明日はアウェイ鳥栖戦
担当:笹原麻央
昨年の王者川崎と対峙した第4節は0-1と惜敗。川崎相手に0-1は善戦、と言われても勝点を積み上げられなかったことは確かで、ここまでリーグ戦1勝3敗。コロナウイルスの影響で試合が行えていないガンバ大阪を除けば、降格圏に位置する非常に苦しい戦いが続いています。
とは言え、試合を観れば決して悲観する内容ばかりではなく、昨日『韓国代表』メンバーにも選出され、川崎戦でも素晴らしいプレーを見せたキムスンギュ選手が川崎戦の後に述べたように、「良い部分は引き続き継続していきながら、試合で出てきた反省点、修正点をしっかりと次に向けて改善していく」。それに尽きます。
なんとか連敗を脱したいレイソルは、今節アウェイでサガン鳥栖と対戦します。サガン鳥栖もまた、川崎同様にここまで非常に好調を誇るチームです。昨シーズンから活躍を見せていた若手選手、MF樋口雄太選手、MF松岡大起選手、FW林大地選手らに加え、今季加入したFW山下敬大選手の活躍もあり開幕3連勝。前節の清水エスパルスとの対戦では清水のGK権田修一選手のビッグセーブに阻まれ最後まで得点とはならずスコアレスに終わりましたが、J1の20チームのうち、ここまで唯一無失点を誇るのがサガン鳥栖です。
レイソルはここまで、ゴールに迫るシーンは作りながらも最後のところで決めきることができず。4節を終えて奪った得点は湘南戦での2得点のみ。決定力が課題となっているレイソルに、堅い守りを誇るサガンは、簡単な相手ではありませんが、ここで得点を奪い、勝点3を持ち帰ることができれば大きな追い風となります。
呉屋大翔選手のコメントです。
「今2試合点が取れていなくて、チームとしても得点がないので責任を感じています。得点に対して目を逸らさないで、一人一人が意識高く、ディテールにこだわれば得点は生まれると思います。僕的には取れる時も取れない時も同じ気持ちで、フラットな気持ちでゴールに向かうことが大事だと思っています。とにかく続けて、何回でも繰り返すことが大事だと思っています」。
呉屋選手は昨年、オルンガ選手という圧倒的な強さを誇るライバルがいて出場時間が限られている中でも、焦りを見せている姿をあまり見たことがありません。それどころか限られた出場機会の中で結果を残し、周りではなくて常に自分と向き合っているような姿が印象的でした。
ストライカーは、得点を挙げればヒーローと称され、決められなければチームを勝たせられなかった、と言われるポジションです。
結果が評価に直結するような難しいポジションではありますが、呉屋選手の話す言葉には芯があり、ブレずに自分と向き合う姿勢が見えるように思います。
今年はここまで全試合に先発出場。まだ得点こそ2得点にとどまっていますが、"とにかく続けて、何回でも繰り返す" そう力強く話す呉屋選手は、きっとレイソルを勝利に導くヒーローになってくれるはずです。
また、ここ数試合はその呉屋選手と交代で出場した細谷選手も、何度もチャンスを演出、ゴールに迫る場面を見せてくれました。出場機会を得るのも簡単ではないメンバー層の中、「練習から気合いを入れてアピールしているので、出場機会をもらえたということは(練習で)良いアピールができているということ」と語った細谷選手。
その言葉の通り、監督の期待は非常に高いのだと思います。名古屋戦の後、「J1のチームの守備の堅さにこれからもっと慣れていきたい」と話したように、これからもっと経験を積んで、J1初ゴール、そしてチームを勝利に導くストライカーへと、成長を続けていってほしいものです。
私たちに出来ることは、どんな時も選手たちを信じて応援することだけです。まずは明日、強敵鳥栖を破って勝点3を持って帰ってきてくれるよう、DAZN越しに応援をよろしくお願いいたします。
また、本日アソシエイツ会員様対象に、4月開催のホームゲーム3試合を一度のご購入手続きでご観戦いただけるセットチケットの販売をご案内いたしました。こちらは通常の会員価格より割安となりますので、是非、このチケットをお買い求めいただき、スタジアムへご来場ください!販売は3/20(土)からです。
詳しくはHPをご確認ください。
https://www.reysol.co.jp/news/ticket/033994.html