2010年8月 6日

7,766分の4

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担当:河原 正明

 午後3時過ぎ、渋滞で遅れて到着した西が丘サッカー場。急ぎ車のドアを開けた瞬間に聞こえてきた歓声。黄色いユニフォームを着た応援団の歓喜の姿を確認してレイソルが得点を挙げたことを確認しました。
 真夏の15時キックオフだった、第34回全国少年サッカー大会 準決勝。強力な日差しをよける場所が全くといってないこの会場ですが、大変多くの観客が集まっていました。3年ぶりに西が丘までたどり着いたレイソルU?12。1次ラウンドは2位で通過となったものの、決勝トーナメントをしぶとく勝ちあがり関東に戻ってきました。
 立ち上がりの緊張感の中、高い位置でボールを奪えたレイソルのペースで試合が進みます。「よく先制した(村井監督)」前半を1?0で折り返したレイソルイレブン。しかし、ハーフタイムには村井監督からは注意が促されます。「準々決勝の自分たちの戦いを思い出せ。試合は最後までわからないぞ!」自分たちが後半のアディショナルタイムで追いついた準々決勝、最後まで追いつこうと粘ったのは自分たち。今度は追われる展開です。

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 後半立ち上がりはペースを掴みますが、やがて一進一退の攻防に。「守るだけのサッカーは考えていなかった(村井監督)」レイソル、攻め続けた後の相手のクリアボールがDFラインまで届き、カウンターで同点とされます。「一瞬でやられました」失点場面を振り返った村井監督。
しかし、さらに相手の勢いが増し、セットプレーから逆転を許してしまいます。アディショナルタイムも残り30秒、最後のCKも体を張った相手DFにクリアされてゲームセット。試合終了のホイッスルが鳴ると同時にしゃがみこんでしまった選手たち・・・。

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 レイソルU?12は今日の試合で敗退となりました。あと一歩でタイトルに届かず。村井監督は「選手たちは良く頑張った。いい経験をしたと思う」とねぎらいました。全国7,766チームの頂点を目指し、千葉県305チームの代表として臨んだ今大会。実は登録の関係で参加できなかった6年生の選手も3名います。「彼らへの思いをもって戦ってくれたのでしょう」とは昨年までコーチだったトップチームのチェ・ファン通訳。全員で勝ち取ったベスト4、胸を張っていいベスト4です。悔し涙の向こうには次の扉が待っています。次を目指してまた頑張ろう!
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 今日の午後、レイくんは柏市役所へ。昨日8月5日に柏市の人口が40万人に到達、記念プレートが市庁舎に飾られることになりチーバくんと一緒にお邪魔してきました。平成元年4月に30万人を越えてから21年、旧沼南町の合併を経ての大台クリアでした。次は50万人、何年後かはわかりませんが、その頃には柏市民なら一度はレイソルの試合を観たことがある、と言ってもらえるようにしたいものです。
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【左からレイくん、秋山柏市長、チーバくん】

 さて、最後に明日8日より後半戦9月以降のホームゲームチケットがアソシエイツ会員向けに発売となります。また、14日からの一般販売より新たに「VRホーム指定席」を新設します。これは従来「ビジター指定席」をとして販売していたメイン側サイドスタンド、アウェイ寄りの席です。サポーターの皆様には2008年まで「MR席」と称していた座席といえばわかりやすいでしょうか。今年のイエローハウスでも何度か話題となりましたが、今回販売分以降の7試合を対象とし改めてホームチームのサポーター向けに座席を増やすこととしました。レイソルをスタジアムで初めて体験する方にもお手軽にご購入できるように価格もエントリー向けのお得なセットチケットを用意しました。ぜひ、お友達・ご家族に「こんなチケットがあるよ」とお声かけいただければと思います。
 また、明後日のヴェルディ戦のチケットですが、おかげさまでホーム側のチケットが残り少なくなりました。当日券はSS席以外はご購入しにくいことが予想されます。ご観戦をお考えの方はお早めにお近くのローソンでお買い求めください。