2009年10月13日

東洋大学戦

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担当:大重正人

今日は午前午後の2部練習でした。日曜日の天皇杯に先発フル出場した選手たちは、120分以上もプレー。今日はランニングとストレッチを中心としたリカバーメニューのみで、早々に日立台をあとに。土曜にはリーグ戦のFC東京戦を控え、明日からのトレーニングに備えました。

その他のメンバーは午前中が同様のメニュー。そして午後からは東洋大学とのトレーニングマッチに臨みました。まずはDF陣の大黒柱、古賀選手が待ちに待った実戦復帰を果たしました。前半の45分のみプレー、相手の攻撃に脅かされるシーンがそれほどなく、手ごたえや評価を論ずるのはまだ早いといった感じ。8月2日の神戸戦で負傷して以来の実戦で「まだ迷いながらプレーしている」という言葉どおりではないでしょうか。もちろんここからフィジカルコンディションや試合勘を取り戻していくところ。まずは無事に第一歩を踏み出せたことはチームにとって歓迎すべき好材料です。残り6試合のリーグ戦、古賀選手の復活なくして、J1残留は語れません。

さて試合内容ですが、前半はピッチの中央になかなかボールが入らず、また相手DFラインの裏への動き出しも少なく、最終ラインからの効果的なビルドアップや攻撃がしかけられません。後半になって、ようやく大津選手が左サイドから裏へ抜け出すところへフィードが入るようになり、田中選手や工藤選手がゴール前でシュートチャンスを迎えるシーンが増えました。終了間際に田中選手がヘディングと、流れるようなトラップからの好シュートを決めて3-0で勝利しました。

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前半の先制ゴールは工藤選手がフリーになったところを落ち着いて決め、田中選手の3点目もアシストパスを通しました。しかし「今日の出来は……」と正直渋い表情に。先日の天皇杯で堂々のプレーを見せたあとだけに、及第レベルは間違いなく上がっているのでしょう。「内容はあまりよくなかったけど、今日はゴールという結果は残せました。天皇杯では思った以上にボールを収められたし、シュートも打てた。監督からいい言葉ももらえたし、いまは自分でも調子がいいので、もっともっと頑張りますよ!!!」。

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大津選手や田中選手を含めて、やはり試合に出ることで一気に自信を深められるのが若手選手の特権。もちろん北嶋、フランサ、ポポといった経験豊かなベテランFWも黙ってはいないでしょう。彼らが競争して、トレーニングで一番良いパフォーマンスを見せた選手を、わけ隔てなく起用するのがネルシーニョ監督。レイソルで今一番調子のいいフォワードをピッチへと送り出します。フォワード陣も総力戦です!!

最後に、、、FC東京戦の次の24日山形戦で、NHK-FMラジオ中継が決定しました。80.7MHzにあわせれば、千葉県の北西部から中部のほか、東京23区東部と茨城県南部の一部でも聞くことができます。もちろん日立台へ参戦いただければ最高ですが、ご都合の難しい方、特に運転中の方など、ぜひともラジオ中継でレイソルイレブンの戦いに耳をすませ、熱く燃え上がってください!詳しくは、こちらのページへ http://www.nhk.or.jp/chiba/channel/fm.html