京都戦へ、始動
担当:石本瑞奈
昨日はチームオフ日。今日から京都戦に向けてスタートしました。土曜日の試合に出場した選手はフィジカルトレーニング。エドゥーコーチの明るい声が響き渡るなか、必死に走る選手たちの姿がありました。
そして10時からは順天堂大学との練習試合が行われました。出場しなかった在学中の田中選手やOBの村上選手も気になるようで、90分間見守っていました。けっこう暑かったためか、前後半とも30分めどで全員の給水タイムがありました。試合の方は、後半開始早々に工藤選手がゴールを決めましたが、残念ながら1対2で敗れました。
午後からはマッチデープログラム「Vitoria」の取材がありました。今回は背番号40番台の2人、小林慶行選手と田中順也選手です。
まずは小林選手から。「とにかく今は勝ち点を取っていくことが重要」。J1残留に向けて、チーム一丸となって闘うと話してくれました。
次は田中選手。練習後や試合後に行われる報道陣の囲み取材を除くと、初めての単独取材です。自分のプレースタイルのこと、通っている順天堂大学のこと、参考にしているサッカー選手などサッカーの話や、趣味の話など、多岐に渡るインタビューになりました。
2人のインタビューは8月30日、京都戦のマッチデープログラムにてご紹介します。お楽しみに!
先ほど、昨日はチームオフ日と書きましたが、2人だけオフ返上で活躍した選手がいます。この日は柏市の消防訓練センターが「市民開放デー」を開催。朝9時半からレイソルの仙石選手と山崎選手、そして一日署長となったレイくんが参加しました。
この訓練センターは先月に完成したばかり。この日行われたのは消防車や救急車などの公開や、救助隊員による訓練の披露などです。レイソルの2人もいろいろなプログラムに挑戦しました。
2人はまず最初に水消火器訓練にチャレンジ。J:COM東関東の女性レポーター2人と競争をしました。署員の方に説明を受けて、いざ本番!
ところが、山崎選手の消火器だけが勢いがなく、ビリに。場内は大盛り上がり。「説明を受けている時に一度発射してしまったので・・・」と、本人は照れ笑いでした。
次は起震車に乗車しました。震度が5→6→7と上がるにつれて揺れも激しくなります。
震度6で机にしがみつく仙石選手たちのグループに対して(たぶん私も体験したらそうなると思います)、山崎選手は震度7でもこの表情。なんだかある意味大物です。
防火衣着装体験もありました。重さ約20kgのボンベを背負って敬礼する仙石選手。このあとさらにマスクをかぶりました。
そして、自分のサインに犬の絵を入れてしまうほど犬好きの山崎選手は救助犬に興味津々の様子。
最後ははしご車に乗って、高さ30mまで急上昇する体験をしました。
体験を終えて、仙石選手は「小さい頃の夢は消防士だったこともあります。防火衣は本当に重いうえに暑くて、これを着てビルの4?5Fまで駆け上がる消防士の方は大変な仕事なのだということがよく分かりました」と感心しきり。
一方の山崎選手は「楽しかったです。柏にこのような施設があるのは知りませんでしたが、貴重な体験をさせていただいて、本当にありがとうございました」と笑顔で話していました。
ちなみに仙石選手は今日、この活動がHPにアップされることを知らされて、「えーあれを載せるんですか?やめてくださいよー」。ごめんなさい、貴重なホームタウン活動なので、ご紹介させていただきました。
そして、今日は施設休館日のため練習見学はできませんでしたが、明日からまたご見学いただけます。午前練習と午後練習がありますが、どちらもまだ暑さが残っている可能性がります。どうかお気をつけてお越しください。