2016年2月 5日

指宿キャンプ14日目

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担当:大重正人

キャンプ打ち上げまで、あと2日。その総仕上げとして、トレーニングマッチが行われました。同じ指宿でキャンプを張る浦和レッズと2年ぶりの練習試合。30分×4本。レイソルは鹿屋体育大学戦と同じく、多くの選手が60分間プレーしました。

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1本目。立ち上がりから、相手のビルドアップに対し、レイソルが猛然とプレッシング。相手GKや最終ラインに激しいプレッシャーを与え、奪ってすばやくゴール前まで運び、リズムをつかみました。先制点もプレッシングから。ディエゴオリヴェイラ選手のプレスから大津選手が左足のクロス。中央でフリーになったエデルソン選手が右足で合わせ、最高のスタートを切りました。

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2本目。レッズの反撃、左サイドからのクロスをヘディングで押し込まれ、同点とされます。しかしすぐに反撃。右サイド裏へ抜け出したエデルソン選手が、中央へ折り返し。ここに大津選手が飛び込んで右足のシュートが決まります。エデ&ユウキのコンビで2点を奪い、再び勝ち越しました。2点目の直前、レイソルDFの背後をとられ、GKとの1対1の大ピンチ。これを中村航輔選手がブロック!この好守からのフィードが追加点の起点となりました。

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続く3本目。ここからメンバーが入れ替わり、フレッシュな選手たちがまた出足鋭く、レッズの選手たちに襲い掛かります。通算83分、右サイド太田選手のドリブルから前線へパスが通ると、これを受けた大島康樹選手が仕掛けます。前には日本代表DFの槙野選手。「自分の得意な形でした」とドリブルで半身かわすと、相手の足の間を抜くシュート、ゴールマウスをしっかり捕えるファインゴール!チームメイトもこのプレーに本当に嬉しそうにして、祝福に駆け寄りました。4本目は1点を返されますが、4本合計3-2にて勝利。メンデス監督の初陣を飾りました。

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大島選手に話を聞きました。「始動からの1週間、日立台でのトレーニングの中で、監督に自分のことをもっと印象付けなければいけないと意識していました。シュート練習も全部決める!とか、そういうふうに練習していました。このキャンプは身体づくりの面もあって、きつい練習も多かったんですが、この前も今日も身体が結構動いて、こういう練習はみんなと励まし合いながら、『終わった後にやりきった感』もありますし、今は状態もよく、ケガもなく、試合にベストのコンディションで出るためにいいんだと思います。

今日の1・2本目の相手のメンバーを見て、自分の対戦する相手を確認して、槙野選手もそのなかにいて。ちょうどおとといぐらいに昔のタニくんの記事を読む機会があって、1、2年目のころの話で、『練習でないと失敗できない。公式戦はみんなの生活が懸かっているし失敗できないけど、練習だからこそ失敗できる』というようなことを言っていて、それが自分の中にすごく響いたんです。だから思い切ってチャレンジしていこうって。

今日の相手に槙野選手がいることが分かって、でも怖いなという気持ちより楽しみだという気持ちが強く湧きおこって、ボールを持ったら仕掛けようと思っていました。ゴールシーンは自分の得意な形で、また抜きシュートがきれいに決まってすごく嬉しかった。試合に出ることが目標だし、そのためにはやっぱり点を取って、結果を出し続けることが大事で、監督にあいつを試合に出せば点を取ってくれると思われるようにならないといけない。点には今まで以上にこだわっていきたい』

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またメンデス監督もこの指宿キャンプまでの時間をこう振り返りました。
「ここまで強度の高いトレーニングをやってきた中で、選手たちは非常にやってくれた。このキャンプでも選手に求めてきた戦術の理解や考え方も、随所に見られました。まだまだ修正しなければいけないことや課題もあるが、常勝軍団の浦和と対戦して、非常に良いトレーニングができた。今季、新加入選手を含めて、我々は今チームの戦い方、構想、それらすべてを再編しているところ。これからチームの戦い方が統一され、うまくはまってくれば我々の戦い方はより強固になると思います」

ただこの日の目的について「大事なことは今日何点入ったかや、勝敗ではなく、我々がこれまでやってきたことを実戦で落とし込むことができたという点。それが今日の一番重要なところだった」と結果だけに一喜一憂するのではなく、しっかりと次の試合に向けての道筋をまた見つけた、そんな試合だったように思います。

明日で指宿キャンプは打ち上げです。午前のトレーニングは室内のみとなり、急な変更で申し訳ございませんが、グラウンドでのファンサービス対応はありませんので、あらかじめご容赦ください。日曜日はOFF、月曜は施設休館日ですので、また火曜日から日立台のグラウンドで躍動する選手たちの姿をぜひご覧いただければと思います。

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