2023年6月23日

明日は新潟戦

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担当:大重正人

先週からの代表マッチウィーク、レイソルサポーターの皆さんはもちろん伊東純也選手と、日の丸に返り咲いた中村航輔選手の活躍に釘付けだったことでしょう。スタジアムを大いに沸かせた2人のプレーは、レイソルサポからすれば、この日立台で何度も見せてもらったものが土台にあって、いい意味で驚きはなかったかもしれませんが、ヨーロッパの高いレベルで揉まれ、生き抜いてきた強さや凄みを身につけ、日立台にいた時よりも何回りも成長している姿を見せてくれました。

この日本代表チームの中心にいたのが、三笘薫選手でした。今週発売の「NUMBER」にてまるまる一冊、三笘選手の特集が組まれたのも自然というか、ピッチでもこれからの日本を背負う大きな存在として輝いていました。その原点は川崎フロンターレと、そして筑波大学にもありました。三笘選手の同期でチームメイトだった高嶺朋樹選手が大学生活についてインタビューを受けました。「いつも一緒でした」という仲間たちと仲良く過ごし、競い合ってきた4年間。

2019年のちょうど今頃、レイソルは、彼らが選ばれたユニバーシアード(大学)日本代表とトレーニングマッチをしたことがあります。トモキもサムライブルーをまとう代表の一員で、その他の選手たちも後のJリーグで大活躍するまさに黄金世代でした。1枚目の背番号6がトモキ、三笘選手はこの日はプレーせずで、ピッチの外にいる姿が映っていましたね。2枚目の左端、座っているのが三笘選手、その隣はおそらく旗手選手かと思います。レイソルの田中陸選手の向こうにいるのが現グランパスの森下選手、そして当時高3だったマオも出場していました。この日立台のピッチに、のちのJリーガーと日本代表がずらり。今思い返すと凄い選手たちを間近にしていたんだと改めて驚くばかりです。

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【掲載元】https://www.jufa.jp/news/news.php?kn=949

このNUMBERには筑波大学の試合前の集合写真があり、そこには加藤匠人選手と、徳島へレンタル中の森海渡選手の姿もありました。タクトに写真を見てもらうと「西が丘での開幕戦ですね、めっちゃ覚えてます!自分もゴールを決めたし、カイトがハットトリックしましたね」。
https://4years.asahi.com/article/12280080

タクトやカイトにとってレイソルですぐにトップに上がれなくとも、アカデミーを離れて新しい環境に飛び込み、三笘選手やトモキをはじめ、こんなにも素晴らしい選手たちが揃った高いレベルの中で過ごせたことは、大きな財産になっていることでしょう。このかけがえのない経験を活かし、もっともっと成長していけるはずです。記事には三笘選手やトモキの2歳先輩に当たる戸嶋キャプテンのコメントもありますので、ぜひ手に取っていただければと思います。

明日からは、リーグ後半戦のスタート。ホーム日立台にアルビレックス新潟を迎えます。前半戦18試合を終え、勝点12で最下位という現実にいますが、当然ながらその現状を認め、向き合い、少しずつ上を目指していこうと井原監督以下スタッフ、そして選手たちも同じ思いです。システム変更やポジションチェンジを繰り返しながら、ビルドアップ、そしてシュートをめざす攻撃面の変化、良化も見えます。

一方で、先週のアビスパ戦やその前のリーグ戦でも簡単な失点が止められていません。ボールをつなぐ正確さ、失った時のリスクマネジメント、守備への切り替え、立ち上がりやゴール直後の失点。勝点を取るためのゲーム終盤のコントロール。監督や選手たちからはこのような課題点を強く意識するコメントが多く聞かれました。攻撃的なサッカーの新潟に対し、守備面でどれだけ機能させられるか、そしてミスを恐れず戦えるか、ミスが起きてもカバーできるか。ホームサポーターの前で激しく闘う姿勢と結果を見せてほしいと願っています。

明日は「ヨネックスサンクスデー」。長年サプライいただいているヨネックスさんによるセール、選手仕様のポロシャツや今季の2ndユニフォームの限定販売もあります。来場先着3000名には、レイソルカラーのラバーバンドセットのプレゼントもあります。こちら田中隼人選手インタビューのマッチデープログラムもお読みいただき、是非とも日立台でともに戦っていただければと思います。皆様のご来場をお待ちしております!
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0624