決起集会
担当:石本瑞奈
本日は午前練習のみ。2つのグループに分かれてフィジカルトレーニングが行われました。一方が筋トレルームでトレーニングをしている間は、もう一方のグループが外でトレーニング。外のグループはエドワルドコーチのもと、主に体幹を鍛えました。このトレーニングは、トレーニングマシーンでは鍛えられない部分を補う意味があるそうです。
張り切って声を出すエドワルドコーチ。苦しそうな選手たちを見守りながら「あとちょっとで終わるからね!」「あと30秒!」と日本語で励まします。選手からは「さっきもあと30秒って言っていたような・・・」。それでも、Jリーグオールスターで一週間空くこの期間を大切にしなくてはいけないのは分かっている選手たち。きつそうな表情をしながらも、意欲的に取り組んでいました。
終わった後、一番苦しそうにみえた茨田選手に聞くと、「自分に足りないところだと思うので、トレーニングで鍛えていけるのは嬉しいです。いい練習ができてよかったです」とのこと。まだ18歳。これから鍛えて、どんどん伸びていって欲しいです。
そして、よく見ると、その中に一人だけ白い練習着姿が。石川コーチも加わっていました。2人組でやるトレーニングなのに選手の人数が奇数だったから数合わせかと思ったのですが、それだけではなく、「体を動かしたかったんだよね」というのが理由でした。ただ、現役時代にはやっていなかったトレーニングだそうで、井原ヘッドコーチに「もうちょっと足を上げてもいいんじゃない?」と言われ、「あのね・・・ムリ!」と即答していました。視覚的にはゆっくりした動きしかないこのトレーニングですが、普段の生活などでは使わない筋肉を使っていくので、けっこうきついようです。
再開後、15日、19日、22日と日程の間隔が短い試合が続きます。それだけに戦術だけではなく、フィジカルトレーニングもすごく大切になってくると思います。
午前練習が終わると、バーベキューでの決起会が行われました。宮本マネージャーが前日から着々と準備を進め、当日はスタッフ一同張り切ってお肉やそばを焼いていました。
そして、選手たちのために、神戸の「ジンガ」というお店の方が牛肉を差し入れてくれました。「ジンガ」というのはポルトガル語で、「フェイントの動き」という意味だそうです。日記に書くという名目で私も少しいただいたのですが、柔らかくてすごく美味しいお肉でした。「これを食べて、選手たちには頑張ってほしい」という店主の方の思いが込められています。
カメラを向けると、一緒にお肉の入ったパンをほお張った北嶋選手と山?選手。2人とも一口食べるなり「うまい!」と顔がほころんでいました。
7月4日の新潟戦で「イベントコラボグッズ」として売り出した「キラキラ☆Tシャツ」を着てやってきた菅沼選手。実はちゃんとレイソルの黄色いマークが見えるように左手を広げているんです。ちなみに横にぴったりくっついているのは、職場を奪われた?ファン通訳です。
最後は栗澤選手が音頭を取って一本締め。なぜか「せーの!」という掛け声でしたが、選手一同、今後の巻き返しを誓って終了となりました。
明日はオフ。そして月曜日から、ジェフ戦に向けてトレーニングが始まります。8月の残り4試合はレイソルにとって今まで以上に本当に重要になってきます。特に勝ち点差が「3」のジェフ戦は厳しい戦いになるでしょう。ゆっくり休んで、そして来るべき決戦に備えてほしいです。
最後にお知らせです。先ほど練習スケジュールを更新しました。オフ明けの月曜日は施設休館日となっておりますので、練習のご見学はできません。ご了承ください。11日(火)から見学を再開しますので、よろしくお願いいたします。