明日はアウェイ鹿島戦
担当:梶山由珠
前節のホームでのジュビロ戦は、チームにとってもサポーターにとっても非常にショッキングな完封負けとなりました。これまで敗戦した試合ではいつも前向きな声掛けと後押しする歌声で鼓舞してくれたサポーターからも、チームへのブーイングが向けられました。そのサポーターの悲痛な思いを、選手もスタッフもしっかりと受け止めていると思います。
ジュビロ戦の試合後のロッカールームでは重たい空気も漂いましたが、「この状況は俺たちでしか変えられない。チームが強くなるためには、全員が個人としても強くならなくちゃいけない」といった声が選手からも上がっていました。自分たちの弱さやまだまだ足りない部分をそれぞれが認め、受け止めながらも「下を向いている時間の方がもったいない(古賀選手)」とチームは前を向いています。
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— 柏レイソルOFFICIAL (@REYSOL_Official) September 17, 2024
今日の写真は、麗澤大学のインターンシップ生が撮影してくれました!
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今週初めの公開トレーニングにも、選手たちを後押しするかのように100名以上の方が日立台に足を運んでくださいました。練習後のファンサービスではサポーターのみなさんから温かい言葉を直接受け取って、選手たちのほうが逆に励まされたと思います。昨日の松本選手の野田警察署一日署長イベントにもたくさんの方が駆けつけてくださり、この一週間でサポーターからの激励や厳しい声も含めて、たくさんの方に応援されていることをあらためて実感しました。だからこそ次の試合が大事。勝利をめざすことはもちろん、ここから必ず這い上がるんだという強い気持ちを感じられる、そんなゲームに期待したいです。
今節の相手は、現在4位と上位に食い込む鹿島アントラーズです。しかし鹿島は直近のリーグ戦4試合で勝利から遠ざかる状況。上位に踏みとどまるためにも、勝点3が譲れないのは相手も同じでしょう。さらに、5月ホームでの対戦でアディショナルタイムに決勝ゴールを決められたFWチャヴリッチ選手が、膝の負傷による長期離脱から全体練習に合流しているとの報道もあります。なんといっても今季ホームで無敗だというアントラーズの勝負強さは計り知れないものです。残り9試合をひとつひとつ、確実に勝点を積み重ねていくほかありません。
あらためて今季のデータを見てみると、レイソルの被シュート数は262本で町田、広島に次ぐリーグ3位。逆にシュート数は339本で広島、横浜FM、神戸、川崎に次ぐリーグ5位という数字です。前半でビハインドを負う展開が多かったり、試合数に若干のばらつきがあるとはいえ、この数字だけを見れば上位チームに並ぶほど、押し込んでシュートまで持ち込むゲーム展開が多いことは数字にも表れています。にもかかわらず、失点が多く、得点が少ない。攻守どちらにも課題を抱えているのが現状です。
これ以上連敗を引きずらないためには失点をなくすことが大前提。でもここから勝利を重ねていくには得点も必要です。なにより、ゴールを決めて喜べる瞬間がサッカーにとって欠かせないものですし、プレーする選手たちにとっても、観ている私たちにとっても最も嬉しい瞬間はゴール、そして勝利です。チームもこの一週間、そのために準備してきました。明日は先週とは違った姿をお見せして、サポーターのみなさんにも「今季最後までこのチームを後押ししなければ」と思っていただけるゲームが届けられるように。敵地カシマで18時キックオフ、明日もスタジアムやDAZNでの応援をよろしくお願いします!