2009年11月 9日

はじまり

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担当:大重正人

試合後にオフィシャルカメラマンさんからいただく写真を見ながら。。。
今日は、言葉はいらないと思いました。

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守って凌いで勝つ。
それが今のスタイルだから、ウチが勝つなら「1-0で守り勝つ」なんて、ひとり思ってました。ただ、そんな弱気な考えがよくないんだと改めて、「今日は3-0で勝つ」って目標を上方修正しました。と思ってたら、等々力の試合結果が伝わってきて、すると急に怖くなってきたんです。あれだけ残留することを信じていたのに。

でも選手たちは土壇場に追い込まれながら、そんな弱いメンタルではなかった。迫りくる恐れやプレッシャーを受け止めて、ぶつかって、全員で乗り越えた。3-0どころか、5点も獲ってしまうなんて。「速報打ってて、楽しかったしょ?」。スタンドで見守っていた南選手も笑顔で言葉をかけてくれました。


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サポーターのみなさんも同じく誰よりも強かった。「今日はいつもよりマスコミの人数が多いじゃないか。何を期待してんだ??その期待を裏切ってやろうじゃないか」と、相手を苦笑させるようなレイソルサポらしい笑いに変えて、そしてスタンドを一つにまとめあげてくれました。清水に負けると、あのサンバのリズムが3日は頭から離れないのに、今日はキックオフ前から試合後まで、サンバがうそのように残っていません。俺達が勝たせるんだという気迫が、レイソル選手に乗り移り、エスパルスを凌駕しました。高らかに歌い上げるボーイズオンリーが今も身体をめぐっています。

ただ、私たちは、まだ何も成し遂げていない。
これで燃え尽きてはいけない。今日燃えあがった炎を、もっと熱く燃やして
大切なのは、ブレずに戦うこと。
絶対にチャンスが来る。絶対にJ1に残る。
キタジが身をもって示してくれた、信じること。
拳を握って、胸を叩いて、声を上げて、残り3戦闘い抜きましょう。

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