とにかく勝つことだけを考えて
担当:石本瑞奈
おととい、5試合ぶりの勝利をあげたばかりなのに、もう明日は試合です。分かってはいるんですけれど、中2日というのは本当にあっという間なんだな、という感じです。
今日は試合前日。もはや恒例となった「チーム全員紅白戦」が今日も行われました。井原ヘッドコーチ、シジマールコーチだけではなく、エドワルドコーチ、古邊フィジカルコーチ、松原フィジカルコーチ、さらに公文通訳など、平均年齢をちょっぴり引き揚げるメンバーも加わったゲームでした。ちなみに、ネルシーニョ監督は今日は加わらず、審判をやっていました。
監督は、この2日間は選手たちのコンディションを整えることが重要だと言っていました。就任からここまで、競争意識も含め、選手たちには厳しいトレーニングを課してきましたが、ここまで日程が詰まると、やはりコンディショニングが大切になってきます。
そして練習後、報道陣に対して「毎日、選手たちと接しているなかで、確実に進化がみられる」と話したネルシーニョ監督。マリノス戦について聞かれると、「連勝はもちろん大事だけど、練習でやっていることを試合に出していけるか、そして浦和戦でみせたパフォーマンスを維持することが大切。それをやっていれば、その後に連勝はついてくるものだと思います」とキッパリ答えました。
おととい、5試合ぶりの勝利をあげて、16位の千葉と勝ち点では並びました。でも試合後に監督が会見で言ったように、「この一勝はとても大きな勝利ですが、我々の前には障害がある」のです。降格圏外の15位とは勝ち点差が6。まだまだ越えなくてはならないものが大きいです。とにかく引き分けではなく、勝ちを積み重ねていく。たとえ対戦相手の調子がよかろうが、過去の対戦成績で分が悪かろうが、それは二の次三の次だと思います。自分たちがいかに普段の練習通りの力を出せるか、監督のもとで練習している戦術を実際に試合のピッチで描けるか、そのことがとても大切だとつくづく思いました。
ところで明日は国立開催です。今回、レイソルはホームのお客様はもちろんなんですけれども、ビジターの方にも国立へ足をお運びいただきたいという思いで、東急東横線の横浜駅構内にポスターを貼りました。
B0サイズの紙を8枚合わせてひとつのデザインになっています。
当日のことでもうひとつお知らせがあります。報道でもご存知の方が多いと思いますが、インフルエンザがはやっています。私はずっと、あれは冬にはやるものだという認識を持っていましたが、今年は違います。
そこで、明日は国立競技場内に消毒用アルコールを設置することになりました。どうぞご利用ください。
そして、明日は、国立で、どうか選手たちを今まで通り、熱い声援で後押ししてください。選手たちは「いつもサポーターの応援が聞こえる」と言っています。アウェイの埼スタでも響き渡っていました。チームも一丸となって勝利を目指します。