2009年6月19日

いよいよ明日、リーグ戦再開

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担当:石本瑞奈

いよいよ明日、1ヶ月の中断期間を終えて、リーグ戦が再開されます。この1ヶ月、選手、スタッフ一丸となって、巻き返しのための練習を積み重ねてきました。
そこで、今日は高橋監督から応援してくださるサポーターの皆さまへのメッセージをお届けしたいと思います。

ナビスコカップで2勝して、選手たちが自信をつけてきた。阿部嵩や、やまちゃん(山?選手)。次郎(鎌田選手)もね、この間センターバックでいいプレーをしてくれた。また、今までずっと試合に出ていたチュンソン(李選手)とか実(菅沼選手)も調子を上げてきた。

今月のナビスコカップで3試合トータル1失点と、ディフェンスがかなり改善されてきたが、それは、個人戦術をきっちり、みんながやっているから。もちろん組織で守るんだけど、1対1でいい対応しないと。それから、守備の同時性というのを今月ずっと言っている。プレスをかけにいく時はみんなでいって、いかない時はブロックを作ると、そういう使い分けが少しずつできるようになってきている。

チームとしてめざすサッカーの優先順位はずっと変わらない。攻撃は速くゴールへ行くこと。守備は確実にボールを奪うこと。それはもう、レイソルのサッカーの根本。ただ、直接的にゴールにいける時はいけばいいんだけど、いけないときにはボールをつなごうということでやってきた。選手たちの意識として、ボールを大事にしようというのはすごく出てきたと思います。

中断期間にやってきたことは、レイソルの根本、幹の部分を太くすることです。早く攻める時は早く攻めたい。その精度を少しずつあげていかなくてはいけない。それをこの1ヶ月間ずっと言い続けていた。やっぱりボールを奪ってすばやく前に行くと、相手にとっては一番嫌だと思うから。その良さはレイソルの武器として持っとかなきゃいけないからね。

リーグ戦は残り21試合あって、10勝だと勝点が39までしかいかない。残留するには45は必要だと思う。今年の目標が55。45取るには12勝する必要がある。そうすれば、残留はするだろうけど、やっぱりそれ以上当然狙うし、55もまだいける数字だと思っている。

ここまでの戦いを振り返って、一番改善しなければいけないのはメンタルのところ。勝てないっていうことで自信を失ったり、消極的になったり、逆に勝たなきゃいうことに過剰に緊張したり、そういうゲームがやっぱり多かった。なかなか勝てなくて、選手がだんだんそういう気持ちになっていって、勝てるゲームを引分けたりしていた。
それでも選手は前向きにやろうとしていた。私たちスタッフもそうやろうとしているし。だから雰囲気が壊れることはなかった。で、2勝して選手たちが自信をつけてきた。
それをやっぱりリーグ戦に勝って証明したい。この4試合のなかで勝たなきゃいけない。
結果は出てないけど自信もってやれば必ず結果は出るから。

サポーターのみなさんが、紙ふぶきで応援しようなど、いろいろ盛り上げようとしてくれているのは、本当にありがたいことだと思っている。それに応えるには勝利しかないと思っている。今までももちろん、勝つつもりで試合に臨んできたが、中断期間中に得た自信をリーグ戦でも変わらずに持って、結果を残すように戦っていきたい。

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監督は、「12月に、『あの時は苦しい時期だったなあ』って、みんなで笑える日が来ればいい」というのをチームの合言葉にしていると言っていました。私も本当にそうなると信じて、これからもサポートしていきたいと思っています。あすのリーグ戦再開、チケットはまだあります。皆さんもどうか、日立台を満員にして、いつも以上の熱く激しい声援を、どうかよろしくお願いいたします。