選手として、社会人として
担当:河原 正明
抜けるような青空、五月晴れの今日は思わず「暑い」とつぶやかずにはいられないほどでした。我々はスタジアム1階に事務所を設けて、普段業務をしているのですが、天気がいい今日のような日は窓を開けて、うっすら芝生の匂いと選手の声を聴きながら仕事ができるのは日立台ならではの特権です。
芝生の入れ替えをするこの時期、スタジアムに居を移しての練習風景も昨日に続いて2日目になります。レイソルは今日のナビスコカップ 第3節は試合がなく、通常練習となりました。
さて、今日の午後、選手・スタッフは柏警察署による「防犯と交通安全の講習会」を受講しました。当クラブでは安全管理策の一環として、一昨年より選手とスタッフに向け同講座を実施しております。今回で3回目の講座となります。本年からは交通安全講座を追加しました。これはここ数年Jリーガーやスタッフによる交通事故・違反が増えており、もう一度安全運転を徹底させることが目的に追加したものです。
本講座では、犯罪に巻き込まれないよう普段から気をつける行動や困った時にはどうすればいいのかなど、アドバイスを始め、交通安全対策では安全運転はもちろんのこと、万が一事故に巻き込まれたり、起こしてしまった際の適切な対応をどれだけできるかなど、社会人としてはもちろん、注目度が高いプロ選手だからこそ気をつけなくてはいけない事を再確認しました。
予定時間を越えての講義は、少し選手たちには負担だったかもしれません。でも、あえてシーズン中にこうした講座を開いたのは、プロ選手はプレーだけでなく普段の行動も留意することを要求されます。やはりファン・サポーターの方を始め、ホームタウンで応援してくださる方々の期待を裏切れないということをそれぞれの胸に刻んでもらいたいという思いを理解してもらえればと思います。
今日は短いですがこれで失礼します。