古賀正紘選手
担当:大重正人
夏真っ盛りの8月8日ヴェルディ戦、レイソルホームパーティーでは恒例の夏イベント「ゆかたデー」を開催いたします。ご来場の先着5,000名様に柏レイソルオリジナルうちわをプレゼント、またゆかた又は甚平を着てご来場の先着1,500名様に場内売店のドリンク一杯を無料でご提供する、「浴衣(甚平)限定!ドリンク無料券プレゼント」とWプレゼント。
そしてブログなどでおなじみのパッパラー河合さんに作詞・作曲いただいた『レイソル音頭』に合わせて、柏レイソルイベントレポーターとレイくんと一緒に踊る、「レイくんと盆踊り」をピッチ内で開催します。その盆踊りに向けて、先日イベントレポーターの、こみぃさん、ともちゃん、まみ汰さんの3人が日立台に来て、踊りの練習を行いました。試合当日は彩りあざやかな浴衣姿でみなさんをお迎えします。開場から15時50分まで先着100名様の受付、16時から20分間、レイくんやレポーターたちと一緒に踊りましょう?。非売品のオリジナル肩掛けビニールバックのプレゼントもありますから、ご家族、友達などたくさんのご参加をお待ちしております。
そして今日は、サポーターの皆様にとっては、さみしいニュースをお伝えしました。
古賀正紘選手がジュビロ磐田に期限付き移籍することが決定しました。2007年、J1復帰を果たしたばかりのレイソルにとって、超目玉の新加入選手でした。DFラインの大黒柱として、近藤選手との鉄壁コンビで、開幕5戦を4勝1分とスタートダッシュに大貢献。2007年から2009年途中まで、不動のセンターバックとして、レイソルの顔となりました。
思い出の試合を聞いてみると、加入初戦の2007年開幕のジュビロ戦、そして古巣に初勝利した2008年のグランパス戦を挙げてくれました。古巣との戦いでは、連続して不運が続きました。2007年ホームは出場停止、2007アウェイは一発レッド、2008アウェイは警告2回で退場......「そこまで気にしてるわけじゃないんですけど、なぜかこういう結果になってしまうんですよね...」。そして2008年秋のホーム、残り20分からの大逆転勝利。胸のどこかに秘めた特別な思いと、大きな肩の荷物がすっと軽くなったのでしょう。人目をはばかることなく目頭を抑える背番号5にすごく驚いたとともに、こちらもすごく感動させてもらったことをよく覚えています。
若手選手の誰もが「古賀さんとプレーするとすごく落ち着く」と口を揃えました。圧倒的な存在感と安心感。昨年痛めた足首の故障から、小さな故障があいつぎ、なかなかベストコンディションでプレーできませんでした。しかし体調も整い、それまでの10年以上の実績と大きな経験を買われ、磐田へ旅立つことになりました。「レイソルでプレーできないことには残念な気持ちもあります。でも新しいチャンスをジュビロからいただいて、いまチャレンジする時が来たと思います。悔いのない人生を送れるように頑張ってきます」。
私も2007年1月からレイソルで働く機会を頂きました。初仕事だった新体制発表会に並んだ阿部嵩選手、大島選手、水谷選手、大久保選手、池元選手、阿部吉朗選手、アルセウ選手、そして古賀選手。今季所属選手のうち2人だった同期生は、アルセウ選手だけになってしまいました。
古賀選手が2007思い出の一戦に挙げた開幕のジュビロ戦。はじめて見た公式戦で4-0と胸のすくような快勝劇の主役となった古賀選手、菅沼選手、フランサ選手。そんな彼らがこの日立台にいないことは、本当に淋しい。でもサッカーチームはずっと同じでいられるわけはないし、いろんな移ろいがあるなかで、真の強さを追い求めていくものでないといけません。今回、大きな決断をした古賀選手を心から応援したい。ヤマハスタジアムで菅沼選手とともに活躍するところを見せてくれると信じています。手を振って、気持ちよく見送りたいと思います。ガンバレ、コガちゃん!!