2006年3月26日

更新日:3/26 23:26

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本日の担当:種蔵里美

大宮アルディージャとの練習試合に行って来ました。
心なしかまだ「走れ、走れーホーリーホック♪」がふとしたときに、頭の中でリピートされます。ユーロ2004のゴールシーンダイジェストを見ながら、バスに揺られること1時間強。到着したのは大宮アルディージャが週に何回か練習を行うという秋葉の森公園です。
見学用スタンドまでの通路が工事中とのことで、安全面を考慮して見学不可となったのですが、たしかに通路がまだ砂利の状態で「工事中」の看板が立てられていました。

昨日試合に出場したメンバー以外の選手で構成された今日の練習試合。レイソルは「攻守の切り替え」をテーマに臨みました。攻撃のあとのポジション、前線からのアグレッシブな守備を確認しながら入った前半。中盤で相手選手を捕まえきれず、抜け出した小林慶行選手(亮選手のお兄さん)に決められて先制されます。前半はなかなか前線からの守備、連動した動きが有効に働かない印象。石川選手の中盤でのカットをフランサ選手がつなぎ、李選手が得点するも、レイソルの右サイドからクロスを上げられ、フリーの森田選手(大宮)にヘディングで決められてしまいます。
後半は「前線の選手が積極的に中盤に顔を出してボールをつないでいこう」「前線からもっと積極的に追って行こう」という指示のもと全体的に動きがよくなりました。また、ボランチの位置に入った瀬戸選手の攻守に渡っての効果的な働きも効き、決定的な場面もほとんど作られることなく試合を終えました。同点ゴールを決めたのは右サイドバックでフル出場した藏川選手!3月7日の練習試合で捻挫していただけに、試合後はほっとした表情を浮かべていたのが印象的でした。
試合のなかで戦術を習得し、経験を積み重ねているいまのレイソル。戦術がベースにあるのは大前提ですが、最終的にそれをピッチ上で表現するのは選手たち。J1昇格を見据えても、全体の33人のレベルアップは重要な鍵となってきます。今シーズン、どの選手にも必ず大事な局面で役割が回ってくる。まだまだレギュラーも入れ替わる可能性があります。個々人のレベルアップにしても、チームとしても、こうした練習試合は一分たりとも無駄にできないのですね。

さてご心配いただいている北嶋選手ですが、本日検査を受け、鼻骨骨折であることが判明しました。ただ、それほど腫れていないようですので、様子を見て練習を再開していくことになります。また水戸戦を体調不良により回避した大谷選手、今日は室内でエアロバイクをこいで汗を流していました。明日はオフで体を休めることができますし、チーム合流にも問題はなさそうです。

そして最後になりましたが、このほど柏レイソルU-18が天皇杯千葉県予選の第2種(高校生)代表の座を勝ち取りました!!
先週24日(金)に市立船橋高校との決勝戦を戦い、見事2?1で勝利。昨年同様に今後、大学生あるいは社会人の代表チームと試合を行い、勝てば、千葉県代表として天皇杯への出場権を獲得することとなります。昨年の興奮をもう一度!ぜひ勝ち進みたいですね。今年は、今日の練習試合にも出場した須藤選手、山本選手を中心とした新3年生や堀田選手などの新2年生に、個性あふれる昨年のU-15の面々が加わり、また面白いチームになりそうです。こちらの応援もよろしくお願いします!