2011年3月 6日

帰ってきました!

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担当:河原 正明

 日立台にJ1リーグのレイソルが帰ってきました。今日はJ1リーグ唯一のナイトゲーム。実は10年前のJリーグ開幕戦と同じカードでナイトゲームでした。今日を迎えるにその時と同じ結果(2?1でレイソルが勝利)となることだけを願っていました。結果は・・・レイソルサポーターの皆さんも望んだとおりのものを手にすることができました。

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 今日は「HITACHI DAY」。クラブスポンサーである日立製作所のスポンサーデーということで、中西執行役社長が花束贈呈と始球式にも参加。サポーターの皆様にも大きな声援で迎えていただきました。
 セレモニーが終わり、そのままピッチ脇に。黄色いサポーターが3方を囲み、オレンジの壁がサンバのリズムを刻み続ける。スタジアムを包む高揚と緊張がビンビンと伝わってくる。「本当にJ1に帰ってきた」と震えるような感動でした。そして19時4分、キックオフの笛がなりました。

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 試合は序盤は互角の展開。しかし、レイソルが徐々にペースを握っていきます。そして前半21分、待ちに待った今季初ゴールはこの人の左足から生まれました!
 今季公式戦初ゴールでもありますが、コンパクトなスイングから振りぬいたボールは相手GKの手の届かないところにズバッ!と決まりました。顔をクシャクシャにして喜ぶワグネルに、吼えるドンヒョクとタニが熱い抱擁で祝福します。今日はブラジルから来た家族も観戦していたのですが、パパのゴールに大喜びしていたことでしょう。

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 後半も前線の祐樹と順也が豊富な運動量で相手のペースを崩してチャンスを作ります。何度もセットプレーの機会がありましたが、相手にしてみればレアンドロとワグネル、どちらが蹴るのか判らないのは脅威のはず。
 後半20分には、ワグネルが右足であげたクロスのこぼれをパクが右足で蹴りこんで2点目。サポーターをあおるパクヒョンに熱狂で応えるサポーター!
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 そして「ヤマト」のテーマが流れ出した3分後、カウンター攻撃で茨田からレアンドロへ絶妙なパスが通ると、これを冷静に決めて3?0!!さらに熱狂のるつぼと化すスタジアム!これが試合を決めるゴールとなりました。
 タイムアップの笛と同時に沸きあがった大歓声にホッと大きなため息と、嬉しい声が出ました。

 試合後大谷主将も「正直、勝ててホッとしました。自分たちに寄せる期待も感じていたし。今日は去年からやってきた、自分たちの自信があるサッカーを披露することができた。ホームで開幕を迎えることができるのは幸せ。こういう結果はいいスタートダッシュが切れる。今日は全員がチームのために戦っていた」と振り返るように、GK菅野からFW大津まで11人が90分全力を尽くした結果の勝利です。
 最後にJ1リーグを日立台で勝利してから482日、こちらも奇しくも相手は同じ清水エスパルス、ようやくJ1リーグ通算199勝目をあげました。いよいよ200勝にも王手です!
しかし「今日は今日。つぎは誰が試合に出るか判らない。すぐに次の試合に向けて準備しないといけない」と大谷主将が話すように、厳しい出場争いも開幕しています。

 今日は多くのお客様にご来場いただきありがとうございました。次のホームゲームは19日の仙台戦です。この勢いに乗って200勝目を敵地であげて凱旋してきたいと思います!今日の雰囲気をまた二週間後にもお願いします。では。

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