光
担当:大重正人
まずは、練習前のワンショット。
中学生招待席「B to Jシート」で北嶋選手が柏市立松葉中学校を訪問しました。毎回、中学校ごとにお迎えの形に個性があるのですが、今日のヒットは、写真右隅に映っている顧問の先生。「平塚まで行きました!」というレイソルイエローの一心同体Tシャツ。北嶋選手と同行した河原広報もビックリするやら、嬉しいやら。「本当にありがたいですね?」
さあ今日のトレーニングですが、、、今日は戦術的なもの、さらに紅白戦からセットプレーまで、なかなか内容をお知らせすることができないものが多く、そこはご理解いただければと思います。ただ、石崎監督時代にも高橋監督時代とも変化があるトレーニングは新鮮で、選手たちも刺激を受けていることでしょう。
李選手は「監督のサッカーはコンセプトがはっきりしていて、スタイルがブレない感じです。自分たちはネルシーニョ監督を信じてプレーしているし、監督も自分たちを信じてピッチに送り出してくれると思います。監督が代わって新しいモチベーションも生まれているし、スタメンで出られるように頑張りたいです」の言葉どおりでしょう。
今日は、レイソルに新しく加わった選手のお知らせです。順天堂大学4年生の田中順也選手が、「特別指定選手」として加入しました。昨年から何度も練習参加しており、レイソルの選手とも顔なじみ。村上選手は大学の先輩で「とても優しくて、面倒をみてくれる先輩です」とのこと。7月5日の東京農業大学との練習試合でも後半から出場していた「練習生」が田中選手でした。右サイドからセンターにきれこんで、利き足の左足でチャンスメイクや強烈なシュートを放つ活躍。GKとの1対1のチャンスには、冷静に股抜きシュートを決めるなど、実際のプレーを見たサポーターの方にも背番号17の印象が残っているはずです。
「持ち味は左足のシュートです。あとは運動量の多さやパス回しの起点になって、最後はゴール前に飛び込んでシュートまで持ち込むプレーです。前線でしっかり動いて、攻撃を活性化させたいです。レイソルは若手とベテランの仲が良くて、ノビノビとサッカーができるのがいいところだと思います。サポーターのみなさんもすごく温かいです」。しっかりとハキハキした答えは、どこか村上選手と似ています。「サッカーも大事ですけど、人間教育に力を入れていますから」と順天堂大学蹴球部の教えがしっかり浸透している様子です。
当面はレイソルと大学サッカーを行き来することになるそうですが、「今年は天皇杯に出られるチャンスがあるんで、すごく楽しみです。2年前にいい経験ができたので」と4回戦でジュビロ磐田と当たるまで勝ち進んだ天皇杯への思いを熱く語ってくれました。
李選手もそうですが、いろんな目標をモチベーションにして、次の鹿島戦やその先の戦いに挑む選手たちとレイソル。晴れない日々が続きましたが、ネルシーニョ監督のもと、雲の間から少しずつ光が差し込んでいます。