2010年8月 7日

選手から中学生に

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担当:大重正人

今日は日立台にたくさんのお客様がお越しくださいました。芝浦工大付属柏中学校サッカー部のみなさんです。明日のヴェルディ戦でご招待する「B to Jシート」。いつもは中学校を訪問してチケットを寄贈するのですが「ぜひプロの練習を見たい!」という部員や先生、保護者あわせて40名以上の皆様を試合前日にお招きするという逆パターンになりました。

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試合会見場で待つみなさんを訪問したのは、北嶋選手と小林選手でした。チケットを手渡した後、恒例の質問コーナーに。「僕はディフェンダーですが、足の速いFWや、テクニックがある選手と対戦するときは、どう対応すればいいでしょうか?」「僕はサイドバックをやっていますが、逆サイドにボールがあるときに心がけていること、注意すべきことは何ですか?」。これに祐三選手は「いつもは、彼女はいますか?みたいなのが多いんですが、すっごく専門的な質問ですね」と北嶋選手と顔を見合せて驚き、そして笑顔に?

そんな切実な中学生の思いに、しっかり使命感をもって祐三選手が答えます。「相手のフォワードと戦うときは、自分が何で上回れているかをまず考えます。自分はスピードがある方なので、そこの部分での勝負に持ち込めるようにと思っています。逆サイドにボールがある時は、基本自分は一番ボールから遠い所にいて、キーパーの次に全体をよく見られるポジションだと思うんです。だからどこか危ないかというのを感じながら、そこを消すようにしています」。北嶋選手もフォワードの選手から1対1でのポイントを聞かれ、「キーパーの重心が右にあるのか、左にあるのか、シュートを打つギリギリの瞬間まで見極めてから狙うようにしています」。

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そして最後に先生から「試合前日はどのような調整をしているんですか?」という質問。祐三選手は「試合前日はミニゲームでリラックスした軽いメニューです。心と体をメンテナンスするという感じですね。1週間のなかで、みんな一番楽しくプレーできる日でもあります。『プロの選手もサッカーが大好きなんだなぁ』と感じてくれると思いますよ。」

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そして練習グラウンドへ。中学生のみんながまぶしい夕陽のなか、懸命に選手たちのプレーを目で追っています。大きな声を上げてゴールを喜びあう姿、祐三選手も楽しげな笑顔が絶えません。「明日は、みんなに何かを感じてもらえるような試合とプレーを見せたいです」。サッカーとレイソルをもっともっと好きになってもらえるように。明日のヴェルディ戦、キックオフは18時です!当日券も若干残っております。芝浦工大付属中学校のみなさんも、真夏の日立台で一緒に燃えましょう!!

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