2008年10月30日

紅葉する日立台

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担当:桜林 舞

昨日の暖かさはどこへやら。本日は例年通りの10月末の寒さが戻ってきました。と、いっても「いつもはもっと寒いよね」と記者さん。確かに、今年はいまのところ暖かい秋が続いています。

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選手越しに見える日立台の広葉樹も色づき始めています。春には見事な桜並木をみせる練習場の桜もはらはらと木の葉が舞い落ち、地面を埋め尽くすほど。そんなかなか日立台の芝はみごとな緑で選手を迎えてくれます。「寒くなりましたね」と声をかけてくださるサポーターの方も、そのいで立ちはコートにマフラー姿。ファンサービスゾーンでも、選手の体調を労わって、すばやくサインをもらい「風邪ひかないようにね」と選手に声をかけてくださる方々も多くなりました。

本日は天皇杯を控えて、ウォーミングアップ、ボール回しのち、紅白戦。昨日までノースリーブにロングパンツのピステで練習に臨んでいたフランサ選手も、さすがにロングスリーブ&ロングパンツのピステ姿でトレーニングに臨みます。

「2年前のJ2時代に戦ったことのあるザスパ草津。とはいえ、そのときよりもシステムもメンバーもレベルアップしているからね」と石崎監督。「でもJ2のチームですよ」と記者さんがいえば、「昨年のホンダはJFL。関係ないよ」と苦笑い。「確かに…」と納得する記者陣でした。

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対草津に向けての対応が気になるのは記者陣だけではありません。レイソルスタッフ一同、選手の仕上がり具合に熱い視線を注ぎます。そこにはメディカルスタッフの姿も。負傷者に悩ませ続けられた今季、リーグ戦も終盤に来て、選手も徐々に表に出始めています。そのため、いままでトレーナールームやトレーニングルーム(筋トレルーム)に籠もっていたメディカルスタッフも必然的に選手と歩調をあわせてピッチに顔を出すことになります。選手だけで紅白戦ができなかったときのことを思えば、スタッフが加わらずして11対11を行える現在の状況は、とてもうれしいことです。リーグ戦も残り4戦。天皇杯4回戦を迎えると、いやが応にも2009年の元旦に想いがめぐります。秋も深まり、冬の足音も近づいてきた日立台で、交錯する赤ビブスと黄色ビブスの選手たち。きれいに紅葉する日立台まであと一歩です。

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そんななか、練習後にはJリーグ選手協会の取材が行われました。
ピッチ外の選手の姿を伝える私服チェック「check&check」は、鎌田次郎選手。
今までのサッカー人生を語る「Player's History」は、太田圭輔選手。
選手が考えるサッカー観戦者増員計画・イレブンミリオンプロジェクトに思いをぶつける「Player's Interview」は、近藤直也選手。

前回はそれぞれ、
「check&check」大津祐樹選手
「Player's History」古賀正紘選手
「Player's Interview」石川直樹選手が臨んだコーナーです。

北嶋選手、太田選手、石川選手がブログで紹介してくれたようにJリーグ選手総会が行われたり、選手の立場から発信していくJリーグ選手協会。HPも充実していますので是非お立ち寄りください。