巻き返しのための1ヶ月
担当:石本瑞奈
オフ明けの今日は、いつも通りの二部練習。午前中はフィジカルトレーニングで、ドリブル、ジャンプ、加速、シュートなど、いろいろなメニューを混ぜながら複合的に行っていました。
午後練習の前にはミーティングがあり、リーグ戦が中断している約1ヶ月の間、どういう練習をして巻き返していくかという話が出ました。
その後、午後のトレーニングへ。正直、今年の中でもかなり激しいものになったと思います。9対9のトレーニングだったのですが、ボールを持っている選手のところへ数名の選手が積極的にボールを奪いにいく。暑さの中、疲れるトレーニングだったと思いますが、選手たちは積極的に声を出し合っていました。たぶん、これも今年一番だったのではないでしょうか。プレー中もあちこちから指示が飛び、終わってからもそこかしこでプレーの修正点を話し合っていました。それは選手同士だったり、コーチと選手だったり、監督と選手だったり。石川選手は「去年はこれが普通でした。もちろん疲れますけど、みんなで頑張ってやっていきたい」と疲労の中にも充実感をにじませていました。古賀選手も記者の質問に「悔いを残さないようにやりきっていきたい」ときっぱり答えていました。
今年やろうとしている、「自分たちでボールをキープして相手を崩していく」サッカーと平行して、去年までの「プレッシングサッカー」という土台をもう一度見つめ直す。リーグ戦の中断期間にやることはたくさんあります。私がそばで見ていて感じたのは、選手たちが積極的に取り組んでいるということです。現在リーグ戦17位という順位は厳然として存在していますが、浮上していくために、チームがひとつになっていることだけは確かです。あとはリーグ戦が再開した後、どう結果を残していくかだと思います。残り21試合。選手たちは誰も諦めていません。
最後にお知らせです。ご存知の方も多いかと思いますが、去年までのマッチデープログラムには「サポーターズ・ボイス」というコーナーがありました。今、レイソルの成績は苦しいですけど、こんな時こそサポーターの皆さまからの熱いメッセージをお願いできればという思いから、復活させることにしました。再開は5月30日のマッチデープログラムからです。応募方法は昨年と同じく、メールでお願いします。マッチデープログラム「Vitoria」の「サポーターズボイス」宛てでご応募ください。レイソルへの熱い思いを、ハンドルネームを記載の上、投稿ください。30日の清水戦に発行する第152号の締め切りは、あす27日いっぱいとさせていただきます。それ以降に到着した分は6月3日の神戸戦に発行する第153号に反映していきたいと思っております。もちろん、全員の皆さまのご意見を反映させることはできませんが、こちらからの情報の一方通行にならないように、少しでも皆さまのメッセージをお伝えできればと思っております。ご応募、お待ちしております。