2009年9月26日

大分から

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「勝てた試合でした。勝たなければいけなかった。前半のチャンスを決めきらないと」
暑さ29度の猛暑のなか、90分戦い抜き、自分たちのサッカーはやり遂げたと感じました。シュート数は9対3。でも勝ち点2を逃したと悔やむ選手ばかり。

ただ守備に関しては、誰もが自信と手応えを感じています。想定していた大分の前線は1トップ2シャドー。しかし実際は2トップ気味。栗沢&杉山ボランチコンビが慌てることなくマークを受け渡し、相手のシュートをたった3本に抑えました。
「試合中にうまく修正できました。そういうところは成長していると思います」と栗沢選手。今までなら混乱をきたし、監督の指示がなければ修正できないことがありましたが、そんな危機管理、危機回避も可能とする力を身に付けています。

「点を取るために攻撃の質を高めないと。みんながもっとパス1本にこだわらないといけない。受け手の右足に出すのと左足に出すのとでも大きく違います」大谷キャプテンは自分も含めて全体の問題意識を問うています。もちろんチャンスを決め切れなかったことは個人の問題だけでなく、チーム全体の問題。ネルシーニョ監督はフィジカルと守備の改善に全力を尽くしてきました。少しずつ攻撃でも良化の兆しが見えているだけに、まだまだ諦めず、忍耐の時間を全員で乗り越えるより他ありません。

今のチームは、ブレていません。最後までネルシーニョ監督のもと、まっすぐに伸びる道を突き進む。残り7試合、目標はハッキリしています。ゴールはそこにあります!