2005年10月30日

更新日:10/30 20:52

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本日の担当:横井孝佳

今日のレイソルは、かつてないほど沈うつな空気に包まれていました。選手も、そしてわれわれスタッフも。
ラモスコーチの言葉を借りましょう。
「3 連敗して、昨日あんな負け方をして、今日笑ってるほうがおかしいよ。でも明日はダメ。明日になったら、笑顔はできなくても気持ちが切り替わっていなきゃプロじゃない。あなたたち(記者の方々)、もうレイソル落ちるんじゃないかと思ってるでしょ。ジョウダンジャナイヨ。レイソルは勝つしかないんだ。(天皇杯を含めて)ホームで3つ、勝つんだよ」
出た…レイソルに来て初の「ジョウダンジャナイヨ」…。おかげで少し、前向きになれました。
そして午後2時から日立柏サッカー場で行われたJユースサハラカップ、対コンサドーレ札幌戦を観戦。業務の都合で前半のみでしたが、何と言いましょうか、癒されました。
もちろんトップとのレベル差はあります。コンサドーレが1、2年生のみの新チームだったことも加味しなければなりません。しかし何なんでしょう、このすがすがしさは。ひたむきにボールを追いかけ、労を惜しまずスペースへ走り、果敢に勝負を仕掛ける。純粋に勝利を求め、チーム一丸となってプレーする姿がそこにありました。まるで絞りたての無添加果汁100%ジュースを飲んだような、自転車で下り坂を駆け下りるような、そんな清涼感。
大谷選手をはじめ何人かトップの選手も観戦していましたが、きっと胸に響くものがあったはずです。シーズン後半に来て、うっ憤も疲れもたまっているでしょう。しかしこんな状況だからこそ、つまらないプライドなどかなぐり捨てて、チーム一丸となって勝利を掴むために全力疾走してほしい。そんなことを、またまたお土産にいただいた白い恋人をかじりながら考えておりました。