2013年3月28日

マンU撃破!

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担当:大重正人

早朝、遠くアメリカからビッグニュースが届きました。アメリカへ遠征しているレイソルU-18チームが、ダラスカップの3試合目で、あのマンチェスターユナイテッドU-19チームを破るという快挙を成し遂げました!フェイスブックでは、現地での喜びに沸く、レイソルイレブンの笑顔いっぱいの写真がアップされています。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10151601051166155.1073741832.114717986154&type=3&l=eea7974282
http://www.douglasfejer.com/2013//DallasCup/2013-03-27a/01/index.html

もちろん、トップチームに多く在籍するレイソルU-18の先輩たちも、驚きと喜びを隠せません。太田徹郎選手は中学3年の時、ナイキプレミアカップに出場し、イングランドでマンUと対戦しています。「悪い内容ではなかったと思いますが、自分たちより小さな選手もいたのに、勝つことができませんでした」。工藤選手世代も2年生ながら参加した選手も多くいます。工藤選手はその遠征メンバーに選ばれなかった悔しさを乗り越え、いまの飛躍につなげました。

昨年もU-18はダラスカップに出場しました。グループリーグ3試合で、1勝1分1敗。惜しくもベスト4に勝ち残ることはできませんでした。木村裕選手が当時のことを振り返ってくれました。「自分はケガをしていて練習試合にしか参加できませんでしたが、エバートンの選手は本当にデカくて、190cmぐらいあったと思います。それに少しビビってしまったかもしれません。今回マンUに勝てたのは、みんなビビらずに自信を持ってやれたんじゃないかと思います」

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同じく秋野選手です。「シモさんのフェイスブックでマンUとクラブアメリカの試合を見ましたが、すごくレベルが高かった。そこに勝てたのは本当にすごい、2-0で完封できたこともすごいです。やっぱり嬉しいですよ!!」と笑顔がこぼれます。もちろん試合で得られる経験もありますが、現地では選手たちは2人一組になってホームステイしているそうです。

「去年は大島康樹と一緒でした。自分の宿泊先は日系人の方の家で、米とか日本食を準備してくれていました。ラーメンも出ましたから。ひらがなで『らあめん』って書いてましたけど(笑)。それに試合の合間には自由な時間もあって、いろんなところに連れて行ってもらったりもしました。大統領が撃たれたところにも行って、どの現場の道路には『バツ印』がついていたんです」。ダラスといえばケネディ大統領が凶弾に倒れた悲劇の地。大変悲しい出来事ではありますが、世界的な歴史の地を訪れて、見聞を広めることも大切なことです。それもサッカーを日々やってきたからこそ得られる新しい経験。マンUからゴールを奪った大島選手も、去年の経験をしっかり力に変えたことでしょう。

今日は午後から「on the way」の取材に出かけました。今回で節目の20回目!というわけではなかったのですが、奇しくも背番号20の茨田選手です。「20回目というのもそうなんですけど、名前に『陽』という字が入っていたり、5月30日の誕生日にデビューできたり、その誕生日がレイくんと同じだったり(笑)。。。やっぱり自分は何かレイソルにいるべきというか、そういう運命のようなものがあるのかもしれないですね」。

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小学4年生からレイソルU-12に加入した生え抜き中の生え抜き。今日のU-18勝利を喜ぶ一人ですが、彼も海外遠征で、サッカー人生を大きく左右する出来事を経験しました。高校2年生の時、1歳上の工藤選手や酒井選手らとともに、スペイン遠征に2回挑戦しました。ブラジル代表やスペインの名門クラブを破る快挙を成し遂げながらも、直後の試合で「センターバックをやっていて、ボランチに付けるパスをドスサントスの弟にカットされて、そこからものすごいミドルを決められた。あとのことは真っ白であまり覚えていないけど、その失点シーンだけは鮮明に覚えています。本当に悔しかった」

でも、その経験は、プロ選手・茨田陽生の大きな糧となっています。「あの試合は勝たなければいけない試合だった。うまくやろうとしすぎずに、簡単にシンプルに、もっと勝ちにこだわるプレーをしてもよかったのかもしれないです」。ユース時代もタイトルの懸かった試合になかなか勝てなかったこともありましたが、その悔恨があったからこそ「勝たなければいけない」天皇杯の決勝戦で勝ちにこだわるサッカーができたと。若いながらも濃密だったアカデミー時代を中心にたくさん語ってくれました。「村井スペシャル」の話、笑わせてもらいました。ホームページやモバイルレイソルで順次公開していきます。

本日、お邪魔したのは、日立台から歩いて10分ほどのところ。常盤線沿いにあるカフェ「Takiko's Sweets」さんでした。季節ごとに入れ替わるバラエティに富んだ手作りケーキをメインに、ランチや夕食などをいただけます。かわいいウサギのイラスト、絵本や人形など、特にカップルや女性グループ、小さなお子さんをお持ちのご家族は、大変楽しい時間を過ごせるのではないでしょうか。日立台にお越しの際は、お立ち寄りいただければと思います。長い時間となりましたが、楽しいカフェタイムをありがとうございました!!

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