2010年2月23日

ちばぎんカップ

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担当:大重正人

桐畑選手への新しい応援歌、カッコ良かったです! 勇ましい歌声が重く響いて、「2010年がいよいよ始まる」と胸の中で気持ちが高ぶりました。千葉のJリーグは、ちばぎんカップのおかげで、他の地域よりも2週間早く始まります。いま、ちょうど9時ぐらい。フクアリで応援いただいた方、チバテレビで録画中継をご覧になったみなさんが、今年のネルシーニョレイソルがどんなサッカーを見せてくれるのかと、深く見入ったことでしょう。

前半のシュート数は、1対7とジェフに圧倒されました。大谷選手や小林選手がコメントしてくれたなかに「ミスマッチ」という言葉がありました。ジェフは4-1-2-3、レイソルは4-4-2です。相手のセントラルMF(ボランチ)が3人に対し、レイソルは2人。ジェフの工藤選手と佐藤選手が前に位置し、後に山口選手が余るような形でした。レイソルの栗澤&大谷コンビで前の2人に対応すると、どうしても山口選手がフリーに。この山口選手を、レイソルの2トップがマークするのか、それともサイドの攻撃的MFが見るのか。その役割がはっきりせず、明らかに前半は「戸惑っていた(藏川選手)」感じでした。

MF初起用だった林選手と澤選手のコンビが結果を出し、先制したのもつかの間、ずっと守勢に追われていたレイソル。試合後に選手たちに水を向けると意外にも「抑えるところは抑えられて、我慢できていた」という声が多かった。見ている側とプレーしている側では、感じ方が全然違うものなんですね。後半、アルセウ選手が入って、ジェフと同じシステムになってからは、さらにマークがはっきりして守備が安定し、守備のベースは新しいメンバーが入っても根付いているように見えました。

「もっと攻撃的で、おもしろいサッカーを見せてほしい」。誰もがもつそんな期待に沿えた試合ではなかったかもしれません。ただ、サッカーは相手があってのもの。ジェフのサッカーは去年と大きく変化していて、プレッシングと攻守の切り替えが利いていて、完成度は明らかに上でした。皆さん重々承知だと思いますが、ジェフは間違いなく今季最大のライバルだし、改めて強いチームだと認識することができた。J2を勝ち抜くのは厳しいと再確認できた。これも今日の収穫のひとつです。

今日はパソコンの電源不良により、前半の最後の速報がお届けできず、申し訳ありませんでした。昨日、ホームページのリニューアルを行いましたが、試合速報について、モバイル会員の皆様に、よりメリットが増すようにシステムを変更いたします。試合後の監督・選手コメントは、モバイルサイトに多くのコメントを掲載いたしました。また開幕戦からはLIVE速報についても、情報配信時間について検討しておりますので、なにとぞご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

最後に今日のgood photo。
レイソルでの初出場初先発を果たした酒井選手。PK戦。仲間の成功と勝利を信じて、手を合わせ祈る様子が、なんとも初々しい。デビュー、おめでとう!!!

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