2006年3月31日

更新日:3/31 22:21

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本日の担当:種蔵里美

桜は満開に近づいているのですが、ここ数日は本当に寒く、お花見をしたら風邪をひいてしまいそうですね。日立台も練習中に強く冷たい風が吹き、耳が痛くなるほどでした。
チームは午前9時半より1時間弱の最終調整を行い、午後はバスで前泊先に向けて出発していきました。
平山選手が左太もも裏を痛めていることもあり、今週は様々なポジション、システムが試されてきました。ここ2試合、自分たちのリズムに相手を引き込むことに苦労してきたレイソル。明日のヴェルディ戦ではとにかく原点に戻って前線からしっかりとプレスをかけていきたい。そんな声が選手たちから多く聞かれました。「この2試合得点がない。やっぱり僕としては結果を出さないと」。北嶋選手はかなり厳しい顔でこう語っていました。

中澤選手の左ひざ靭帯損傷による離脱は、残念でなりません。
北嶋選手も自身の公式サイト(http://www.kitajima-hideaki.com/)で語っているとおり、練習中の姿勢、チームを盛り上げる心意気、スタッフへの心配りなど、副キャプテン・中澤聡太にしかできないことは多々あります。長いシーズンですから、しっかり治して戻ってきてもらいたいものです。近藤選手(現在は筋トレやウォーキングをこなしています)や根引選手、落合選手、石川選手(股関節痛により別メニュー調整)、大河原選手(もうすぐ合流できそうです)、山下選手、中谷選手、リカルジーニョ選手(左ひざを痛めています)、藏川選手(足首に痛みが出て今日は別メニュー)、平山選手の別メニュー調整の選手たちも日々、復帰を目指して頑張っています。
一致団結・総力戦で戦っていくのですから、代わりに入った選手たちがこうした選手たちのぶんまでしっかりと戦ってくれるはずです。
フランサ選手も言っていました。「去年苦しんだ若い選手たちがこうしてハッピーな顔をしているのが何よりも嬉しい。勝っているから雰囲気もいい。チームが結果を出しているし、自分もその力になれるのを待っている」と。
東京ヴェルディ戦、スタジアムをレイソルイエローでジャックして、しぶとく勝っていきましょう!

2006年3月30日

更新日:3/30 23:29

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本日の担当:横井孝佳

「世の中に…」の短歌を詠んだのは在原業平だったそうで。メール等で教えてくださった皆さん、ありがとうございました。短歌の知識など無いに等しいのですが、この歌は桜の季節になると毎年思い出すんですよ、パッパラーさん。って交換日記化してますね。

今日、明日とトレーニングは午前の1本のみ。1部練習になると、選手たちの顔が心なしかほころんで見えます。先週の過密日程の折に、メディアの方からの「選手たちにも相当疲労がたまっているんじゃないですか」との質問に答えて、石さんが「ワシの練習はキツイから、選手たちも試合のほうが楽だゆうて喜んどるんじゃないの」と笑っていましたが、あながち冗談ではないのかも。
そんなわけで、今日の午後はフリー。この時間を利用して、選手代表数名と小野寺社長以下フロントの職員数名とで、ミーティングを行いました。現場とフロントは、お互い近くで仕事をしていながら、ややもするとマインドの共有が図れていなかったりしがち。忌憚なく意見を出し合って、意識を統一しよう、という試みなのです。今日はその第一回目。
話し合いのテーマは、イベントや取材対応、ファンサービスなどなど多岐にわたりました。皆さんもご存じの通り、今、レイソルの選手たちはファン・サポーターの方々とコミュニケーションを深めていこうという意識を高く持っています。それでもまだ足りない。もっとこんなことができるのでは、こんなことをやっていきたい、という積極的な意見が選手側から出されましたし、フロント側からの提案やお願いもしました。総じて、「柏レイソルがもっと皆さんから愛されるクラブになるために、お互い出来る限りの努力をしていこう」という方向で、議論が進んでいきました。
こういった前向きな話し合いを行えること、それ自体がうれしいことですし、有意義なことです。今後は、話し合われたことを机上の空論に終わらせないために、実現するための努力をしていかなければ。何よりそれが一番大事です。「強く、愛されるレイソル」の実現を目指して、クラブ一丸となった取り組みが続きます。

2006年3月29日

更新日:3/29 22:24

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本日の担当:種蔵里美

「今週末は絶対に行きますから!」「ヴェルディとの直接対決ですからね」と記者の方や関係者の方に会うたびに、力を込めてこう言われます。「ここで勝てば独走だよ!!」とまでおっしゃって下さる方も。
いえいえ、まだリーグ戦も6試合目、残り43試合もあるんですから独走は大げさです。でも、今週末に味スタで行われるこのヴェルディ戦は間違いなく、第1クールの山場。ここで負けるわけにはいきません。
ともにJ2降格を味わい、身近なライバルであり、互いの昨季コーチ同士が互いに監督になり、首位決戦であり・・・どこを切り取っても大一番。そのわりにスポーツ紙の取材がないことがさみしいのですが。
こちらが意識しているのですから、当然ヴェルディも高いモチベーションで臨んできます。「レイソルもヴェルディもどの選手に聞いても『この試合が山場』って。あちらも相当気合入ってますよ」とは本日取材に来てくれた記者さんのお言葉でした。
レイソルは本日は二部練習。午後はいつも通り全体でのビデオミーティングを行い、スタジアムで紅白戦形式の練習やセットプレーの確認を行いました。

アップをしているチームの中には、久しぶりに中谷選手の姿が、そして山下選手の姿もありました。部分的にではありますが全体練習に合流、アップ後には古邊コーチらとともにボール回しなどを行っていました。ここまで来れば、全体練習への完全合流も見えてきます。これから、キャンプで一緒に練習することができなかった石崎サッカーを吸収していく必要があるわけですが、石さんが「試行錯誤しながらチーム作りをしている」というなかで、彼らの復帰がチームに変化をもたらしていきそうです。

2006年3月28日

更新日:3/28 18:25

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本日の担当:横井孝佳

日立柏総合グラウンドの正門の前には見事な枝垂桜があるのですが、それが満開になっていることに今日気がつきましたよ。野球場を囲むように植えられているソメイヨシノも三分咲き程度まで咲いてきました。世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし、と詠んだ人の気持ちがわかりますね。誰でしたっけ。
今週中には、日立台の桜も見ごろを迎えると思います。ぜひ、お花見がてら練習見学においでください。ただし、飲食はできないのでご了承ください。

さて、日曜日の千葉テレビ『Can Do! レイソル』をご覧いただいた方はおわかりかと思いますが、10年以上の長寿を誇ってきたこの番組も、ついに最終回を迎えました。4月からは装いも新たに、『ライジングレイソル』として生まれ変わります。99年から司会を務めてきた礒葉子さんも、この日がラスト出演。寂しい限りです。
最後にサプライズを用意しようと、以前広報として番組内でインフォメーションをお伝えしていた弊社の小田切氏に花束プレゼンターをお願いしました。古くから『Can Do! レイソル』をご覧いただいていた方には、懐かしい顔だったのでは(新旧「濃い顔の広報」揃い踏みで失礼しました)。隣に立っている小田切に礒さんがなかなか気づかず、爆笑してしまいましたが。
カメラが回っている間は涙をこらえていた礒さんでしたが、収録後は号泣でした。それでもその後の食事会ではいつもの明るい礒さんに戻ってましたけど。視聴者の皆さんにたくさんお伝えしたいことがあったはずなのに、かえってその時間を削る結果になってしまって申し訳なく思います。『Can Do!』は終わりましたが、レイソルとの関係は“この後も、まだまだ続きます!!”から、礒さん、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

2006年3月26日

更新日:3/26 23:26

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本日の担当:種蔵里美

大宮アルディージャとの練習試合に行って来ました。
心なしかまだ「走れ、走れーホーリーホック♪」がふとしたときに、頭の中でリピートされます。ユーロ2004のゴールシーンダイジェストを見ながら、バスに揺られること1時間強。到着したのは大宮アルディージャが週に何回か練習を行うという秋葉の森公園です。
見学用スタンドまでの通路が工事中とのことで、安全面を考慮して見学不可となったのですが、たしかに通路がまだ砂利の状態で「工事中」の看板が立てられていました。

昨日試合に出場したメンバー以外の選手で構成された今日の練習試合。レイソルは「攻守の切り替え」をテーマに臨みました。攻撃のあとのポジション、前線からのアグレッシブな守備を確認しながら入った前半。中盤で相手選手を捕まえきれず、抜け出した小林慶行選手(亮選手のお兄さん)に決められて先制されます。前半はなかなか前線からの守備、連動した動きが有効に働かない印象。石川選手の中盤でのカットをフランサ選手がつなぎ、李選手が得点するも、レイソルの右サイドからクロスを上げられ、フリーの森田選手(大宮)にヘディングで決められてしまいます。
後半は「前線の選手が積極的に中盤に顔を出してボールをつないでいこう」「前線からもっと積極的に追って行こう」という指示のもと全体的に動きがよくなりました。また、ボランチの位置に入った瀬戸選手の攻守に渡っての効果的な働きも効き、決定的な場面もほとんど作られることなく試合を終えました。同点ゴールを決めたのは右サイドバックでフル出場した藏川選手!3月7日の練習試合で捻挫していただけに、試合後はほっとした表情を浮かべていたのが印象的でした。
試合のなかで戦術を習得し、経験を積み重ねているいまのレイソル。戦術がベースにあるのは大前提ですが、最終的にそれをピッチ上で表現するのは選手たち。J1昇格を見据えても、全体の33人のレベルアップは重要な鍵となってきます。今シーズン、どの選手にも必ず大事な局面で役割が回ってくる。まだまだレギュラーも入れ替わる可能性があります。個々人のレベルアップにしても、チームとしても、こうした練習試合は一分たりとも無駄にできないのですね。

さてご心配いただいている北嶋選手ですが、本日検査を受け、鼻骨骨折であることが判明しました。ただ、それほど腫れていないようですので、様子を見て練習を再開していくことになります。また水戸戦を体調不良により回避した大谷選手、今日は室内でエアロバイクをこいで汗を流していました。明日はオフで体を休めることができますし、チーム合流にも問題はなさそうです。

そして最後になりましたが、このほど柏レイソルU-18が天皇杯千葉県予選の第2種(高校生)代表の座を勝ち取りました!!
先週24日(金)に市立船橋高校との決勝戦を戦い、見事2?1で勝利。昨年同様に今後、大学生あるいは社会人の代表チームと試合を行い、勝てば、千葉県代表として天皇杯への出場権を獲得することとなります。昨年の興奮をもう一度!ぜひ勝ち進みたいですね。今年は、今日の練習試合にも出場した須藤選手、山本選手を中心とした新3年生や堀田選手などの新2年生に、個性あふれる昨年のU-15の面々が加わり、また面白いチームになりそうです。こちらの応援もよろしくお願いします!

2006年3月25日

更新日:3/25 22:26

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本日の担当:横井孝佳

勝ちましたよホーリー君に!! 内容はアレですけど、今のレイソルにとっては勝ち点を積み重ねることが何より大事。水戸の時間帯も長く、自分たちのリズムがつくれない中で、最後までよく守り抜きました!! 選手全員を抱きしめてやりたい気分です。実際にやったら気持ち悪がられるだけだからやりませんけど。
ここのところの連戦で、試合後の石さんの表情から満足度がわかるようになってきました。記者会見後、並んで歩きながら試合についての話を聞いたりして。「ようやったんじゃないかな。相手に決定機は作らせていなかったし」と、鳥栖戦のときよりも、評価は高かったようです(逆に言えば、鳥栖戦の後の石さんは完全にブチ切れてました)。
相手も当然レイソルのビデオを観ていますから、プレスをかけられる前に前へ前へと蹴ってくる。ゆえにウチのリズムがつくれない。こういう相手とやる時は大変ですね、と水を向けたら「J2はこういうサッカーばかりやぞ」と笑われました。
それを聞いて、ハタと気づかされたのです、いまさらながらに。石さんは、ものすごく難しいことをやろうとしている。J2のサッカーに適合して、勝ち点を稼ぐだけなら、もっと効率のいいやり方がある。でも、レイソルは全員で守備をして全員で攻める、運動量も気持ちの強さも求められるサッカーをやろうとしている。なぜなら「そのほうが面白いから」、そして「J1に上がったときに通用するチームを作りたいから」。エンターテインメントと育成と結果を、同時に求めているのです。
そして今のところ、結果も出せている。今日の試合後に、山根選手が言っていました。「まだチームとしては全然出来上がっていない。でも結果はついてきている。それに満足せずに、もっとやっていかなければ」と。慢心せず、さらに高みを目指していこうという姿勢が感じられます。
勝利を重ねる度に、いわゆる「勝ちなれ」をしてしまって、つい内容が悪かった、もっと点が欲しかった、と贅沢を言ってしまいがちなのですが、長い目で見守りたいと思いなおした次第です。
ちなみに、本日治療のためにピッチを離れた北嶋選手ですが、鼻骨骨折の疑いがあり、明日検査を受けることになりました。また、今日の試合を回避した大谷選手は、発熱と吐き気などの症状があったとのこと。次節まで1週間ありますから、しっかりと治してほしいところです。

さて、本日も笠松からテキスト実況をお届けしたわけですが。前半の14分過ぎ、突然PCの画面が真っ暗に!!! コンセントを差したつもりが接触不良になっており、バッテリーが上がってしまったのです。目の前ではどんどん試合が過ぎていくし、それを全て覚えてられるわけもないし、パニックに陥りかけましたが、何とか5分ほどで復活しました。冷静に粘り強く対応できたのは、試合前に笠松名物の「粘り丼」を食べておいたおかげでしょうか。その間、実況をご覧いただいている皆様に、もどかしい思いをさせてしまったことと思います。お詫び申し上げます。

全くの余談ですけど、笠松でヘビーローテーションされていた「走れ?は?し?れ?ホーリーホック♪」という歌が脳にこびりついて離れません。一昨年の入替戦、博多の森のオレンジレンジ以来だ…。

2006年3月24日

更新日:3/24 21:38

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本日の担当:種蔵里美

昨日の広報日記で、屋外に出てこなかったがために別メニュー組から落合選手の名前が抜け落ちてしまいました。大変失礼いたしました。残念ながら合流はまだですが、落合選手は室内での筋トレやピッチでのランニングなど、リハビリを元気にこなしています。今日は午前中にトレーニングを行い、午後はトレーナールームでゆっくりと治療を受けていました。バックラインとボランチをこなし、レンタル移籍先のサガン鳥栖でも中心選手として活躍していた落合選手。ピッチに入ったときのあの気迫もまた魅力のひとつです。しっかりと治すことを第一に、頑張っています。
新体制記者会見を取材した記者さんたちから「もう千葉は慣れたかなぁ」といまだに心配していただいている大河原選手も、もうすぐ本格的に合流できそうです。

前節のホーム初勝利の喜びを力に変え、「今季最悪」と表現したその試合内容を反省し、明日は水戸の笠松運動公園陸上競技場に乗り込みます。全体的にDFラインを深くとってくるJ2各チームに対し、いかに上手くプレスをかけていくか、リズムを作っていくか、試合や練習を重ねることで練っていくレイソル。まだ第5節のリーグ戦、連携面や組合せについても「試行錯誤しながらやっていきたい」と監督自身語っています。開幕戦で見せたチャンスの多さ、仙台戦で見せた集中した守備を明日の水戸戦でしっかりと出していきたいところです。

レイソルバスに乗って、チームは午後3時すぎにクラブハウスをあとにしていきました。気になる今回の視聴映画は『シカゴ』、テーマは『キャサリン・ゼタ・ジョーンズ』です。
2週間前の草津戦に4?0で勝ったあと、『オーシャンズ12』を観ながらバスに揺られて帰ってきた試合メンバーたち。その車中、出演者であるキャサリン・ゼタ・ジョーンズを見て石さんが放った「次はキャサリンでええじゃろ」の一言により、『シカゴ』に白羽の矢が立ったようです。何が放映されるのか、毎回選手たちも厳しく(?)チェックしているそうで、予告編が終わって映画が始まるその瞬間の反応に、日に日に宮本主務のプレッシャーも大きくなっているかもしれません。
迫力ある踊りに惹き込まれるミュージカル映画『シカゴ』そのままに、明日は魅力ある試合展開を期待したいですね。水戸まではフレッシュひたちで柏から1時間ちょっと。応援よろしくお願いいたします。

2006年3月23日

更新日:3/23 23:38

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本日の担当:横井孝佳

1日のオフが明けて、今日は午前練習1本のみ。明後日はもう次の水戸戦なんですね。こんな感じで怒涛のように戦いの日々を過ごし、たぶん1年なんてあっという間に過ぎていくのでしょう。恐るべしJ2。とはいえ、今のところJ1も同じ日程で消化してるんですけど。
今日の練習のメインディッシュはミニゲームでした。先ほどフォトギャラにも掲載したように、負けたほうは怪しげな格好でよちよち歩いてました。じつはその後に行ったシュート練習でも同様に罰ゲームがあったんです。その時は、四つん這いの仰向けバージョンみたいな、さらに怪しいスタイルだったような…。写真が撮れなかったんです。サブグラウンドの奥まで飛んだボールを拾いに行っていたら、岡山選手の「横井さん! これ撮らな!!」という関西弁の大声が。顔を上げたら選手たちがそんな格好で歩いていた、という次第。ああ!広報の仕事はボール拾いじゃないのに、つい色気を出してチームの役に立とうとして本業をおろそかにしてしまった!!と反省しております。

ちなみに今日の練習で別メニューだったのは、中谷選手、山下選手、リカルジーニョ選手、近藤選手。藏川選手と石舘選手は全体練習に合流しています。
山下選手がスパイクを履いたニュースはうれしい限り。リハビリに付きっ切りの徳弘アスレチックトレーナーと、ボールを蹴りあっていました。昨年の広報日記でも触れたように、山下選手の上手さ、テクニックには唸らされます。一刻も早く合流して、試合でその類稀なテクニックを披露して欲しいものです。また、リカルジーニョ選手と中谷選手も、かなり負荷のかかるトレーニングに取り組んでいました。そろそろ復帰が現実的に見えてきたようです。これも喜ばしい限り。
練習終了後、クラブハウスに行くと、根引選手が来ていました。早速トレーニングを開始するそうです。「しばらくは上半身とか、(患部ではない)右脚中心に筋トレするのかな」と本人は見通しを語っていました。メスを入れた左ひざには包帯が巻かれており、見た目は痛々しいのですが、松葉杖は用いずに「普通に歩けるよ」とのことです。

根引選手とそんな話をしていたのは、クラブハウスのトレーナールームの前。ここにはソファーセットとテレビ、ビデオなどが設置されていて、練習後の選手たちが集う和みスポットとなっているのです。今日は火曜日に放映されたNHKBS『Jリーグタイム』の録画をみんなで見ていました。
名古屋対福岡戦で、元レイソルの玉田選手が今季初ゴールを挙げたことは、皆さんもご存じかと思います。その映像を見て、誰かが「ああタマさんコース読まれてる」と呟いたら、南選手が「いや、あれは絶対止められねえよ」と断言していたのが印象的。コース、速さから見て、止められないそうです。なるほど。勉強になりますね。
J1のダイジェストが終わり、「さあ、レイソル(の試合映像)もやるかな」と誰もが期待していたのに、あっけなくスルー。結果がフリップで出されたのみでした。これがJ2の悲哀…。でも誰からともなく「勝ち続ければやるさ」と言い、そうだそうだ、と場の空気もポジティブになっていきました。

2006年3月21日

更新日:3/21 22:14

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本日の担当:種蔵里美

気温もほどよく、まさにサッカー日和の一日でした。
連勝して帰ってきたレイソルは何を見せてくれるんだろう…そんな期待感がコンコースから、スタンドから、ひしひしと伝わってきました。
試合前には新人5選手がNakamitsu BMW DAYのお手伝いを。BMW車が展示されているゲートでカタログの配布をせっせと行っていました。「ソウザ、ソウザ、ディエゴソウザ♪」と応援歌を歌いながら待合場所に登場した長谷川選手を含め、5選手ともに慣れないことにドキドキしながら向かっていきました。試合会場には普段どんな方々が観戦に来ているのか、試合前にはどんなイベントが行われているのか、どんなスタッフが試合運営を支えているのか、選手たち自身がどれほどいろんな人に愛されているか、外に出てみないと意外と気付けないこともあります。こういった体験を通じて、自らが置かれている立場など、あらたな発見をしてくれればと思っています。

午後2時から行われた試合は、勝てたことがすべて、でしょうか。
南選手がヒーローインタビューで「僕のところにボールが来なかった」と言っていたように危ないシーンはさほど作られていませんが、内容は満足いくものではありませんでした。
90分間、ボールも人も動いて、切り替えの早い、「見ていて楽しい」サッカーを追及しているレイソル。前線からのプレスなど、やりたいことが十分に出せなかった試合。試合後の室内練習場では、真っ先に石崎監督が集めたミーティングが行われ、室内は緊張感に包まれていました。本日2得点の谷澤選手も、「意識して取り組んでいるけど、ここ何試合か自分のミスが多い。なんとか改善していきたい」とストレッチをしながら反省しきりでした。

ただ、負けて課題を見つけて次につなげるよりも、勝って反省して次につなげるほうがいいに決まっています。
試合後の日立台のあの一体感をみんなで感じることができたのも、次に向かう大きなパワーになることは間違いありません。
ようやく見ることができた日立台での『奇妙な踊り』。「レッツゴー柏」の応援歌に乗せて、バックスタンドやメインスタンドの方々もぴょんぴょん跳ねてましたね。ヒーローインタビューも、ひとつひとつの言葉にあんなに反応があり、スタジアム全体で楽しんだことってあったでしょうか。次は試合内容でも皆さんをもっと楽しませたい、と強く思いました。
そしてあの勝利の踊り、次回はさらに多くの方々と踊りたいですね。巌選手は「俺ら、こう手を振ってあと跳ねてるだけだからさぁ、もっと振付をみんなで踊れるものにしたいよね。最後も本当は『ウーJ1!』で締めるはずだったんだけど、いつの間にかみんな『ウィー!!』って言ってるからね(笑)」と言っていましたので、振付がいつかバージョンアップされる、かもしれません。注目して見ていてください。
次節は中3日での水戸ホーリーホック戦です。3位につけている水戸。もちろんしっかり勝って、なおかつ今日の課題を克服していく試合にしなければいけません。明日は一日オフですので、しっかりと体を休めていい準備を積んでいきたいところです。(試合後、足を引きずっていた鈴木達也選手ですが、軽く足首を捻ったとのことです)次も勝っていきましょう!

2006年3月20日

更新日:3/20 21:54

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本日の担当:横井孝佳

いかがですか、新しいホームページのデザイン。金曜日に切り替えると言っておきながら果たせず、日曜日に変えますと(自らにプレッシャーをかけるように)宣言しながら、結局ズルズルと今朝までかかってしまいました。お待たせして大変申し訳ございませんでした。
ご覧いただけばおわかりいただけると思います(と言いますか、おわかりいただけなければ失敗なのですが)。このリニューアルの狙いは、トップページをすっきりさせたかったのと、ビジュアルを大きくしたかったことなんです。これまで、メニューボタンが上にあったり左にあったりバラバラでしたし、その区分もあいまいで、初めて訪れる方にはわかりづらいという問題がありまして。また、一昨年途中からトップに画像とテキストを掲載したことにより、新着情報が下部に隠れてしまうことが気がかりでした。今年念頭から写真を小さくすることで解決を試みたものの、小さいがゆえにせせこましく感じてしまう。プルダウンメニューには賛否がありましたが、画像を大きく見せること、新着情報を一目で見渡せることを両立するために採用しました。
既にさまざまな方からご感想やご指摘をいただいております。クラブへお送りいただいているメールはもちろん、ブログなどでご感想を述べていらっしゃる方のご意見は非常に参考になります。リニューアルしたてなので、抜本的な変更は難しいのですが(予算面やら何やら)、皆さんの声を反映させ、改良を進めていきたいと思っております。
一番多くお声を頂戴しているのは、パッパラーさんにもご指摘いただいているWEB会員ページへのアクセス。しかしながらシステム上、トップページからのダイレクトログイン、そしてログイン情報の記憶が難しい、というか不可能なんですよね…。さしあたって近日中に、ワンクリックでログイン画面が現われる、会員の方々向けのバナーを設置します。

さて、仙台から帰ってきたと思ったら、明日はもう次の戦いです。中2日で試合に臨む選手たちには疲労の色が見えますが、それは相手も同じこと。選手たちの「ホーム日立台で勝ちたい、サポーターとホームで勝利を分かち合いたい」という思いをひしひしと感じます。きっとやってくれると信じています。
今日は練習に先立って、対戦相手鳥栖の特徴と戦術などを確認するミーティングを行いました。通常、月曜日に前節の試合を振り返るミーティングを行い、水曜日に次節のミーティングを行っています。今週はタイトスケジュールであるための特例です。
前節を振り返るミーティングは石崎監督自ら進めます。そして次節を展望するミーティングで選手たちへの説明を行うのは、スカウティング担当の平川コーチ。普段は黒子的存在の平川氏ですが、このミーティングにおいては主役です。「オレの晴れ姿、見てくださいよ。ついでにフォトギャラにもアップしてくださいよ」と以前から言われていたので、今日のミーティングを見学しました。
かつてはレイソルユースで一学年上の根引選手、明神選手(現ガンバ)、一学年下の長谷川太郎選手(現甲府)らともに活躍し、幼少のみぎりには北嶋選手と同じクラブで2トップを組んでいた栄光の過去を持つ平川雅之。繰り返しになりますが、現在はチームを縁の下から支える存在。しかし今日のミーティングでは、本人の言うとおり、輝いてました。自ら編集したビデオをもとに、画面にペンを入れながら堂々と解説する姿、新妻に見せてやりたい。そんな思いでシャッターを押す私でした。
しかし先ほど、フォトギャラをアップする際には、すっかり頭から抜け落ちてました。平川さんごめん。今度こそ載せる。忘れてなかったら。

2006年3月19日

更新日:3/19 18:13

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本日の担当:種蔵里美

今日もまた強い風が吹いていた日立台でした。夕方になっても風はおさまらず、どんどん気温も下がってきています。
午前練習の際には、選手が引き揚げる通路のプラスチック柵が強風で次々と倒れてしまい、見学者の方々と一緒にすべて脇に退けました(お手伝いいただいた方々、ありがとうございました)。それでも、練習からあがってくる選手たちにサインや写真撮影を求める皆さんは柵がもともとあるかたちでズラリと一列に並び、選手やスタッフ、用具を片付けるホペイロ用のスペースが広く確保されていました。あらためてレイソルのファン・サポーターのマナーの良さに感心させられた次第です。それがゆえ、若い選手たちも自然にコミュニケーションの取り方を覚えていく。レイソルの良さのひとつだと思います。

仙台から戻ったチームは、午前10時半からトレーニングを行いました。昨日試合に出場したメンバーはクールダウンを、それ以外のメンバーは人数を変えてのボール回し、ミニゲームなどを行いました。長谷川選手が最後までシュート練習に励んでいました。先週までは一部別メニューだった平山・石舘両選手の静北レフティコンビはチーム練習に完全合流、リカルジーニョ・藏川の両選手も一部チーム練習に合流できるようになりました。
練習終了後の選手たちは、ワールドベースボールクラシック準決勝「日本vs韓国」に大熱狂。野球好きの中澤選手を筆頭に、1回の表からひとつひとつのプレーで大変盛り上がっていました。彼らの気分を盛り上げるためにも、勝って(それも圧勝!)よかったですね。
明日は午前9時半からミーティングを行い、試合前日の最終調整を行います。サガン鳥栖戦に向けて、しっかりと準備をしていきたいところです。

2006年3月18日

更新日:3/18 19:3

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本日の担当:横井孝佳

疲れた…。1点差で逃げ切る展開って、勝っても疲れますよね。特に今日の相手仙台のように、カウンター主体で決定力のある外国人が前線にいるチームの場合、前線に放りこまれてあっさり失点、という悲劇もありますから。後半になったらサーバは重くなるし試合を観てはハラハラするし、パニックに陥ってました。

個人的には初の仙台スタジアム、ではなくてユアテックスタジアムでした。噂には聞いていたけど、ホントにいいスタジアムですね。ベガルタの選手たちがウォーミングアップでピッチ上に現れたときの地面が震えるような声援には、鳥肌が立ちました。しかし、レイソルの選手たちが出てきたときのレイソルサポーターもすごかった。数の上では圧倒的に不利なのに、声は負けていないほど大きい。お笑いセンスでは圧勝だし。何ですか、「一夫多妻」って(そういうフラッグがあったんです。しかも目立つ)。
これでレイソルは2連勝、しかも開幕から負けなし。試合後のロッカールームは大騒ぎ…かと思いきや、みんな疲れきっていてあまり笑顔は見られませんでした。中2日でもう次の試合が控えていますしね。
そんな中、ディエゴ選手のコメントは頼もしい限り。「石崎監督の目指すサッカーが、選手たち皆に染み付いている」なんて。今日は決勝点をあげたディエゴ選手、しかし圧巻はその重戦車のような突破力。仙台のブラジル人選手も上手かったけど、強さではディエゴ選手の圧勝。全く倒れませんね。あと、今日地味に目立っていたのが山根選手。相手がトラップしてコントロールする瞬間に奪うディフェンス力、パスの正確さなど、目を見張るばかり。一度は引退を決意していたというのは本当でしょうか。「イワオはワシじゃないと使いこなせんのよ」と石さんが言っていましたけど。

帰り際、仙台のフィジカルコーチを務める元レイソルの谷さんが、バスの前まで来てくださいました。北嶋選手、南選手、宇野沢選手、中澤選手、永井選手ら、谷さんに鍛えられた選手たちと輪になって、旧交を温めていました。「このリーグで再会する予定じゃなかったんだけどな」と笑う谷コーチ。J2に落ちてしまったのは事実ですが、でも今のレイソルにはJ1の頃にはなかった一体感があります。このまま勝ち続けて、また昇格しましょう。
さあ、次はホームゲーム。岡山選手が言うように、日立台で勝利をともに分かち合いましょう!!

… とまとめたところで一つお願いを。前回の広報日記で募集した「サポーターズボイス」、非常にたくさんお送りいただきました。ありがとうございます。しかしスペースの関係で、全てを掲載することが出来ません。そこで、これからは、掲載し切れなかったサポーターズボイスを、試合前の場内放送『VAMOS REYSOL』でナラヨシタカさんに読み上げてもらおうと思うのです。よろしいでしょうか? 「嫌だ!! ヴィトーリアへの掲載しか認めない!!」とおっしゃる方は、大変お手数ですが、サポーターズボイスをお送りいただいたときと同じお名前で、その旨をメールにてお知らせください。よろしくお願い申し上げます。

2006年3月17日

更新日:3/17 20:26

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本日の担当:種蔵里美

一昨日の夜、「よーし、腕立て伏せやるぞー」という営業担当Hの号令で突然事務所内で「体力強化&リフレッシュのための腕立て伏せ大会」が開催されまして。夜の9時に大人が集まって一体何をやってるんだろう、という疑問はさておき、10回も出来なかったその腕立て伏せで昨日から筋肉痛です。
事務所内で筋力不足を嘆いているころ、外では山下選手がピッチ外周を走っていました。キャンプ期間中はひたすら黙々と地道な筋トレを繰り返し行っていた山下選手ですが、いまではかなりペースを上げたランニングが出来るようになっています。「身体を一から作り上げる」と徳弘トレーナーとともに取り組み、キャンプ期間中からトレーニングに費やしてきた時間は、おそらくどの選手よりも長いはずです。
リハビリ中の選手たちはみな、こうした地道な筋トレ、ステップ、ウォーキング、ランニングを、思い切りボールを蹴っている選手たちを横目に我慢強くこなしています。だからこそ、別メニューの選手たちがチーム練習に合流したときの喜びはひとしおです。

さあ、明日はベガルタ仙台戦です。
「わしゃ、仙台の天敵じゃけん」。
相性のいいスタジアムだから、と石崎監督は仙台スタジアム(現ユアテックスタジアム仙台)で戦うのを楽しみに出掛けていきました。
その昔、キャンプ中にニュースステーションの取材を受けた石さん。その際、当時司会を務めていた渡辺真理さんが好きだと言ったら、そのあとの仙台戦で「今日は負けてね Byまり」という大きな横断幕を出されたこともあったのだとか。仙台サポーターに天敵と恐れられながらも、なんだかとっても愛されています。
ピッチ上で戦う選手たちにとっても、特別なモチベーションが沸いてくるスタジアムです。サッカー専用で屋根付き、そしてあの独特の雰囲気。ピッチレベルに立ってみると、声援に包まれるというよりもわっと押し寄せられるような感覚です。第1節がお休みだったベガルタは明日がホーム開幕戦。チケットもすごい勢いで売れているようです。相当に手強い相手となることは間違いありません。前線の外国人選手3人はやはり脅威。守備面での集中力を90分切らさず、レイソルのサッカーで、挑みましょう。

2006年3月16日

更新日:3/16 23:45

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本日の担当:横井孝佳

皆さんも実感しておられると思います、「今年のレイソルは変わった」と。まだまだ何も達成していませんから、今後の取り組みが重要ですが、明らかにクラブは変化しつつあります。

変化、と言えば、このたびホームページのデザインをリニューアルいたします。前回のリニューアルから2年以上が経過し、そろそろフルモデルチェンジの時期なのではないかと。新生レイソルをあらゆる面から感じていただきたいという思いもあります。
新デザインへの移行は明日の予定なのですが、ちょっと作業が遅れ気味なのが心配なところです。遅くとも、週明けまでには変更します。切り替ったら、ぜひ皆様の声をお聞かせください。今後の参考とさせていただきます。

皆様の声をお聞かせください、と言えば、次回ホームゲームサガン鳥栖戦で販売するマッチデープログラム『Vitoria』の“サポーターズボイス”を募集しています。ホームページトップのお問合せ・ご意見メールフォームからお送りください。その際、本文に「サポーターズボイス」と記していただけると幸いです。前回開幕戦のVitoriaでは、私がうっかりしていて募集告知を出すのを失念してしまい、自主的にお送りいただいた方々の分のみ掲載しました。しかしそれでもスペースが余ってしまったため、薩川事業部員のメッセージを掲載。皆さん、お気づきになりました?
「Vitoria」は試合前の選手もよく目にしています。ぜひ皆さんのメッセージで、試合に挑む選手たちを奮い立たせてやってください。ペンネームでも大歓迎です。どしどしメールをお送りください。

メールをお送りください、と言えば、キメクル・デイリーレイソルの「明日へVAMOS!」も募集中です。キメクルのmailtoシステムからご質問をお送りください。最近、いただくご質問の数が減っていて、このままでは次回以降、ネタに詰まってしまいそうなのです。
選手個人への質問、スタッフへの質問、クラブへの質問、何でも結構です。お待ちしております。
ところで、先日の広報日記でご紹介した「明日へVAMOS!」小林祐三選手宛のご質問に関して。既にデイリーレイソルではご紹介したため、ここにも反復いたしますと、機動戦士と紹介されたことについては「恥ずかしかった」と。ウッソがシャアの子どもという説については「僕はνガンダムまでしかガンダムと認めていないのでわかりません」と。こだわりですね。

2006年3月15日

更新日:3/15 23:34

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本日の担当:種蔵里美

初めての試みとなった「イエローハウス」は、予定されていた1時間半を超え2時間の実施となりました。別件の取材があり参加することができなかったのですが、参加した横井広報によると活発な意見の交換がなされたとのこと。要旨は近日中にこちらのHPにアップする予定でおりますので、ぜひチェックを、そして次回以降のご参加をお待ちしています。

私はその頃何をしていたかというと…ここのところ何回かに渡って撮影に来てくださっていたNHKの取材に立ち会っていました。
内容は「NHK首都圏ニュース」内で放送する、石崎監督の特集。取材の最後となる今日は、素顔の部分をということで、ピアノでの夕食や趣味のビデオ編集のシーンを撮影しました。
この撮影、企画して下さったNHK千葉支局のTディレクターの愛情と熱意がぎっしり詰まっています。大分支局勤務の際に2年間トリニータを取材し、石崎監督と関わってきたTさん。千葉県のチームに石崎監督が就任し、いてもたってもいられなかったのだと思います。「石崎監督のおかげでサッカーが好きになったんですよ」の言葉を私はこの取材中、何度も聞きました。大分で昇格できなかった悔しさをともに味わっただけに、監督自身へのインタビューでも練習風景撮影でも「ちょっと固いよ、NHKだからって」と監督にからかわれながらも、それはもう真っ直ぐに取り組んでくださいました。
その熱意と、「レイソルの宣伝になるから」という思いから監督も開幕前後の一番忙しい時期にこの取材を喜んで引き受けてくれました。
放送は来週の予定(決まり次第お知らせします)です。どんな映像、そしてナレーションになっているのか、今から楽しみです。編集&原稿は大変だと思いますが、Tさん、よろしくお願いします!!

さてトップページでもお知らせいたしましたが、根引選手の左膝の手術(慢性膝蓋腱炎)が本日行われ、無事に終了しました。長いこと膝を圧迫していた部分を取り除き、手術が終わってから間もないですが、だいぶ楽になったようです。長いシーズンです。しっかりと治療をして、戻ってきてほしいです。

2006年3月14日

更新日:3/14 20:31

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本日の担当:横井孝佳

世間的にはホワイトデーとされる3月14日ですが、レイソル的には石崎監督と瀬戸春樹選手の誕生日でございます。
午前中に主務のタクちゃんをつかまえて、「今日もやるの?」とこっそり聞いてみました。フランサ選手の誕生日にやったアレ。「いや、やりませんよ」とつれない答え。しかし手に持っている「愛媛キウイ」の箱が怪しい。開けてみたら卵がぎっしり入っていました!
問題はいつ決行するのか。午前練習が中止になってしまったので、タイミングは練習試合終了後しかありません。練習試合の後半も押し迫ってくると、前半に出場してお役御免となった選手たちもクラブハウスから戻ってきました。こっそり卵を仕込む選手たち。石さんはメインスタンド3階の記者席で観戦中。表情が険しい。ゲーム内容に相当不満を持っている様子。「石さんキレるんちゃうかな」と岡山選手も不安顔です。
試合が終わってもなかなか降りてこない監督。 5分ほどしてやっと降りてきたと思ったら、そのままメイン側ロッカールームに入ってしまいました。ポケットに生卵を仕込んだ選手たち、ロッカールームの外で顔を見合わせています。「(こんなときにやったら)やばいんじゃない?」と小声で話し合っています。
とそのとき、「タク、ホワイトボードあるか」と石さんが出てきました。どうやらマグネットを使って布陣の確認をする様子。タクちゃんが携帯用ホワイトボードを用意すると、石さんはしゃがみこんでマグネットを貼り付けだしました。すかさず選手たちが囲んで、「ハッピバースデー石さ?ん」の合唱、歌い終わるや生卵爆撃!!! 傍観していた私の目にはですね、一瞬石さんの姿が選手たちの壁で見えなくなって、阿鼻叫喚の叫びが響いて、選手がいなくなったらそこに卵まみれの石さんがいた、という感じに映りました。その様子(襲撃後)はフォトギャラをご覧ください。写真は撮りそびれましたが、瀬戸選手ほか若手選手も卵の襲撃を受けてました。
「おい、動けんぞ」と固まったまま呟く石さんに、「愛されてますね」と聞いたら「うん」と答えてくれました。キレなくてよかった! ホントに今のチームはいい雰囲気です。

練習試合は、結果的に4-0で勝利を収めたものの、内容はまだまだ。前半は新布陣を試すということで、草津戦に出場した選手がメンバー入りし、圧倒的に試合を支配していましたが、フィニッシュへ持ち込むコンビネーション、イマジネーションが不足しているように見受けられました。今週末の仙台戦、石さんがどんな布陣で臨むのか、われわれスタッフにとっても興味があります。

なお、その仙台に昨年まで期限付移籍していた根引選手が離脱することになりました。仙台時代から患っていた故障箇所を徹底的に治す決意を固めたようです。詳しくは明日お知らせできると思いますが、彼自身、自分を愛してくれた仙台サポーターの皆さんに元気な姿を見せたかったはず。残念ですが、アウェーの仙台戦はもう一度行われます。そのときに顔見せできることを願っています。

2006年3月13日

更新日:3/13 20:11

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本日の担当:種蔵里美

「宮本主務にオススメ映画を教えてください」と呼びかけたところ、多くのメールをいただきました。素早い反応に感謝です。ありがとうございました!
クラブ事務所に寄った宮本主務には、本日確認してもらいました。
「ああー」「ねぇ」という感想(感嘆詞?)を述べながら、皆さんからのメールを読んでおりました。スポーツ関連の映画がやはり多かったですね。次のバス移動は水戸戦。どんな映画が上映されるのでしょうか・・・。

本日チームは午前・午後の二部練習。今日から、土曜に行われるアウェー・仙台戦に向けてのトレーニングを積んでいきます。横井広報がNHKBSでチェックした通り、外国人選手がどんどん得点に絡んでくる手強い相手。石崎監督も「昨年よりレベルアップしている」と。実際に会場で平川テクニカルスタッフが確認した仙台のポイント、ビデオなどをもとに対策を練っていきます。
午後2時半から行われた恒例のビデオミーティングでは、前節のレイソルに的を絞って反省点を確認していきました。ボール回しによって相手にプレスをかけられるシーン、ディフェンスの意識がまだ足りないシーン、危ないシーンなど改善点がいくつもあった草津戦。午後のタクティクスの練習ではゲーム形式を取り入れながら、守備を意識したトレーニングを積みました。
明日は、「試したいシステムや組合せがある」とのことで、南・加藤をのぞく全選手が午後2時からの亜細亜大学戦に出場することになりました。よって午前中に予定されていた練習はなくなりました。見学の予定を立てられていた方には大変申し訳ありません。

本日別メニューの調整となったのは、平山選手、大河原選手(左太もも裏肉離れ)、落合選手、リカルジーニョ選手、中谷選手、藏川選手(左足首捻挫・今日は走ってました)、山下選手、石舘選手、近藤選手の9名。
リカルジーニョ選手は3月下旬の合流を目指し、今日は軽くミニボールを蹴ったりランニングなどで調整。ひとり黙々と、顔を真っ赤にしてペースランニングをしていた山下選手は順調にリハビリを進めています。今後アジリティ系のトレーニングなどを加えながら4月の合流を目指します。

それにしても…草津戦後の踊りが見たかった。なにやら個別練習をしている選手は見かけていたのですが。ああなるとは。
でも、のびのびと走り、喜び、体中でサッカーを表現している選手たちをテレビで見ていて、試合途中から嬉しさで胸がいっぱいになりました。
ダンスはスカパーでもちらっとしか映らなかったので、群馬に今回行けなかった皆さんはきっと私と同じ気持ちですよね。スタジアムでしか味わえないものですから、客席とピッチが近い日立台でもぜひとも実現させましょう。
さて、明日は石崎監督&瀬戸選手の誕生日です。何が起きるかわからない今年のレイソル。明日は何が起きるのでしょうか。

2006年3月12日

更新日:3/12 1:34

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本日の担当:横井孝佳

いけないいけない、勝利の余韻に浸っていたらもう1時半じゃないですか。日記のアップが遅れて申し訳ございません。

赤城山の優美な山裾が望める敷島公園陸上競技場は、穏やかな天気のせいもあって和やかムード。しかしその平和な空気を切り裂くのは、レイソルサポーターの野太い声援。今日はメインスタンドの記者席で速報を打ち込んでいましたが、メインには、バックスタンド両端に陣取る両チームサポーターの声が正面からずんずん響いてくるんですね。それで気づいたのですが、声量は圧倒的にレイソルサポーターのほうが大きかった。選曲センスといい、応援でも圧勝していましたね。
試合の内容は速報やフォトギャラリーをご覧いただくとして、強調したいのは今日の“選手とサポーターの一体感”です。ゴールを挙げるたびにサポーター席に駆け寄る選手たち。試合後のパフォーマンスも最高。あの左手を腰に当てて右手を上げるポーズは、選手の決起集会で岡山選手が考案したらしいです。今月4日のフォトギャラの、フランサ選手が生卵と小麦粉まみれになったシーンで、“もしかして怒ってる?”というキャプションを当てた写真も、じつはそのポーズ。岡山選手は開幕・湘南戦でも勝ったらアレをやろうと画策していて、ロスタイム同点弾を浴びたとき、パフォーマンスが出来なくなったのが残念でならなかったらしいです。
話が大幅にそれました。速報にも思わず書いてしまいましたが、試合後、選手とサポーターとが“一心同体”になっている様は、眺めていて涙がこみ上げてくるほどでした。こんな一体感はいつ以来? 少なくとも私は知りません。

キャンプ終了後ぐらいまでの広報日記で、私は石さんがいかに素晴らしいか、選手たちがいかに一体となっているかをさんざん吹聴してきました。それは全くウソ偽りなく、この目と耳で見聞きしたことを素直に書いたつもりです。皆さんに期待感を持っていただけたかと思うのですが、反面、もしリーグ戦開幕後に結果が出なかったときに、その反動として石さんや選手たちへの風当たりが強くなってしまうのではないかと危惧し始めたのです。
勘のいい人は既にお気づきかもしれませんが、そこで最近では「たとえ結果が出なくても、温かいご声援を送り続けてください」みたいなメッセージを散りばめていました。しかし、今日のあの光景を目にして、心配が杞憂だったことを悟りました。選手たちの思い、いいムードは確実に皆さんに伝わっているし、この先どんなことが待ち受けていようとも、皆さんは選手たちをサポートし続けてくださる。変な心配をした自分を恥ずかしく思います。
来週は仙台戦です。NHKBSの「Jリーグタイム」で見ましたが、仙台の3人の外国人選手、あれはスーパーですね。タフな戦いになることは間違いありません。来週も、一緒に戦いましょう。

本日のオマケその1。試合前、引退された小島伸幸選手とお話をする機会がありました。そこで、いかにJ2がタフかを教えていただきました。「第3、4クール辺りまで来ると、『またこのチームとやるのかよ』って選手のモチベーションが下がってくるんです。その気分はJ1にはない。そこで気持ちを維持できるかがポイントだと思います」。なるほど。経験に裏打ちされた情報です。
オマケその2。試合後にロッカールームに入ると、何とあのイエローダルマが! 「誰が持ってきたの?」とエクイップメントのキムちゃんに聞くと、「誰が入れたか知らないんだけど、用具車に入ってたんだよね」ですと。初遠征でこの大勝、今後は縁起物としてアウェーのたびに持っていくことになるんでしょうか。遠くの遠征の時は大変そうで少々心配です。

2006年3月10日

更新日:3/10 20:17

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本日の担当:種蔵里美

草津の地に向けて、チームは午後3時ごろクラブハウスをあとにしていきました。
今年からバス移動の際には、車中で映画を観ることが決まったようで(強制ではありません、もちろん)。「広い世代、価値観に対応できる映画があったらぜひ教えて下さい」と宮本主務よりメールが入っておりました。フランサ選手が観ても、小林祐三選手が観ても、監督が観ても面白くて、なおかつ試合に向けて一体となれる映画、あるいはリラックスできる映画。セレクトするのは結構難しいですよね。
手始めに今日は、「みんなが知っているブラッドピット」主演の『スナッチ』が上映されました。セレクトしたのは『スナッチ』を一度も観たことのない宮本主務。気になる車中は・・・あまり盛り上がらなかったようです。最後には映画館に行くのが好きな石さんから『よくわからんわこれ』(『スナッチ』が好きな方、すみません)と評価されてしまいました。まだまだ移動は繰り返されます。オススメの映画があったら、宮本主務のためにもぜひ早めにご一報ください。

さて明日ですが、残念ながら平山選手は臀部に痛みが出ているため試合を回避することになりました。8日(水)に行われた紅白戦以後痛みが出ていたもの。来週以降に向けて、今週末はゆっくり休んで別メニューで調整を続けます。ご心配いただいている山根選手は打撲の影響もなく、しっかりと遠征に帯同。今回はフランサ選手も帯同しましたから、いつも「若い!」と言われる公式記録の平均年齢が少し上がりそうです。
「チームは現状ではまだ50%にも満たない、わしの理想では。ボールを奪いに行く意識も90分は続いていない。若い選手は試合のなかで成長していくし、ゲームをやりながら全体的にレベルアップしていきたい」と石崎監督。
2戦目となる明日は何よりもまず得点シーンに多く結び付けたい。ひとりだけが得点を重ねるのではなく選手がまんべんなく得点がとれるような練習も積んできていますので、あとはチャンスでいかに決めていくかです。
明日の試合、我々居残りスタッフはスカイパーフェクTV!の生放送で観戦します。アウェーツアーにご参加のみなさん、草津まで行かれるみなさん、現地での応援よろしくお願いします!

2006年3月 9日

更新日:3/9 23:47

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本日の担当:横井孝佳

「ピアノ」で昼食をいただいて、腹をさすりながらクラブハウス前を通りかかると、薩川「事業部員」が昼休みを利用して洗車をしておりました。その光景を「いいなぁ?」と呟きながら見つめる鈴木達也選手。スクーターのCMを思い浮かべる私はもう中年でしょうか。
薩さんの愛車は大きなメルセデスベンツ、しかもAMG(メーカー公認のチューニングブランド)。およそ新入社員には似つかわしくない車ですが、そこはそれ、 Jリーグ300試合出場の輝かしい実績のなせる業です。対する鈴木達也選手は、学生の頃から乗っている国産の中古車。そのつましさが、非常に彼らしくて好感持てるポイントだったりするわけですが。
「僕もこんな車、乗りたいっす」「どんな装備があるのか想像もつかないな」「ベンツって洗車すると(塗装や表面の仕上げなどの)良さがわかりますよね」(またマニアックなポイントだ)とうらやましげに呟く鈴木選手に、薩さんは「お前も早くA契約になって、車買えば」と激励の言葉をかけていました。
J2では公式戦に900分出場しないと、A契約になれません(J1は450分)。しかし今の鈴木選手であれば、そのハードルは決して高くないはず。ぜひとも頑張って欲しいものです。

そんな光景を、今日のキメクル『デイリーレイソル』にアップさせていただきました。ここのところよくいただくご質問に、「デイリーレイソルを見たいけれども機種やキャリアが違って見られない」というものがあり、非常に恐縮しております。キメクルさんも、対応機種を増やしていく方向で努力されていますので、何とぞご容赦いただきたく存じます。
かく言う私も、第2世代の古い機種を使っておりますもので、自らアップしたデイリーレイソルを見られないのです(名古屋に引っ越した某選手に「何それ、携帯なの?」とバカにされたもんです)。早く機種変更しなければ。
キャンプ中から、デイリーレイソルで新コーナー「明日へVAMOS」をスタートさせまして。これは、ユーザの皆様からレイソルへのご質問をメールで募り(選手宛でもスタッフ宛でも、レイソルに関するご質問なら何でも可)、それにお答えするコーナーなのです。原則として、チームの練習オフ日に配信しています。
今回いただいたご質問も面白かった。小林祐三選手宛なのですが、「開幕戦で“機動戦士”と紹介されましたが、いかがですか」「Vガンダムでウッソがシャアの子どもだという説をどう思いますか」とじつにマニアック。祐三選手も爆笑していました。気になる答えは…「デイリーレイソル」でご確認ください(って言ったら見られない人に怒られますね。まことに申し訳ございません)。

2006年3月 8日

更新日:3/8 22:25

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本日の担当:種蔵里美

本日はチームは2部練習です。午前中はランニング&筋トレのメニューを、午後は2時半からのビデオミーティングに続いてスタジアムで紅白戦形式のトレーニングを行いました。
フランサ選手や宇野沢選手がチームに戻ってきたこともあり、紅白戦では前線にしても中盤にしてもいろんなパターンを試していました。同じ選手が多数のポジションで試されることはもちろん、いろんな組合せや選手たちの連携を石崎監督は引き続きチェックしていく意向です。
紅白戦のあとはシュート練習。石崎監督お得意の罰ゲームがあったこともあり、白熱していました。暖かくて体が動きやすい一日。充実したトレーニングが積めていることを、選手たちの表情が物語っていました。

今日は広報関連では取材が重なりました。サンケイリビングさんが石崎監督の取材に訪れてくださり、読売新聞浜松支局の記者さんが静岡から南選手を訪ねて来てくださり、そして谷澤選手の「谷澤4649蹴球日記」の撮影もありました。横井広報にマークの受け渡しをお願いしながら、同時進行で行いました。
講談社「フットボールニッポン」の谷澤選手連載コラムは、チームの低迷、そして谷澤選手本人が昨年はあまり試合に出場できなかったこともあり、今年の継続はないのではないか、と本人と話しておりました。昨年のシーズン中もレギュラーで出ているわけではない状況で心苦しく思うこともあったようです。
ですが今年も編集部さんから継続のお話をいただき、本人も「J2でもやってくれるんですか!だって普通、ありえないですよね」と俄然やる気を燃やし、本日の撮影に至りました。引き続きコラムを執筆することで、またあらたな発見をして皆さんに楽しんでいただくページが出来ればと思っております(編集部の方々、引き続きレイくんと谷澤選手をよろしくお願いします)。

新しいシーズンが本格的にスタートしたこともあり、みなさんにご活用いただいているこの公式HPもリニューアルを加えていくべく、現在作業を進めているところです。更新すべきコンテンツ、そしてあらたなビジュアルも含めて、ちょっと新しいHPをお見せしたいと思っております。新しい選手も多いことですし、選手日記やキッズWEBなども随時更新したい!ところです。いましばらくお待ち下さい。
さて本日「HPから送るメッセージを選手やスタッフはちゃんと読んでますか?」というご意見メールをいただきました。ご安心ください、なかなか即日というわけにはいきませんが、こちらに届いているメールは各選手・スタッフにすべて渡しています。そしてそれぞれの大きな力になっています。スタッフなどは、昔の知り合いやお友達からもメールが届いたりするようで、「届いてる?」「俺には来てない?」ととても敏感です。そういえば昨年の春季キャンプで、移籍してきたばかりの李忠成選手にメールを届けたところ、「おじさん(親戚)だ!!しかも写真付き!なんでメール来てるの?」とそれはそれは喜んでいたことがありました。あれから1年。ときが経つのは早いものですね。

2006年3月 7日

更新日:3/7 23:55

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本日の担当:横井孝佳

スタジアムで行われたトレーニングマッチ、結果は4-0で快勝!! レイソルは基本的に開幕湘南戦に出場した選手を除くメンバー、ジェフはサテライトとはっきり銘打ったメンバーでしたが、佐藤勇人選手や要田選手、楽山選手、櫛野選手らが出場し、なかなかに豪華。その相手に対して4-0なのですから、胸を張っていいのでは?
点差もさることながら、内容的にもレイソルが優勢でした。高い位置でボールを奪い、素早く攻撃。両サイドやボランチが連動した厚い攻めも見られ、溜飲が下がりました(サイドの選手が突破して、中央では4対2ぐらいで数的有利、クロスを上げればほぼゴール確実!!という状況で勝負に出てボールを奪われる、なんて惜しい場面もありました)。
なかなかゴールが決まらなかったのですが、前半も押し迫った頃に忠成選手が決めると、立て続けにゴール。「1点取ると、状況がガラッと変わってゴールラッシュ、ってのはよくあることです」と解説の村井さん(U-13コーチ。解説ってのは、たまたま隣にいただけです)。
今日、レイソルオーレに出演した小林亮選手が、DJナラさんとのトークで言ってました。

ナラ「昨年に続いて開幕戦ロスタイム同点弾。心配ではないですか?」
亮「ないです(きっぱり。ホントにきっぱり言い切りました)。試合後すぐに監督と選手で、下を向かずにやっていこうと話し合いましたから」

亮選手、「監督を信じてついていくだけです」とも言い切っていましたね。石崎監督の指導するサッカー、そして石崎監督自身を信頼し、選手が一丸になっているからこそ、こういう言葉が自然に出ると思うのです。今日の快勝も、同じ理由ではないでしょうか。
トップチーム(石さんはトップとサテを分けたがらないのでこういう呼び方はしたくないのですが、便宜上使います)と同質のサッカーをサテでも再現できる。チーム全員、一人の脱落者も出すことなく意識を共有できている。それってなかなかすごいことです。
昨日の練習後、古邊コーチと平川コーチを相手に、根引選手が居残り練習に取り組んでいました。自らの課題を克服しようと、顔から湯気が出るほどに。それを見て思いました。根引選手は昨年、J2のベガルタでDFラインの要となっていた、もはやベテランの域に達しかけている選手。しかし今年は試合に出られないでいる。そこで腐ることも諦めることもなく、プライドもかなぐり捨てて、ひたすら向上心を燃やしている。胸が熱くなりました。この光景こそ、今のチーム状況の良さを物語っているのではないかと。
先のことはわかりません。1年で昇格できる保障はどこにもない。でもこの調子で行けば、このチームは必ず強くなる。仮に1年での昇格が果たせなかったとしても、石さんは“戦えるチーム”の土台を作ってくれることは間違いない。断言できます。この筋金入りのペシミストが言うんだから相当です。
開幕戦、ドローに終わってしまいましたが、皆さんにはどうか「やっぱり今年もダメだな」などとネガティブに陥ることなく、選手に、チームに温かなご声援を送り続けていただきたいと願っています。石崎さんの指導、選手のモチベーション、それに皆さんのご声援が加われば、間違いなく強くなりますから!! よろしくお願いします!!

2006年3月 6日

更新日:3/6 20:7

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本日の担当:種蔵里美

神田トレーナーいわく「鋼鉄の肉体を持っている男」・山根巌選手は今日も元気でした。
4日の湘南戦で左膝を打撲した箇所(神経の集まっている部分で、しびれて動けなかったそうです)に痛みは残っていたものの、「練習休みたくないからさぁ、やるよ」と全体練習に参加しました。
プロ選手ですから身体を休めなくてはいけないときもありますが、最年長にして、いえ最年長だからこそのこの姿勢。見習いたいです。
練習には、PHOTO GALLERYでもお知らせした通り、宇野沢選手とフランサ選手がフル参加しました!湘南戦の前日に「まだまだ選手は入れ替わる」と監督が言っていたように、これでFWの競争もまた激化していきます。
両選手ともに試合出場、そして得点への気持ちは非常に強いものを持っていますので、今後のチームがどう変わっていくか注目です。

午後2時半から行われた全体ミーティングでは、先日の湘南ベルマーレ戦のビデオを観ながらひとつひとつのプレーを確認していきました。ロスタイムでの失点、どうしてああいったクロスが入り、ああいった失点になったのか・・・はもちろん反省材料ですが、決めるべきときに得点を挙げられなかった点に重点を置いての話となりました。
次回対戦するザスパ草津は、ヴィッセル神戸を相手に3?0で勝利。でも前半試合を支配していたのはシュート数(神戸15の草津3)でもわかるように神戸だったようです。しのいでしのいで、ようやく決まった得点を草津が勢いに変えて、3?0。チャンスで神戸が決めていれば、別の展開になっていたかもしれません。
それだけ、チャンスで決めることが言うまでもなく非常に大事になってきます。引いて守るチームが多いJ2ではなおさらのこと、決められずに流れを逃すのは避けなくてはいけません。では、どう得点に結び付けるか。シュートやクロスの精度を練習のなかで上げていき、ひとつひとつのプレーの選択をより得点に結び付くものに移行していく。4日の湘南戦でも練習でやってきた攻撃の形が数々出ていました。練習を信じて、継続して取り組んでいくこと、それぞれのポジションで各々の役割を果たすことが大事です。
今日の練習後には、小林祐三選手、石川選手、根引選手、大谷選手などが熱心に自主練習を行っていました。

さて昨日の日記で横井広報からお知らせしました通り、今季はチームがオフの日は広報日記をお休みさせていただきます。本日確認したところ「ご意見メール」に反対のご意見はありませんでしたのでこのまま進めさせていただきたく。よって今月は12日(日)、22日(水)、27日(月)の3日が広報日記オフ日となります。今後とも広報日記をよろしくお願いします。

2006年3月 5日

更新日:3/5 23:12

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本日の担当:横井孝佳

本日、チームはお休みです。
昨日の広報日記でお知らせしようと思っていたのですが、いざアップする段にはすっかり脳内メモリから消去されていたので、改めてお知らせいたします。
これまで、広報日記は原則「月曜定休」でしたが、今後は「チームのオフ日はお休み」とさせていただければと。チームがお休みの日は、極端にネタがなくなるためです。ただし、チーム以外のクラブ情報やイベントなど、お知らせしたいテーマがある場合には、お休みの日にも突発的にアップすることがあるやもしれませんので、あらかじめご了承ください。
というわけで、明日は種蔵広報が日記をアップいたします。お楽しみに。

開幕戦から一夜明け、ホームページのご意見メールを開いてみると、皆さんからのお便りがあふれてきました。
「引き分けたのは悔しいけど、選手は皆気持ちがこもっていたし、見ていて楽しかった。応援します」という内容がほとんどでした。ありがとうございます。石崎監督や選手たちにも伝えておきます。
その中で多くのお問い合わせをいただいたのが、山根選手のケガの具合。山根選手いわく、「やった瞬間は骨が折れたと思った」そうですが、打撲と判明しました。交錯したとき、北嶋選手らがすぐに「担架持ってきて」のサインを出していたので、われわれスタッフも心配していたのです。ホッとしました。石さんは「打撲なら最後までやれよ」と笑っていたそうですが。

さて、昨日から、練習スケジュールのお知らせを1ヶ月ごとに掲載するよう変更してみました。石崎さんのスケジュールの立て方は比較的ルーティンで、日程の変更も少ないので、このような発表方法に変えたものです。そのほうが皆さんも予定を立てやすいですよね?
といいましても、日程は急に変更されることもございますので、見学にお越しの際にはこれまで同様、ご確認をお願いいたします。

2006年3月 4日

更新日:3/4 21:18

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本日の担当:横井孝佳

うーーーん悔しい。4分のロスタイム、最後の1分まで持ちこたえていたのに、タイムアップ寸前で逃してしまった勝ち点「2」…。
まだまだレイソルは勝負弱い。本当に強いチームなら、危なげなく逃げ切っているはず。反省すべき点、改善すべき点は山ほどあります。
がしかし、今日スタジアムでご観戦いただいた方なら、明らかに生まれ変わったレイソルの姿を認めてくださるのではないでしょうか。確かに悔しいけど、私は選手たちを責める気になれません。あんなに走って、戦う気持ちを前面に出して、勝利を求めて汗を流し続けてくれたから。皆さんもそれを感じてくださったからこそ、茫然自失の選手たちがスタンドに挨拶したとき、温かい拍手を送ってくださったのだと思います。
『Vitoria』でJ2太郎・江藤高志さんが書いてくださったように、この過酷なリーグを戦い抜き、J1昇格を果たすためには、選手、スタッフ、サポーターの皆さんを含めた「総力戦」に挑まなければなりません。私たちも戦わなければ。誰と? それはもちろん相手チームであり、あるいは、内なる「負の感情」なのかも。スタッフやサポーターの皆さん、すなわち選手の周囲にいる私たちが、「俺たちが付いてる、最後まで戦え!」と、決して諦めずに選手を励まし続けることも、言うなれば戦いではないかと思うのです。

とここまで書いていたら、新聞記者さんがご挨拶に来て、しばし話し込んでしまいました。今、お帰りになりました。
彼らはJ1の担当なのですが、今日関東でJ1の試合がなかったこともあって、レイソルの様子を見に来てくれたのです(ありがたい話です。こないだ『誰も来やしない』と書いたのは内緒の方向で)。
「降格したレイソルがどれぐらいここ(胸をたたいて)を見せてくれるか、それが知りたくて来たんです。安心しました。こんなに気持ちが入っているとは、正直思わなかった」
かつてレイソル担当だった記者さんがそう言ってくれました。

選手たちは、ロッカールームに引き上げるなり、「あそこの場面は…」「俺がああ行ったらお前が…」と熱く振り返っていました。「勝ち点1が取れてよかったね」なんて空気はなく、さりとて必要以上に落ち込むのでもなく、次に生かそう、チームとして成熟するために共通意識を深めようという雰囲気がありました。このチームは、きっとこれからどんどん良くなっていくはずです。
と、ポジティブにまとめてみましたが、やっぱり悔しい…。これから自棄酒です。

2006年3月 4日

更新日:3/4 1:28

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本日の担当:種蔵里美

開幕戦に向けてお互い気持ちが高まっているのか、それとも単に連携のとれていない広報組なのか、昨日は横井広報とダブルで広報日記をアップしてしまいました。全く同じ時刻に、それも別々の場所からです。
というのも、出先から広報日記を入力した私と、広報日記をすっかり忘れて帰ってしまった過去を持つ私を心配して書いてくれた横井広報とが、同じ時刻に、相手が書いているとも知らずに「発行」ボタンを押したのです。本画面で確認した際、なぜ私が「横井孝佳」に!とびっくりしてしまいました。そして読んでいくにつれて「なぜ横井さんが!」と・・・。いえ、ちょっと大げさでした。でも同じように広報日記を書いていたという事実がなんだか嬉しかったです。

早く明日が来てほしい。いまはそんな心境です。
チームは本日、セットプレーの確認を中心に約1時間半ほど練習を行いました。チームとしてまだやるべきことが山ほどあるのは承知です。これまでのチームの積み重ねを信じて、それぞれが「試合後にヘロヘロになって動けないくらい走り(石崎監督)」、いい結果を手にしたいものです。もちろん選手だけでなく、我々フロントもヘロヘロになるくらい動き回り、いい試合運営をしたいと思っています。
試合はもちろんのこと、明日はぜひ新しい試みにも目を向けていただければと思います。全選手によるサインボールの投げ込み、ポスターサイズのカレンダーのプレゼント、今後の試合でも定例化していく予定の選手ふれあいタイム(参加自由。今回は落合・近藤両選手が参加)、新しい方式でのスタメン発表・選手紹介など、みなさんと一緒に楽しむものばかりです。ぜひお早めにご来場ください。
13時頃から放送されるスタジアムアナウンス「バモス!レイソル」には、宇野沢祐次選手が出演する予定です。10分ほど、スタジアムDJのナラヨシタカさんとトークを楽しみます。今日のトレーニングではフランサ選手と別メニューをこなした宇野沢選手ですが、様子を見ながら、近々全体練習に合流できる見込みです。強いハートとユース出身ならではのレイソルへの想いを持った宇野沢選手のトークをぜひお聞き逃しなく。

さあ、いよいよ始まりです。
シーズンの終わりまで、助け合って頑張っていきましょう。
明日、日立柏サッカー場でお会いするのを楽しみにしています!!

2006年3月 2日

更新日:3/2 23:51

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本日の担当:種蔵里美

PHOTO GALLERYでもご覧いただいたフランサ選手のバースデー。
チーム唯一の30代選手となりました。
少し前、一人黙々と別メニューでランニングをこなしていた頃、まだチーム練習に合流できない時期だったにもかかわらず、「今年はいいチームワークを見せていて、本当にいいチーム。すごくやりやすい」と語っていたフランサ選手。今週から部分的にゲーム形式のトレーニングにも参加できるようになり、そして昨日今日で選手たちとの絆を再び深め、モチベーションもぐんとアップしていることと思います。
昨日は、選手一同で「決起集会」を開催していたようです。PHOTO GALLERYでフランサ選手が披露していた踊りは昨日の決起集会で岡山選手が発案して踊ったものだったよう。どうりでみんなが盛り上がっていたわけでした。

さて、明日の午前中の練習を最後に、いよいよ土曜日にはリーグ開幕戦を迎えます。長いシーズン、48試合を戦うJ2リーグ。何が起きるかわかりません。初戦が大事、スタートダッシュが大事といってもそのあとに崩れてしまっては意味がない。選手たちは変に意気込むことなく、とても落ち着いているように見えます。もちろん楽観視する雰囲気はどこにもありません。先週行われた練習試合vs山形戦の試合結果、試合展開がいい方向に作用しているようにも思います。
ここまで準備を進めてきた我々フロントとしては、「もう開幕?」というくらい、ここまでが本当にあっという間でした。どの部署でもいろんな変化があり、必死でこの3月を迎えるために突っ走ってきました。昨日の広報日記にもありましたが、スタッフも選手もそしてみなさんそれぞれにも様々な思いが交錯する、特別なキックオフとなることは間違いありません。
さあ、明日は3ヶ月ぶりとなるホームゲームの前日準備です。準備万端に、気持ちも整えて、4日を迎えましょう。

2006年3月 2日

更新日:3/2 23:51

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本日の担当:横井孝佳

広報の朝は、新聞全紙に目を通すことから始まります。
まだ人気のない(ひとけ、です)オフィスで新聞を読むと、集中も高まるし、一日の仕事の幕開けにふさわしいものです。ですが。最近とみに思うことがあります。
レイソルの扱いが小さい、否、全く無い! 昨年まであんなにネタを提供したのに、手のひら返しのごとく情報が極端に減っている。第一、昨年までは1日に必ず1人は来ていた番記者さんが、今年は全く来ない。あぁ、J2の洗礼。こんなところに降格の悲哀を感じます。
それは今季、チームのみんなに頑張ってもらって、嫌でも注目を集める存在になればいいとして(『レイソル独走!!』なんて見出しいいですね)、困るのはマッチデープログラム『Vitoria』の名物コラム、「プレスアイ」です。昨年までは番記者さんに持ち回りで書いてもらっていたのですが、今年は書けそうな人が見当たりません。
そこで、開幕戦で発行する『Vitoria』のプレスアイは、“J2太郎”こと江藤高志さんに執筆してもらいました。江藤さんは知る人ぞ知るJ2のスペシャリスト。先月の鹿児島キャンプにも来ていただきましたし、先日のちばぎんカップ、モンテディオとの練習試合も取材していただきました。執筆を打診し、快諾していただいたのですが、今日上がってきた原稿を読んで、大げさに言えば感動しました。なんといいますか、視点の置き所が違う。J2を戦う上での(選手のみならず我々スタッフにとっても、皆さんサポーターにとっても)心構えを説かれた気がします。ちょっと身が引き締まりました。
内容にまで言及するとネタばれになってしまうので、試合当日にVitoriaをお買い求めください、としか申せませんが。ぜひ皆さんにも読んでいただきたい、珠玉のコラムです。Vitoria、100円です(最近宣伝が多いような)。

さて、本日のトレーニングは午前9時半からの一本のみ。紅白戦を行い、土曜日の開幕・湘南戦に向けた調整をしました。フォトギャラでも触れたように、その後攻守に分かれてそれぞれのトレーニングを行って終了。その後、フランサ選手のバースデーパーティ(?)があったわけです。
しかしここでハプニング。主務の拓ちゃんが卵と小麦粉を買ってきたのはいいのですが、主賓のフランサ選手が、練習終了後に真っ先にクラブハウスへ帰ってしまったのです。「おいおいどうすんだよ」と顔を見合わせる選手とスタッフ。そこで、石崎監督自ら芝居を打って、ピッチ上での緊急ミーティングと相成ったわけです。「試合を控えたスタジアムのピッチに、生卵はまずいじゃろ」との判断で、わざわざ野球場に場所を移して。緊急ミーティング、というくらいですから、いかにも怒っているふりをして。役者です。
その結末はフォトギャラをご参考いただくとして、印象的だったのは大谷選手の言葉。「僕が入ってからは、こんなことやったことなかった」と笑いながら言うのです。裏を返せばそれほど、チームの雰囲気がいい。過去がどうこうというわけではありませんが、今はとにかく団結している。
4日に始まるリーグ戦、おそらく一筋縄ではいかない、厳しい戦いが続くでしょう。しかしこのチームであれば、困難に直面しても皆が一丸となって乗越えてくれるに違いない、そう思わせるものがあります。われわれスタッフも全力でサポートしていきます。サポーターの皆さんも、ぜひ温かいご声援で選手たちをサポートしてやってください。
いよいよ開幕。皆さんの応援があれば、彼らは、きっとやってくれると信じています。4日が待ち遠しいですね。

2006年3月 1日

更新日:3/1 19:31

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本日の担当:飯田正吾

久しぶりに広報日記を書いております。昨年末から、強化部の業務サポートを行ってきたため、広報業務を休ませていただいておりました。しかし、本日3月1日付けで、社内の職制変更があり、正式に強化部へ異動となりました。これが最後の広報日記となります。

強化部スタッフの退任もあり、昨年末に突然、チームが一番忙しく、大変な時期にサポートすることとなりました。それこそ、年末は12月31日まで、年始は1月3日から仕事詰め。正直、なんでこんな時にサポートなんだよ・・・なんてぼやいている自分と、こんな時こそ変えるチャンスだ、なんて思っている2人の自分がおりました。

この時期の仕事内容は、選手の半分近くが入れ代わったこともあり、契約関係の手続き、契約交渉議事録作成等。突然の仕事で、量も多くあったため、頭も体も追いついていくのがやっと。普通のクラブであれば、1年に3?4選手の退団、加入であり、手続きも比較的簡単に済みます。しかし今年のレイソルは、10年分の仕事量と言われており、周りからは、こんな短期間で仕事をマスターできて良かったなと、褒められていたのか、慰められていたのか。今思えば、何も感情がないまま仕事をしていたのを思い出します。

しかしこうやってチームが始動し、選手の顔を見ながら仕事をすると、今までの苦労が苦労と感じられません。手間はかかったけれど、選手たちは皆、可愛い子供という感じです。おそらく、今週末の試合で選手がピッチに出てきた瞬間、いろんなことを思い出し、涙が出てしまうのかなんて思ってしまいます。

最後になりますが、今年のレイソルは、本当に選手・スタッフ・フロントが必死に生まれ変わろうと努力しております。そのためにも、今まで以上にサポーターの皆様の力が必要となります。どうか、可愛い子供たちを今後も温かく見守っていただきたいと思います。これまで私の広報日記をご愛読いただき、ありがとうございました。