2010年2月23日

一夜明けて

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:石本瑞奈

ちばぎんカップから一夜あけて、選手たちはそれぞれリカバー、トレーニングに汗を流しました。
トレーニング組も、今日はフィジカルが中心です。私がグラウンドへ向かった時は、ラダーをやっていました。エドゥーコーチの張り切った声が響くなか、黙々とトレーニングに励む選手たち。その横ではネルシーニョ監督がじっと見守っていました。

100222_TR.jpg

その後、タイムを決めてのランニング。二手に分かれて、ひとつのグループは3分45秒、もうひとつのグループは3分50秒でグラウンドの周りを3周します。これを6セット。私が長距離走が大の苦手なので、トップアスリートだから当然とはいえ、バンバン走る選手たちを羨望のまなざしで見ていました。
ラップを設定しているので、速ければいいというものではありませんが、今日は仙石選手が張り切っているように見えました。最後の方はずっと先頭だった気がします。

100222_running.jpg

そして、GK陣に関しては、リカバーとか、そういった雰囲気はまったくなく、いつも通りの練習が行なわれていました。シジマールコーチの元気な声のもと、ひたすら蹴りこまれるボールをセーブしたりクリアしたり。「キーパーは最後の砦だから、どんな時もフィールドの選手たち以上に緊張感のある練習をしなくていはいけない」と聞いたことがあります。もちろん、フィールドプレーヤーには別のプレッシャーがあるので、比べるのはナンセンスですが、昨日のちばぎんカップでも、決定的なシーンを何度も止めていた菅野選手を見ていると、毎日の訓練の賜物なのではないかと思いました。

100222_GK.jpg

練習後、今季からキャプテンに就任することになった北嶋選手に昨日のちばぎんカップのことを聞きました。
「個人的には、プレーの感触は悪くなかったです。ボールに収まる感覚とか、そういったものが、調子がいい時のものでした」と振り返った北嶋選手。ただ、チームのことになると「チームとして苦しい時に、前に蹴られたボールをもう少し味方につなげられることができたらよかった」と反省点を挙げました。
そして、「今、うちは昔のイメージとは違う。自陣など低い位置でボールを奪った時に、フィニッシュまで持っていくために、もっと勇気を持ってドリブルや斜め前へのパスなどを使って、時間を作っていきたい」とも話していました。

100222_kitajima.jpg

今年はゲームキャプテンが大谷選手、チームキャプテンは北嶋選手となります。去年から大谷選手を陰で支えてきた北嶋選手が、今年は大役を任されることになりました。「今まで以上に、自分の発言に責任を持たなくては」と話していた北嶋選手ですが、レギュラー、控え、ケガ、メンバー外など、天国も地獄も味わったことのある北嶋選手ならではのキャプテンシーを発揮してくれると思います。

最後にお知らせです。年間シートの申し込み締め切りが明日に迫りました。お申込をご希望の方は、お早めにお願いいたします。どうしようか迷っていらっしゃる方も、ぜひお待ちしております。なお、締め切り後のお申込をご希望の方は、アソシエイツ事務局までお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。また、オフィシャルファンクラブ「アソシエイツ」の会員は引き続き募集しておりますので、まだの方はぜひお申し込みください。よろしくお願いいたします。