2009年9月15日

目と目で通じ合う

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担当:河原 正明

今日は午前と午後の2回柏市役所へ行ってきました。皆様にももうじきお知らせできると思いますが、新たにレイソルの選手が登場するポスターが作られます。クラブでは初となるコラボポスターです。そのポスターを市内の公共施設や高校・大学などの学校にも掲出していただくための打ち合わせも行ってきました。詳細はもう少しお待ちしてくださいね。 

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さて、今日ご紹介するのは皆様も良くご存知の公文栄次通訳、通称エイジーニョ。今、レイソルでも屈指のハードワーカー。練習前のミーティングから、練習中はもちろんネルシーニョ監督、エドワルドコーチに、そしてフランサ、ポポ、ハモンの3選手の通訳を一手に引き受ける。(もちろん木村通訳もシジマールGKコーチだけでなく公文通訳のフォローをしていますよ)。ちなみに試合中ネルシーニョ監督の通訳をするときは思いっきり「関西弁」です。でも今ではその語感といいますか熱伝導がむしろ標準語だと「物足りない」と思うようになってきたので不思議です。
 
 今日も午前練習後にハモン選手、昼食を挟んでポポ選手の取材に、練習後にもフランサ選手、エドワルドコーチの新聞記者取材の通訳と休む暇もなく次々と通訳を広報からお願いしていましたが、嫌な顔を一つせずに対応してくれまして。肉体的にも、精神的にも疲れやストレスが溜まることもあるであろうこの仕事ですが、公文通訳と話していて思うのはすごく「目と目で通じ合う」、相手が目をじっと見ていることが多いなということ。それから自分が思う良い通訳の条件のひとつですが、相手を何を言いたいのか理解して、それを相手に分かるように伝えることのできる「気配り」のできる男だなと。「目と目で通じ合う」には先に「言葉で」理解し合わないといけないのですが、この写真での表情を見るとブラジル人選手・スタッフからは全幅の信頼を得ていると感じます。
こうした人たちが支えていることで、異国の地で戦う選手、スタッフがストレス少なく戦うことができる。それがここ数試合のチームに良い影響をもたらしてくれているのは間違いないでしょう。次の試合、監督の隣で闘う公文通訳にもご注目を。

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 チームは2部練習でした。午後は名古屋戦出場メンバー以外の選手でハードな紅白戦を。フル出場した柳澤選手も「疲れました」というほどでした。次の広島戦にメンバー入りする選手は誰か?明日からも引き続き選手同士で競争の中、繰り返し共通の感覚を会得・確認する作業が続きます。