体果てるまで
担当:大重正人
シルバーウィークの連休、いかがお過ごしでしょうか。日曜日、広島戦をものにできていれば、もっと晴れやかな気分で祝日を過ごせたかもしれませんが……それでもチームが良化している手ごたえは、一同つかんでいます。あと8試合、もう8試合。勝ち点を逃さない戦いはできています、あとは勝ち点3だけ。
今日の午前はフィジカルトレーニング。広島戦で先発したメンバーは、トレーニングマッチ免除。今日は軽めの調整……とネルシーニョ監督が特権を与えるわけもなく、当然のようにウェイトからスピード系のメニューをみっちりと。選手たちは「全然キツイよ」と鍛え上げられます。ここのところ試合で足をつらせてしまう場面を目にしますが、それだけネルシーニョ監督の求める運動量がハンパなく、またそれに応えようと選手たちがキックオフから目一杯ハードワークしている証拠でもあります。このハードワークが少しでも長い時間キープできれば。そのための厳しい厳しいダッシュ。果たして、勝ち点3も引き寄せられるはずです。
午後はトレーニングマッチ、中央大学戦。広島戦でポポ選手と小林祐三選手がイエローカードをもらってしまい、次の大分戦は出場停止です。これまで主戦だった近藤選手が出場停止明けですが、今のところスタメンは2つ空席。この試合でチームの力になれることをアピールできれば、チャンスが広がります。
スコアは4-0。ハモン選手の力強さは相変わらずのハットトリック、田中選手は同じ大学生相手では堂々たるしかけで持ち味を発揮。しかし、キックオフから相手の前線からのプレッシングがすさまじく、ボールをクリアしてもセカンドボールを拾えず、かなり押し込まれるところがありました。「ビルドアップから相手のプレスが来るけど、大事なところでミスが多い。全員がしっかり動いて、慌てずパスをつなごう」と井原コーチからもゲキ。
ピッチ状態があまりよくなく、パスをつなぐのが難しい状況。そこに相手の猛プレス。これは、次の大分戦のいい予行演習になりました。トリニータは、すべてにおいて今日よりレベルが上。九石ドームのトリニータは間違いなく強敵。でも、勝ち点3を奪うことが絶対の使命です。
お昼には、仙石選手と山崎選手がホームタウンへ。来年に開催される千葉国体の告知イベントで、柏市の吉田記念テニス研修センターへ向かいました。この柏市では「テニス」とデモンストレーション行事として「ペタンク」が行われます。ペタンクは、ビュット(直径3cmの木製)と呼ぶ目標球に金属製のボールを投げ合い、ビュットに近づけたり近づいたボールを飛ばしてみたりして得点を競うスポーツです。私も初めて聞いた名前ですが、「カーリング」のような感じでしょうか!?
サッカー選手の2人は正式種目の「テニス」にちなみ、フットテニスに挑戦。スタジアムDJのナラヨシタカさんの司会で、子供たちとペアを組んだり、リフティング対決をしたりと告知のお手伝いをしてきました。この模様はフォトギャラリーでも。またJ:COM東関東の「ホームタウン葛飾」でも10月ごろに放送される予定ですので、2人の奮闘ぶりをお楽しみに。最後に、あさって24日が非公開練習となりましたので、ご注意ください!