目で先発フル出場できたことは、ミカが今後ケニア代表に参加する可能性もあるなかで、チームにとっては大きなプラスになるでしょう。

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同じく復帰を果たしたのが、瀬川祐輔選手です。痛めた足首をケアしながら、リーグ再開後もプレーを続けてきましたが、なかなかパフォーマンスが上がらなかったということで8月にしっかり治療するという決断に至りました。以来、リハビリやフィジカルトレーニングを続け、はやる気持ちを抑えながら「ちょっと無理するところと、休むところを帳尻合わせながら調整してきました」。

やはり、11月7日のルヴァンファイナルは大きな目標になったそうで「準決勝のマリノス戦に勝った時は、リハビリ組みんなでテンションあがりました!決勝まで連れてきたくれたみんなに感謝しています」と、試合後の会見で復帰できた嬉しさや安堵をのぞかせる笑顔と「今は自分の去年までのようなプレーをどれだけ早く戻していけるか、それにプラスして以前できなかったプレーを出来るようになっている感覚もあるので、それをどれだけ精度を高めていけるかだと思う。あとは結果を出すことだと思うので、それを意識して仙台戦に臨んでいけたらと思う」とさらなる活躍を誓ってくれました。

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ネルシーニョ監督も「呉屋は今日のゲームに実際に出て非常にいい働きをしてくれたと思う。そのほか途中交代で入った選手たちも、いい意味で流れを変えることなくしっかりと与えられた役割をこなしてくれた。ケガから復帰してきた選手たちの状態が非常にいいものだと確認できたことが今日のゲームの収穫で、今後連戦が続くが交代のオプションが増えるということについては非常にポジティブです」と前向きなコメントもありました。

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この先の大一番に向けて、着実にチーム体制が整ってきているという実感もありますが、まだまだリーグ戦も続いていきます。中2日、11月3日の文化の日にアウェイ仙台戦です。ビジター席のチケットは発売早々すぐに売り切れたと聞いていますし、先日の味スタのように、アウェイでの勝利を分かち合えるように、また次の試合へ向かっていきます。