パクドンヒョクセンス ツウム ブェッゲッスムニダ!
担当:河原 正明
「パクドンヒョク選手、はじめまして!」
本日午後、大阪からパクドンヒョク選手が柏に到着しました。やや疲れた表情でしたが、クラブハウスに向かうと、早速練習着に着替えて練習場に。そこでは古邊フィジコにチェ ファンU-18コーチ兼通訳らとランニングやフィジカル中心のメニューをこなしていました。さすがに長旅の疲れが見えるように感じましたが、それでもコーチングスタッフらとボール回しに参加し、早くもコミュニケーションを盛んに取っていました。クールダウンでは井原コーチも肩を並べて走っていたのですが、大柄な井原コーチよりもさらに一回り大きい!プロフィールの185cmよりも大きいのでは?と思うほどでした。
練習後、サポーターの皆さんにメッセージをお願いしたところ「レイソルは、多くの母国の先輩(ホンミョンボ【洪明甫】選手、ファンソンホン【黄善洪】選手、ユサンチョル【柳想鉄】選手など)が活躍したチーム。偉大な先輩たちに自分も負けないように120%の力で活躍したい。」と熱く語ってくれました。
そのパク選手、背番号も「6」と決まりました。2006年蔚山現代では、前年限りで引退したユサンチョル選手の背番号「6」を引き継ぎ、再び柏でも同じくユサンチョル選手がかつて付けていた「6」を背負うことになります。偉大な先輩のプレッシャーもなんのその「ここで本当の自分の力を出せるように頑張って行きたい。」と新天地での捲土重来を力強く宣言してくれたパク選手、昨年チームではキャプテンを務め、またKリーグベストイレブンにも選出されています。レイソルでもそのプレーと熱いハートでサポーターの皆さんを魅了してくれるでしょう。なお、明日から全体練習に合流予定です。
その新たな戦力が加わったチームですが、日曜日の京都戦に向けての戦いはすでに始まっています。ミーティングでも指揮官は「磐田に勝ったが、新潟に連勝することはできなかった。上に行くは連勝して、我々が這い上がるしかない。でもまた次の京都に勝ち、ガンバにホームで勝つことに挑戦する。挑戦することをあきらめたらここで終わり」と言っているように、選手も監督もスタッフも、誰もが次の京都戦に勝利することを欲しています。
選手にとっては、そのための第一関門は試合に出場すること。果たして誰がメンバー入りするのか?明日も競争です。勝ち上がり、ピッチで闘う権利を手にするために。