冷たい雨と洗礼と
担当:河原 正明
昨日までのうだる暑さから一転、今日の午前中は酷い雨でした。チームはこの雨の中、どの選手も全身ずぶ濡れになりながら激しいトレーニングを行いました。
昼食時、ハモン選手が食事をする横に座った下平U-18コーチ。おもむろに手の平サイズのカップを手にしてハモン選手に「どう?」と奨めます。受け取ったハモン選手、思わず顔を背けていました。
勘の良い方はご察しの通り、「納豆」を渡されたのでした。グローバルな食べ物としての地位を築いた「納豆」ですが、ブラジリアンにはまだまだ受け入れられなさそうです。ハモン選手初の洗礼でした。
先週末には大島選手がAC長野パルセイロに期限付き移籍をしました。出発に際してシマからのメッセージや新天地にかける意気込みを聞いていました。少し更新のタイミングが遅れてしまったのですが、お届けしたいと思います。
「今回の移籍に関しては、薩さん(薩川了洋・AC長野パルセイロコーチ)から直接電話してくれたのことが大きかった。いろんな人と相談して、(パルセイロに)行ったほうが自分のためという結論になったが、(薩川コーチの電話に)背中を押されました。チームメイトにはピントくん(ノグチピント・エリキソン)もいるし。
北信越リーグは厳しいリーグ。ライバルチームにはレイソルユース先輩のウノさん(宇野沢祐次・JAPAサッカーカレッジ)や諏訪さん(諏訪雄大・JAPANサッカーカレッジ)がいる。でも負けられない。ウノさんはリーグでも得点を挙げているが、元々J1でバリバリにやっていた選手。でも負けられない。そのウノさんをビシッと止めれば、自分たちにチャンスが来る。
スケジュールもシビアな戦いが続きますが、楽しみですね。やっぱり、試合に出ていないと評価されないので。地域リーグの戦いについてはクラさん(蔵川洋平・※1)と少し話しました。「勝ちあがって、優勝争いするのは厳しいけど、必ず自分の財産になるぞ」と励ましてくれました。ですから、まずはチームで結果を出して、自分もしっかりとその場に関わっていたいです。
しばらく柏を離れますが、また大きくなってレイソルに戻って来られるように頑張ってきます。応援よろしくお願いいたします。」
※ 1:FCホリコシ(当時・現JFL アルテ高崎)で主将として活躍。チームを群馬県1部リーグから、関東リーグそしてJFLまで昇格に導いた。
「交代を待っている間、ピッチがキラキラ光って見えたんです。」・・・昨年4月、リーグ戦初出場後に発せられたその名言は、いまや公式戦に初出場する選手の「お約束」として引き継がれています。
残念ながら「(日立台で)こういう気持ちをもっともっと味わえるように」というのは少しお預けになりましたが、長野では試合前に薩川コーチから「気合」を入れてもらって頑張って欲しいものです。
アデバヨ選手とのコンビもしばらく見られません。右奥にはアドバイスをした先輩の姿もひっそりと・・・。
さて、先ほどまでスタジアムではイエローハウスが開催されました。貴重なお時間の中、21名の様々なご意見・叱咤激励をいただきました。クラブとしても有意義な意見交換が出来たと感じています。なお、この内容は議事録にて公表いたしますので、お待ちいただきますようお願いいたします。では今日はこの辺で失礼いたします。