今季初
担当:河原 正明
「苦しい試合になってしまった」試合後の監督が「アクシデント」と呼んだパク選手の退場。これでホームで2試合連続で前半に1人失っての戦いを強いられることになりました。最後まで勝ちを目指して一人少ない中、最後まで選手たちは走り続けたと思います。もっともそれ以上にヴェルディは走れるチームへと変化を遂げていました。前線から両サイド、中盤も運動量が最後まで落ちなかったと思います。今日の敗戦は今季20試合目での初黒星。「悔しい」とどの選手も口にしていましたが、いつかは記録は途切れるもの。我々の目標はまずは「J1昇格」。それだけを目指してに進むこと。記録はまた後からついてくるはずです。
一方で、新しい力もレイソルに加わりました。今日の試合、新外国人選手のホジェル選手が早速出場を果たしました。監督が「相手のリズムを崩したかった」と前半19分と早い時間でのお披露目となりました。「中断後勝てていない中で補強に来ているのだから、しっかり点を取らなければいけない。ただ連携を含めて、悪いところより良いところのほうが多かったし、1人少ないことでみんな一丸となって戦えた」と試合後に話していましたが、チーム最多となる6本のシュートを放ち存在感を示してくれました。ネルシーニョ監督も「彼はフィニッシャータイプ。ペナルティエリア付近では危険なプレーをしてくれた」と評価、「シーズンの終わりには欠かせない選手となるだろう」と今後Jリーグ、レイソルのサッカーにフィットすることで飛躍してくれることに期待大です。
さて、今日は鎌ケ谷デーにゆかたデーとイベントが盛り沢山でした。今年も暑い中でしたが試合前には多くのサポーターの方がピッチ上で「レイくん音頭」を楽しんでいました。みなさん、楽しめましたか?
残念ながらチームの連続無敗記録は止まりましたが、今日の試合は36分の1。しかし、次節はパク選手にレアンドロ選手を欠く戦いを余儀なくされます。今こそチームの本当の力を試されているのだと思います。ネルシーニョ監督も「この教訓を生かして次節こそ勝ち点3を」と話すように、明日から愛媛戦に向けてトレーニングです。
今日も最後まで熱いご声援ありがとうございました。ここが踏ん張りどころです。来週もよろしく応援お願いします。