2006年7月30日

更新日:7/30 20:55

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本日の担当:種蔵里美

やっぱり柏まつりは暑かった。
この長雨で、小雨のなかのパレードも覚悟しましたが、今日になって気象庁より東北を除く列島各地が梅雨明けとの発表。お祭にもレイソルにも、太陽が良く似合いますからね。「暑いよ」「暑いんだけど」「暑いね」という言葉が飛び交うのが、やっぱり柏まつりという感じがします。
ここ2年はサテライトの練習試合と重なることもあり、新加入選手も含めて、初めてパレードに参加する選手が多かったのが印象的でした。人の多さに驚きながら、各々楽しんでいました。
今年は柏市の提案で花自動車にマイクがつき、要所要所で「MC横井」や選手が直接みなさんにご挨拶させていただきました。2周目は岡山選手が横井広報からマイクを奪い取り、本多晃・柏市長に「昇格したらパレードしてもいいですか!」と迫ったり、長谷川選手が「新人の長谷川です!長谷川に清き一票をお願いします」とアピールしたりと、いつもとはちょっと違ったパレードになりました。
またパレードの最中、第1周と第2周が入れ替わる際に、試験的に路上でリフティングも披露してみました!パフォーマーはチーム一のテクニックを持つ石舘選手、長谷川選手、柳澤選手。石舘選手のアシカの技には大きな歓声が。間近でこうしたテクニックをみる機会はあまりないので、お楽しみいただけたかと思います。

続いて行われたサイン会も4ヶ所ともに盛況でした。特に西口!
私はレイソリスタに帯同したため現場を見ていないのですが、お祭男・岡山選手によるショーが繰り広げられました。
ステージ上でのトークショー。
「みんなぁ、日立台に来たことありますかぁ??じゃあ、知ってますよねー。
みんなで勝利のダンスを踊りましょー!
パパパー、パパパー、パパパパー!パッパーパパッパー!
はい、あと2回!
勝ったらこういうのやってるんで日立台に見に来てください!」
1000人に迫るかという観衆のなかで、これを機にちょっと行ってみようかな、と思った方はきっと多いはず。
同じステージ上にいた南選手も「あれはレイソルの新庄だね」と感心していましたが、ここまでしてくれるなんて、とそのパワーの凄さを感じました。数百人と岡山選手が一緒にダンスする駅前の様子、見たかったです。

さあ、明日一日のオフを挟んで、山形戦に向けてトレーニング開始です。山形には練習試合を含めて3連敗中。絶対になんとしてでも勝ちたい一戦です。チームは本日午前10時半より、昨日行われた草津戦のビデオを早速観ながらミーティングを行いました。
勝つべき試合で引き分けたけれども、昨日はチャンスも多く生み出し、決して悪い内容ではなかった。けれどもああして引いて守ってくるチームとの対戦は今後も続き、勝てなかったという事実は変わらない。決めきること、攻撃面の確認をしっかりと行い、山形戦につなげたいところです。
今季一度も勝てていない相手に、勝たないわけにはいきません。8月6日(日)、午後7時。ぜひ日立台で、ともにこの試合を戦いましょう。

2006年7月30日

更新日:7/30 0:18

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本日の担当:横井孝佳

頭が痛いです。いえ、チームに対してとか今日の結果について、とかじゃなくて。
敷島の記者席で絶賛速報中、チャンスを作っても作ってもフィニッシュが決まらない状況に苛立ち、後半のいつ頃だったか、思わず両手を振り上げたんですよ、机叩きたくなって。でも瞬時に「そんなことしちゃいけない」という意識が働き、思わず自分の側頭部にビンタ食らわせてしまったんです。それからずっと頭が痛い…。
それほど歯がゆい試合だったと申し上げたかったんです。

ここのところ、アウェイのナイトゲームの勝率が悪い。それは石さんも選手たちもコーチ陣も気にしています。石さんは昨日、「今、古邊に宿題出しとるんよ。アウェイの宿舎での過ごし方、コンディション調整について」と話していました。
その効果か、今日はキックオフから積極的に攻め、リズムを掴んだかに見えました。しかし、決まらない。ゴールが奪えない。相手のGKが絶好調だったこともあるでしょうし、ほんの少しの差なのかもしれませんが、とにかくフィニッシュが決まらない。
そうこうしているうちに、カウンターからまさかの失点。南選手が足を滑らせる不運もありました。そう、今日は本当に運がなかった。
しかし、試合後の山根選手のコメントからもお分かりのように、選手たちは攻めのバリエーション、引いた相手に対して、一本調子の攻めに終始してしまったことを反省していました。

攻めながらもゴールを奪えず、リードを奪われ折り返した後半。先日の徳島戦のように、後半盛り返してくれるかな、と思いきや、前半以上に苦戦している。相手が引いてしまい、スペースがない。石さんもすぐに鈴木達也選手を送り込みましたが、なかなか打開できない。
25 分ごろには足が止まり始め、敗色濃厚かと思われた時間に、リカが決めてくれました。5月のアウェイ愛媛戦といい、本当にリカのミドルは、一発で戦局を打開するパワーがあります。試合後にバスに乗り込む前、通訳の公文さんとそんな話をしていました。「あのシュートはものすごいですよ。リカは本当にすごい」と、ブラジルにサッカー留学した経験もある公文氏は舌を巻いていました。
今日はリカに感謝です。勝ち点1を確保できたことは大きい。

それにしても、敷島の一角を黄色一色に染め上げてくださったレイソルサポーターの皆さん、勝利を分かち合えず申し訳ありません。レイソルサポーターの迫力と笑いのある応援は、草津の方々にとって非常に新鮮に映るようです。ザスパのフロントの方々が口々に、「試合が休みのとき、日立台に行って観てみたい」とおっしゃっていました。

明日は柏まつりです。花自動車パレードに、今年は全選手が参加します。ぜひご声援をお送りください。

2006年7月28日

更新日:7/28 23:30

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本日の担当:種蔵里美

小学校以来、20年ぶりくらいでしょうか。
野田市は清水公園に行ってきました。
緑に囲まれてアスレチック、そして最後は水上コースに挑戦!したのは柏レイソルU-14、そしてニュージーランドのクラブチーム「Wyners」の子どもたち総勢40名ほど。水上コースではおおいに盛り上がり、なかなか昼ごはんの時間になっても戻ってこなかったほどでした。
ランチはもちろんレイソルお得意のシュハスコでWynersをおもてなし。岩塩で味付けした肉(今回も特別に発注しました!)を炭火で焼き、焼きそばやらフランスパンやらを人数分用意し。育成コーチら計7名で準備しましたがなかなかの大作業。ちょっと焼いてみよう、なんてお肉をつまみ食いなんかしてたからいけないんですけどね。
長生フットボールパークで3日間試合をしてきたとは思えないほどの体力をアスレチックで発揮していた選手たちは、シュハスコではさすがに黙々と食べていました。それでもお腹が満たされるとともに「ミックスして座ろう」「カモーン」と各テーブルで交流を図り、罰ゲームを決めてじゃんけんをしたり、あっち向いてホイを教えてみたり、と楽しそうでした。
Wynersは、明日は日立台で練習試合を行い、午後は柏まつりのパレードに参加するそう。見かけたらぜひご声援をお願いします。

というわけで、シュハスコの匂いを引きずって帰ってきた頃にはチームバスは前橋に向けて出発していました。チームの動向はわからずなのですが、横井広報によると朝9時半からのミーティングのあと、ゲーム形式などでみっちりトレーニングを積んだようです。

さて草津戦を終えた翌日には、毎年恒例の柏まつりパレードに今年も選手たちが参加します。
柏まつりを迎えると本格的に夏到来、といった気持ちになりますね。
サイン会も4ヶ所で実施。参加予定選手はトップページでご案内したとおりです。今年は整理券の配布時間が例年の10時半から10時に変更となっていますのでご注意下さい。いずれの会場も同時刻に先着100名様にお配りします。いろんな方にお会いできるのを楽しみにしています。

2006年7月27日

更新日:7/27 20:50

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本日の担当:横井孝佳

予報に反して太陽が照りつけた本日。昨日も快晴でしたし、野球場の一角で養生中の新グラウンド(待望の洋芝サッカーコート!)の芝も日増しに色濃さを増しています。梅雨明けも間近なのでしょうね。
梅雨が明ければ夏本番。今年の夏は暑くなるらしい。となると気にかかるのが、J1昇格レースの正念場を迎えて、選手が夏バテしないかってことです。健康な身体は食事から。そこで本日のトレーニング後、選手食堂「ピアノ」の管理栄養士の方が講師となって、「夏を乗り切る食事について」と題した講習会が行われました。
選手たちは皆、真剣に聞き入っていました。彼らもプロのアスリート、食事に対する意識は押しなべて高いのです。ま、中には好き嫌いの激しい人もいますが…。

皆さんにとっても有益な情報だと思いますので、講習会の中身から少しご紹介しましょう。
夏バテ予防に効果的な栄養素、それは
・たんぱく質(肉類、魚、豆腐、卵など)
・ビタミンB1(豚肉、うなぎ、豆腐、枝豆など)
・ビタミンC(野菜、果物など)
・鉄分(レバー、ひじき、ほうれん草など)
などだそうです。ちなみにカッコ内はそれらを多く含む食品です。
そして特に、以下の食品を意識して食べましょう、とピックアップされたのが、
・豚肉
・豆腐
・ピーマン
ピーマンはビタミンCが豊富なんですってよ、奥様! え、常識ですか?

しかしどうりで最近、ピアノで出されるメニューに豚肉が多いわけだ。バイキング形式だから、豚肉好きの私などはつい取り過ぎるんですよね。選手が食することを念頭に置いたメニューですから、私のようにまったく運動しない初期中年が腹いっぱい食べると、自分がブタになるんですよね・・・。

さて、明日も午前練習1本のみ、午後は草津戦に向けて前橋へ移動します。土曜日の草津戦、ザスパさんによると、アウェー側チケットが売り切れたようですね。さぞかし大勢のレイソルサポーターの皆さんが詰め掛けてくれるのでしょう。
今年の、選手とサポーターの類まれな一体感は、第2節の敷島で初めて醸し出されたような気がします。明後日はもう一度、あの感動をあの場所で。豚肉も好きですが鶏肉も好きな私は、スタジアム名物とりめしも楽しみ、って頭の中が肉モードになってますね…。

2006年7月26日

更新日:7/26 23:55

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本日の担当:種蔵里美

うーん・・・。
通る選手たち一人一人からそんな声が聞こえてきそうなミックスゾーンでした。
昼間は太陽がこれでもかとばかりに照りつけ、非常に暑い一日となった今日。それでもキックオフの頃には風も出てきて、試合後に振り返った選手たちも「思っていたほど暑くはなかった」とコメントしていました。
「よくない癖。久しぶりのゲームで難しい部分もあったにせよ・・・。頭ではわかってはいるんですけど」と小林祐三選手が言ったように、立ち上がりのレイソルはどこかバランスが悪く、ミスも続く。前半15分にカウンターから失点してしまいます。
敵は己にあり。立ち上がりから自分たちのペースでしっかり試合を運ぼう、と気を付けて全員が意識していたはずだったのですが。こうした悪い部分が出てしまったこと、後半も逆転はしたけれど攻めているなかで点をとりきれなかったことが、試合後のなんともすっきりしない表情にあらわれていました。
次の試合は中2日。5月以来の連勝ができたことを大事にして、まずは次節・草津戦で課題を克服した戦いを見せましょう!第3クールの目標「勝ち点26」のために、ひとつひとつ、です。

実は今日の試合、佐藤由紀彦選手にとって、出場した試合での初勝利。試合後はホッとした表情を浮かべていました。出場せずに勝った試合でもいつもまぶしい笑顔でスタッフを労う由紀彦選手ですが、今日のホッとした笑顔はまた格別でした。

そして最後になりましたが、なんといっても今日は鈴木達也選手の復帰!
その献身的な動きで石崎サッカーの生命線とも言われる鈴木選手。「後ろ向きなプレーではなく、前へ前へ」と前線で走り回り、後半の逆転につながるリズムを作り出してくれました。
5月6日以来の出場となった今日は、途中からの出場。ウォーミングアップから体をつくって、そのまま試合に入るスタメンとは勝手が違い、また久しぶりのピッチだということもあって「今季は途中からの出場はあまりないし(実際は途中出場は今季初)、いっぱいいっぱい。ふらふらでした」と言いながらも、「それでもあれくらいのチャンスがあれば、ああいうところで決めないと」と得点がなかったことを少し悔んでいました。
「またチャンスをもらえたらやってやるぞ、という気持ちにさらになった」というひさしぶりの日立台。あの大きな鈴木達也コールが本人の気持ちをぐんぐんと上昇させてくれたのは言うまでもありません。次節以降、その「スーパー達也」ぶりを発揮してくれることをさらに期待しましょう。

2006年7月25日

更新日:7/25 21:18

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本日の担当:横井孝佳

午前練習のみ行われた本日。石さんによると、「今回は10日(試合が)開いたから、戦術的なことはおとといまでにみんなやったんじゃよ。あんまり詰め込みすぎても、選手がパンクしちゃうから。今日はリラックスとコンディション調整だけ」。南選手と加藤選手、そしてリハビリ中の北嶋選手、根引選手、柳澤選手を除いた全選手が参加して、ミニゲームを行いました。
レクリエーション目的とはいえ、近藤選手がゲームに参加するのはじつに久しぶり。思わず目頭が…熱くなりませんでしたが、楽しそうにプレーしているのを見てこちらもうれしくなりました。ホントによくここまで来た。あともう少し。一日も早く再び公式戦のピッチに立てる日が来ることを願っております。
また、一度は練習試合に出場したものの再び内転筋を傷めて別メニューとなっていた山下選手、腰を傷めて別メニューだった瀬戸選手も元気に参加。2人とも、復活の日が近そうです。

ミニゲーム中は小雨がパラついていたものの、終わる頃には久しぶりに太陽が顔を覗かせました。夏を思わせる熱い日差しが雨に濡れたグラウンドに照りつけて、たちまち不快指数120%の蒸し風呂状態に。そんな中、ドゥンビア選手や宇野沢選手、長谷川選手の若手FW陣が居残りシュート練習を続けていました。
シュートを受けるのは桐畑選手と、今週レイソルの練習に参加している流経大1年生GKの林選手。2人とも泥で真っ黒になりながら、最後までシュート練習に付き合いました。なお、林選手は流経大柏高校で長谷川選手と同期だった選手。桐畑選手にとっては同い年のライバルですから、刺激になったのではないでしょうか。

午後、明日の「ようこそ!後輩デー『北嶋選手・永井選手編』」にあたって大型ビジョンで流す映像を撮影しました。北嶋選手は昨日から、下半身の筋トレを始めているそうです。患部は未だ包帯ぐるぐる巻きで痛々しいのですが、本人はいたって元気。「2週間で復帰する!」と意気込んでいます。医学会の定説を覆すスピード復帰を目指してほしいものです。

なお、以前皆さんにご投票いただいた「変顔選手権」で見事トップに輝いた鈴木達也選手。練習見学に来られたファンの方が、鈴木選手本人に「横井さんから何も貰ってない」と聞いたそうで、わざわざオリジナルグッズを作ってくれました。ごめん、忘れてた。
グッズとは、“あの”変顔がプリントされた名刺、ステッカー、シール。いずれも見事な出来映え。渡された本人は戸惑っていたようです。

2006年7月24日

更新日:7/24 19:7

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本日の担当:種蔵里美

あさってのホーム・徳島戦に向け、チームは午前9時半よりミーティングを行い、野球場でトレーニングを行いました。
試合メンバーはシュート練習を、それ以外のメンバーはゲーム形式を繰り返しました。
スタジアムではリハビリ中の柳澤選手がランニングを。車の免許取得は大河原亮選手に遅れをとってしまいましたが、今日も元気な声を響かせていました。

練習後には、岡山選手がサッカーマガジンの取材を受けました。カラーのインタビューページです!熱く話し始めたら止まらない岡山選手。冒頭の本当にちょっとした質問に対する答えを熱く語り始め、ふと時計を見ると数十分が経過。この間、他者が話しかける隙を与えません。本題に入れるのだろうか・・・とだんだん心配になりハラハラしましたが、そこはさすがの編集者Sさん。話を引き出しつつも、うまく本題に持ち込んでいました。
撮影にもこだわりました。何箇所かで撮ったのですが、本人のたっての希望により、「あそこで撮ってくださいよ」とあのお気に入りスポットで撮影を敢行。「初めてここからの角度で見たわ。こんなんなんやなー」とノリノリでポージングを決めておりました。サッカーマガジンさん、ご協力ありがとうございました!
インタビューは来週火曜日発売号に掲載される予定です。写真にもご注目ください。

さて20日に手術を受け、翌日無事に退院した北嶋選手が、本日よりリハビリをスタートさせました。下半身の筋トレなど、室内でのメニューをこなしたようです。出場が叶わず残念ですが、あさってはようこそ!後輩デー「北嶋・永井」選手編です。北嶋選手の子どものころの秘蔵写真やビデオメッセージなども紹介します。こちらもぜひお楽しみに。

2006年7月24日

更新日:7/24 0:15

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本日の担当:横井孝佳

私以外誰もいない休日のオフィス。一人新聞を読んでいると、背後のほうから「カツカツカツカツ・・・」と音がする。まさかラップ現象!?と振り向くと、真っ黒に日焼けした石さんが窓にへばりついて、爪を立ててました。ガラスが曇るくらい…。
いえ、まったく意味はないんですけど、チームはいいムードだってお伝えしたかったんです。それだけです。

チームは今日、午前と午後の二部練習。午前中はフィジカル系のメニューをこなし、午後4時から行われたトレーニングでは、徳島戦に向けた紅白戦などを行ったようです。ようです、というのは、私が「Rising レイソル!」出演のため千葉へ出かけたがゆえに、紅白戦まで見られなかったから。前回の対戦では敗れている徳島、最下位だからといってまったく油断はなりません。
今日、徳島帰りで疲れた表情の(大体いつも疲れた顔をしてるんですが)平川スカウティング担当コーチと話す機会がありました。そのとき話題に上ったのは「徳島の鳴門での強さは何なんだろう」ということ。
先日の神戸戦の折、神戸の広報の方(広報日記をご愛読いただき誠にありがとうございます)とも話したのですけど、神戸もヴェルディもレイソルも、鳴門で完封負けを喫している。何か見えざる力があのスタジアムで働いているのでは、という話。
平川コーチはこう言うのです。「スタジアムによって、集中が高まるところとそうならないところがあるんですよ。鳴門は周囲の景色も茫漠としているし、ピッチとスタンドが離れていてなおかつバックスタンドは芝生。試合に集中しているつもりでも、そんな環境の中でやっていると、つい集中が途切れることがあるんですよね」と。
「その点、ここ(日立台)はいいですよ。選手が試合に入り込める要素が揃ってますから。囲まれ感、スタンドの大声援、圧倒的なホームの雰囲気などなど」と続ける平川氏。
なるほど、毎度申し上げていることですが、やはり日立台は「サポーターの力を最大限発揮できるスタジアム」ってことですね、特にホームのレイソルにとっては。「こんなこと言うと自分の仕事を否定しているようですけど、やはり最後は“気持ち”ですからね」と平川氏。
そんなわけで皆さん、5月以来遠のいている連勝を成し遂げるためにも、ぜひ水曜日は日立台へ!! 皆さんの力で、選手に勇気を与えてやってください、レイソルを勝たせてください!!

毎度のお願いでございます。マッチデープログラム『Vitoria』に掲載するサポーターズボイスを募集しております。HPのご意見・お問い合わせメール「広報宛」からお送りください。月曜日の午後までにお送りいただければ幸いです。掲載しきれなかった分は、当日の「バモスレイソル」で読み上げさせていただきます。よろしくお願いいたします。

2006年7月22日

更新日:7/22 22:56

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本日の担当:横井孝佳

一体梅雨はいつになったら明けるのでしょうか。そんな疑問が頭をよぎる曇り空の柏の葉。駒澤大学との練習試合を行いました。
試合前に主務の宮本タクちゃんから渡されたメンバー表を見て、何と言ってもうれしかったのは、フランサ選手と鈴木達也選手の復活。フランサ選手は6月21日の湘南戦以来、鈴木達也選手に至っては5月6日の草津戦以来ですから、ずいぶん久しぶりです。
布陣は、フランサ選手が1トップの4-2-3-1。鈴木達也選手は2列目の右に入り、トップ下には佐藤由紀彦選手が入っていました。石崎監督がモンテディオを率いていた頃、佐藤選手はトップ下でブレイクを果たしています。なかなか興味深い布陣でキックオフしました。

しかし、駒大は普通に強い。2トップは各クラブの注目を集める巻選手(ジェフの巻選手の弟さん)と原選手。15分過ぎ、右サイドからのクロスを原選手に、数分後にはコーナーキックから巻選手に、いずれもヘディングで決められて立て続けの2失点。レイソルはコンビネーションも今ひとつで、アグレッシブな駒大に押し込まれる場面が目立ちます。慣れない布陣を試したり、熟成を深めるのが練習試合の目的なので、仕方ないのですけど…。
指揮を取る高コーチの指示で、佐藤選手と鈴木選手のポジションを入れ替え。この変更により、フランサ選手が卓越したポストプレーでボールを捌き、鈴木選手がスピードを活かして縦に突破する場面が出てきました。途中、CBとしてプレーしていた落合選手が負傷交代(本人いわく、やれたけどベンチが気を遣ってくれた、とのこと)。前半終了間際には、相手のクリアボールを永井選手が左へ、平山選手の低空クロスに中央で佐藤選手がダイビングヘッド、これが決まって1点を返します。

後半は、足が止まってきた駒大に対しレイソルが押し込む場面も増えてきます。後半から出場した宇野沢選手が、持ち味の突破力でハーフウェーライン付近からペナルティアーク手前までドリブル、弾丸ミドルを放つ場面も。惜しくもポストに嫌われましたが、300名ほどのお客様が入ったスタンドが沸きました。
ドゥンビア選手が一発レッドで退場、しかし練習試合のため、相手ベンチに確認をとって、前半で退いていた鈴木達也選手が再び入りプレー。終了間際はレイソルが押せ押せ。どうしてもゴールをこじ開けることができず、このまま敗戦かと思われたロスタイムに、鈴木達也選手がドリブル突破、見事な切り返しでDFをかわしシュート、これが決まって、同点で試合を終えました。

ちなみにレイソルのGKは桐畑選手が90分間プレー。終了間際のレイソルが押していた時間帯に、カウンターから決定機を与えてしまいましたが、桐畑選手が横っ飛びセーブ。ビッグセーブでした。本人に水を向けると「いや、全然駄目っす」と謙遜していましたが。鈴木GKコーチも「もちろん課題もあったけど、(それも含めた今日のプレーに対して)オレは納得してる」とまずまずの評価を与えていました。
なお、この試合で先制点を決めた駒大の原一樹選手が、明日から火曜日までの3日間、レイソルの練習に参加します。明日練習見学にお越しになる予定の方はご承知置きください。

さて、話はまったく変わりますが、大勢の方からメールにお問い合わせをいただいているので、この場を借りてご回答申し上げます。8日の「七夕デー」で、選手が書いた短冊をアップしてほしい、というお願いについて。
じつは、七夕飾りの笹を回収したところ、ほとんどの選手の短冊がなくなっていたのです。たぶん、天の川へ飛んで行ったのではないかと。きっと願いも叶うことでしょう。
笹に飾りつける前に写真を撮っておかなかった私のミスです。皆様、大変申し訳ございません。

2006年7月21日

更新日:7/21 20:33

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本日の担当:種蔵里美

朝カーテンを開けるとしとしと雨。柏市環境美化推進員の方々にご協力をいただいての柏レイソルユース・ホームタウンクリーンアッププロジェクトは、残念ながら天候により中止となりました。小学4年生から高校生までの全学年が揃う唯一の日だった今日。明日からは招待試合や全国大会などにそれぞれが散っていきます。
2001年以来となるこのプロジェクト、秋にでも実現の運びとなるよう、あらたに調整される可能性もあります。また決まりましたらご報告します。

チームは本日午前練習のみ。時折激しく雨が降るなか、約2時間のトレーニングをしっかり積みました。
トレーニングの前にはいつものように全体ミーティング。神戸戦を振り返るとともに、あらためて第2クールの全失点&得点シーンを観ました。チームが目指している速い攻守の切り替え、高い位置からのディフェンス、連動しての動きはやはり何度見ても気持ちがいいもの。昨日のゲーム形式でも「攻守の切り替えを意識しよう」と石さんが声をかけていたように、常に意識し続けてこそ実現できるものでもあります。いい部分はそのままに、また「より多くの得点シーンを生んでいこう」と確認しあって、ミーティングを締めくくりました。
ゲーム形式中心のトレーニングとなりましたが、今日はジャンプやスプリントの測定も行いました。ともに第1位は加藤慎也選手!
「瞬発力も求められるし、GKは総合的な運動能力が高いんですよ」と松原フィジカルコーチが説明してくれました。同じくGKの南選手も上位に入っていたようです。数値を細かく分析し、前のデータと比較しながら、選手たちのコンディションやフィジカルの向上具合を見ていきます。

さてトップページでもお知らせした通り、明日の午前練習は午後1時からに変更となりました。チームは、午後1時組と午後3時半組と2つにわかれて動くこととなります。いずれも会場は柏の葉。メインスタンドを開放し、自由にご見学いただけます。試合がない週末はさみしいですから、お時間のある方はぜひ柏の葉でお会いしましょう。

2006年7月20日

更新日:7/20 22:41

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本日の担当:種蔵里美

嬉しいニュースがあります。鈴木達也選手が本日よりチーム全体練習に完全合流です。さらにはゲーム形式トレーニングで2得点!
5月6日の草津戦に負傷し、ここまで2ヶ月半。完全復活が待ち遠しい限りですね。
左内転筋痛によりチームを離れていたフランサ選手も全体練習に合流。早速、華麗な股抜きヒールパスをゲーム中に披露してくれました。あけぼの山で行われた午後練習では終始上機嫌、体もキレているように見えました。

一方で、本日お知らせした北嶋選手の負傷離脱は残念というよりほかありません。
選手はどこかしら痛みを抱えながらプレーしているものですが、あまり調子の良くなかった膝に痛みがより出たのが札幌戦でした。ホームでの神戸戦を回避し、翌日の月曜にピッチ上で動きを再確認、翌日に手術を決意しました。膝のお皿の裏で、はがれかけた軟骨が動き、神経を圧迫する「軟骨損傷」。痛みがあるときは激痛が、またその痛みが出ないときもあるだけに、手術を決意するには大変悩んだと思います。
幸い手術は無事に成功、麻酔がとれた今も痛みはほとんどないようです。
折しも数週間前、次の日立台に出場したときのいい写真を自身の公式HPに載せよう、と言っていたばかり。水戸戦で叶わなかったお立ち台も近々、日立台で実現させたいなぁと個人的に思っており、なおさらのこと残念です。でも、レイソルの戦いがさらに正念場を迎える秋の日立台には、キタジは必ず戻ってきます。お立ち台も公式HP用の写真もそのときに叶えるとして、しばらくはリハビリに専念できるいい環境をチーム全体で整えたいと思います。

最後にお知らせを。
アップが遅れていました4th MEDIAならびにJ's GOALの岡山選手のインタビューが昨日より掲載されています。また、流山市ホームページのなかで、先日の流山ホームタウンデーの模様が紹介されています。ぜひご覧ください。(http: //www.city.nagareyama.chiba.jp/top/jouhoukan/0607/reysolhometown.htm)

2006年7月17日

更新日:7/17 22:38

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本日の担当:横井孝佳

数十年ぶりにテルテル坊主を吊るしたくなったほど、晴れを、せめて雨が降らない天気を望んでいたフリマ当日の今日17日。しかし朝、カーテンを開けると、無情にも雨がしとしと降っておりました。
早い時間に体育館を会場とすることが決定し、午前中からその準備に追われました。アリーナにブルーシートを敷き、テーブルと椅子など備品も置いて、あとは選手を待つばかり。しかし練習が長引いたのか、なかなかやって来ない。開始30分前頃になってようやく、大きな荷物(商品)を抱えた選手たちが三々五々やってきました。あたふたと商品を並べたり、値札を付けているうち30分はすぐに過ぎ、大谷選手会長が挨拶をしたのは予定の13時を回っていました。皆さん、暑い中お待たせして申し訳ございませんでした。
ところで。この時点でちょっと危惧していたのは、商品が少ないこと。去年、一昨年よりも少ないのです。
南選手によれば、「毎年フリマやってると、もう家の中に売れるものがない」。それはそうかも。しかしフリマベテラン組の南選手、今年もいろんな商品を持ってきてくれました。何に使ったのかアフロヘアのヅラ、自らのリハビリの際に用いたというポータブルジェットバスなど。最後まで売れ残ってましたけど。
もう一つの理由は、新加入選手が多く、引越しの際にいらない衣類や日用品をあらかた整理してきた、という声が多かったこと。ドゥンビア選手の出品は何もなし、深津選手は一つだけ。これも仕方ないことかもしれませんね。深津選手のことを大谷選手会長に話したら、「…あいつはホントに…ちゃんと伝えたのに」とトホホ顔をしてました。同級生ならではの思い出でもよみがえったのでしょうか。
そんなわけで、売上金は昨年を下回りましたが、レイソルフリマの醍醐味は、ふだんピッチ上で戦っている選手たちが売り子となる意外性、そして値段交渉やサイン入れなどで触れ合えるコミュニケーションにあるんですよね。今年も皆さんにお楽しみいただけたと思います。売上金は社会貢献活動に役立てさせていただきます。なお、明日、WEB会員コンテンツ「レイソル写真館」に、より多くの写真を掲載いたします。

さて、さかのぼってしまいますが、やはり昨日の神戸戦に触れないわけにはまいりません。
キックオフから気合を見せてくれた選手たち。味スタでスカウティングをしていた平川コーチから携帯に電話がかかってきました。「どうですか、リードしてるみたいだけどウチの選手は“戦って”ますか」と。「平川さんの願いどおり、這いつくばってでも勝とうと頑張ってるよ」と答える私もうれしかった。しかしこちとら速報で忙しいので、試合中は金輪際、電話しないでくれたまえ(真に受けないで。ウェルカムですよ)。
平川コーチはこんなことも言っていたのです。「神戸はサポーターもすごかった。神戸がボールを奪えばおおーっと声があがるし、ミスってもチャレンジしていたら大きな拍手が起きる。神戸の好調の一因は、サポーターの力が大きいですよ」と。
その伝でいけば、昨日のレイソルサポーターも最高のサポートをしていましたよね。日立台の力を最大限発揮できたと思います。つらつらと思い返せば、4月18日に山形に敗れて以来、日立台では負けてないんですよね。
次節はお休みですが、その次は徳島、山形と土を付けられた相手と日立台で対戦します。ぜひわれわれの力を見せ付けてやりましょう。

なお、チームは明日、明後日とオフです。つかの間の休日を過ごすために、既に柏を離れた選手もいると聞きます。広報日記も2日間お休みし、木曜日から再開します。ご了承ください。

2006年7月17日

更新日:7/17 0:1

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本日の担当:種蔵里美

神戸を相手に3?0の勝利!!
「今日はバッチリでしょ。つぶせるとこつぶせて。もう、アドレナリンがすごい出た」
昨日、「そろそろこっちが勢いに乗らないと。明日は絶対勝つ」と言っていた山根選手。「アドレナリン、見えたでしょ?」と試合後はほんと嬉しそうでした。今日は大谷選手とのダブルボランチ。「相手のいやなとこ、いやなとこを代わる代わる潰して。お互いのリズムがわかってるからやりやすかった」と語りました。足首を痛めて試合中に自ら「×」印を出しましたが、これ以上無理をしないようにとの判断だったようです。3連戦の最後の試合で体力的にはかなり追い込んでの試合となりましたが、見事に結果を出してくれました。
この「アドレナリン」、そして選手たちが動けた理由は、やはり「日立台の力」を最大限に引き出してくれたみなさんのおかげです。試合前も試合中も試合後も、タオルマフラーが回る光景、みんなが一斉に手拍子をする瞬間は本当に綺麗で、迫力があった。ご来場いただいた方々、本当にありがとうございました!今日もともにこの一戦を共有できてよかったです。

試合後、この選手が試合をどう振り返るか、ものすごく楽しみでした。ひさしぶりの出場となった谷澤選手。
「危機感があった。3試合ぶりだったし、今日はよかった。昔に戻ったかんじでプレーした」としみじみと言っていました。
久しぶりのスタメン出場もいいプレーも嬉しいけれど、この「昔に戻ったかんじ」というコメントが聞けたのがすごく嬉しかったです。
今季、スタメン出場のチャンスがありながらもなかなか自身のリズムがつかめずにいました。谷澤選手にとって、自分のなかでひとつの基準となっているのは、「ルーキーの頃のがむしゃらで、自信を持ってプレーしていた自分」。この試合で、そのヒントを得たのかもしれません。「監督が会見で(決定機を)『♪きーめてくれ、ヤッザワ』って歌ってたよ」と告げると、苦笑いして帰っていきました。谷澤選手が自らをレベルアップさせて、「自信」を掴めば、チームのレベルアップにも必ずつながる。引き続き、しっかり頑張ってもらいましょう。

七夕の短冊に「チーム内得点王」と書いていた李忠成選手は、今日で今季7得点目。ディエゴ選手の背中も見えてきました。札幌戦が相当に悔しかったようで、「ふっきって、やるだけやろう」とピッチに入りました。ちょっとヒヤヒヤするぐらいに気持ちが前面に出ていましたが、「気持ちが先行するのが僕だし、そういう選手。見ている人にはひやひやした人もいたかもしれない。その気持ちを出して、課題はいっぱいあるけど、今日は自分の全部を見せようと思った」と振り返っていました。
ちなみに得点後は、チバテレビ「ライジングレイソル」で公言したクラウチダンスを試みたそうですが、「みんなに阻まれて出来なかった」よう。次回に期待です。
次節はお休みの節。次の試合は7月26日のホームゲーム・徳島戦となります。今日の試合を勢いに変えていきましょう!

さて明日はフリマ!幸い、お天気ももちそうです。
大谷会長も試合後、さっそく明日のことに思いをめぐらせていました。値段をつけるためのマッキーもガムテープもハセを連れて買いに行ったし、組分けも決めたし、あとは釣銭だよね。あ、巌さん、ちゃんと品持って来てくださいね、と。会長の業務もなかなか大変。大谷選手のためにも、皆さんのご来場をお待ちしております。
ふたたび明日も日立台でお会いしましょう。

2006年7月15日

更新日:7/15 23:37

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本日の担当:横井孝佳

少し遅れて参加した、今朝のチームミーティング。神戸の試合を編集したVTRを映すスクリーンに見入る選手たち。後ろから見たら…リカが2人いる! やはり遅れて参加した竹本GMも、小声で「なあ、あのリカみたいな頭、誰だ?」と聞くんです。そう、リカルジーニョ選手のような坊主頭が最前列にもう一人いる。
ミーティング後に確かめたら、大河原亮選手でした。なんだなんだ、レイソルに坊主頭増殖中か?(大河原選手と私だけですけど)。
今日も非常に暑い一日でしたね。午後は曇りましたけど、練習中は強烈な日差しが照りつけていました。汗で前髪が額に張り付いた状態でピッチから引き上げてきた永井俊太選手、「暑いっ!! 異常ですよ」と叫ぶので、「俊太君も坊主にしたら。夏仕様で」と勧めたのですが、「それだけはない」と拒否されました。南選手にも「夏って感じでいいね!!」と褒められたんだけどな。
ちなみにミーティングでは、ここのところ広報日記での登場頻度が増している平川雅之コーチが、ひときわ声を大にして檄を飛ばしていました。
「神戸は強いです。這いつくばってでも勝つという強い気持ちがないと難しい相手です!」
いつもなら戦術的なことを淡々と伝える平川コーチが、メンタルについて切々と訴えている。きっと選手たちの深いところにも届いたと思いますよ。

日立台でも蝉の声が響き始め、本格的な夏到来を感じさせます。梅雨明けも間近でしょう。
明日は平日開催日を除けば、日立台で初の19時キックオフ。日立柏サッカー場の夏のナイトゲームの美しさって格別ですよね。照明に煌々と照らされる緑のピッチと黄色いスタンド、そして背景に広がる漆黒。晴れていれば、西の空に残照が赤々と広がっていたりして。それぞれの色のコントラストが綺麗な上に、街の中でここだけ異なる空気が流れている、その浮かび上がり方が際立つ感があるのです。
ましてや明日は上位対決、ヒートアップは必至です。繰り返しのお願いになりますが、お時間に余裕のある方はぜひ、スタジアムで。強敵神戸を倒し、またあの一体感を味わいたい。鳥肌が立つほどの一体感を。そうですよね? 迷っている方はぜひ、スタジアムにお越しください。「日立台は5割増しの力が出る」と山根選手も言っています。皆さんの力を最も伝えられるスタジアムで、ぜひ一緒に戦ってください。

2006年7月14日

更新日:7/14 18:38

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本日の担当:種蔵里美

ものすごい雨と風と雷と。いまはもう止みましたが、17時過ぎの日立台は黒い雲に覆われ、嵐のなか。通り雨というには強すぎる風雨で、スタジアム1階には雨がふきこみ、ピッチ上も水がたまって川のよう(いまは何事もなかったかのようにひいています)でした。みなさんは大丈夫でしたか?
今日は突然の風雨にびっくりしましたが、16日の天気予報は嬉しいことに「曇りときどき雨」から「曇り」に変わりました。
お天気を見て少し迷っていた方々もぜひご来場ください!
このまま17日も雨が降ることなく、フリマ&サッカー遊び広場を成功させたいところですね。

チームは午前9時半より、日立柏サッカー場で紅白戦形式などのトレーニングを約2時間積みました。平山選手が出場停止となる今節。神戸戦、勝たなくてはいけない一戦です。
マッチデープログラムの原稿チェックでみなさんからの「サポーターズヴォイス」を読み、神戸戦に向けてさらに気持ちが高ぶってきたところで、平川スカウティング担当コーチより素敵な報告が!
「神戸戦に向けてのポイントを見つけました。『モーゼの十戒』のように目の前に道が開けてきました!」と。
さすがは平川さん!選手たちがピッチ上で気持ちを前面に出して全力で戦い、勝つために、その分析は大きな後押しになるはず。一体どんなポイントなのかが気になりますが、さらに闘志がふつふつと沸いてきました。
オホーツク海には行きませんよ!

さて今日は一段と暑い一日でした。食堂「ピアノ」には、選手、スタッフ、ユースの子どもたちのため、各テーブルに「夏バテしないための食事テクニック」といったパネルが今日から登場しました。
お肉も炭水化物も野菜もフルーツも何一つ欠かしてはいけません、冷たいドリンクを摂りすぎたらいけません、食が進むように香辛料をうまく使いましょう、そしてエネルギー源となる炭水化物はしっかり摂りましょう。食事は各々の意識で変わってきます。体が資本の選手にとっては、食欲がなくなりがちな夏は気をつけて過ごさなくてはいけない季節。タフネス!な今季はなおさらです。
選手をサポートする私たちも、体調を万全にしてタフネス!でいかなければと、自らを省みながらのお昼ごはんとなりました。

2006年7月13日

更新日:7/13 23:11

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本日の担当:横井孝佳

J2っていいですよね。落ち込む暇なんてありませんから。もう3日後には次の試合、神戸戦。とにかく次、勝つしかないんですから!
と話していたら、
「いやに吹っ切れてますね。ススキノで憂さ晴らしでもしたんですか」
と主務のタクちゃん。違いますよ。苦しくても顔を上げて、無理矢理にでも気持ちを切り替える。それがメンタルのタフネスってもんです。
とは言うものの、やはり札幌に敗れたショックは、一夜明けても残っていました。札幌戦の遠征メンバーは、午後2時前に柏へ到着。着替えてすぐにリカバーを始めたのですが、どことなく雰囲気が暗い。
しかし、北海道と比較すると赤道直下かと思える暑さの中、20分間にわたってランニングを続けて汗びっしょりになった選手たちの表情を見ると、顔つきが変わっていました。やはり気分転換には運動が有効です。
そしてリカバーが終わった後は、ピッチ上で車座になって話し合っていました。南キャプテンが集合をかけたという風ではありませんが、自然発生的に。話し合いがチームの結束を深め、気持ちの切り替えにもプラスに作用してくれればと思います。
何しろ神戸は絶好調。うつむきながら戦って、勝てる相手ではないのですから。

「相っ当に強いですよ、今の神戸は」
人を脅かすのが得意な平川スカウティング担当コーチが耳打ちするのです。
「第2クールで当たったときより確実にチーム力を上げてますよ、今の神戸は」
疲れた表情の平川コーチ。昨日神戸ウイングで試合を観戦し、神戸の好調さに衝撃を受けて、朝の5時までビデオを観ながら攻略ポイントを探っていたのだとか。
スコアだけを見ると、苦手とする草津に後半ロスタイム、セットプレーから勝ち越し点を決めて辛勝、と読めるのですが、実際には主力の三浦選手、トーメ選手を温存し、それでいながら圧倒的に試合を支配していたといいます。
上等じゃないですか。「強い相手に強い」レイソル、その真価を発揮してやろうじゃないですか。ましてや舞台は日立台。今ごろFC東京で頑張っているであろう中澤聡太選手が(メッセージありがとうございます、FC東京さんに届けました!)、キャンプ中の座談会で発言していたセリフを覚えていらっしゃいますか?
「試合前から相手を圧倒したいよね。『うわ、日立台に来ちゃったんだ』って相手に思わせたい」と言っていました。今のレイソルファミリーなら、それができる。圧倒的ホームを演出できる。連日のお願いになってしまって恐縮ですが、日曜日はぜひ、日立台でともに戦いましょう!

お願いついでにもうひとつ、恒例のお願いを。マッチデープログラム『ヴィトーリア』に掲載するサポーターズボイスを募集しております。匿名可、ホームページのメールフォーム「広報宛」からお送りください。大事な一戦を前にする選手たちを思いっきり鼓舞するような、皆さんの熱いメッセージをお待ちしております。タフネス!

2006年7月12日

更新日:7/12 23:50

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本日の担当:横井孝佳

波に乗れない。決して気の緩みがあったわけではないのに…。第3クール初戦のコンサドーレ札幌戦、悔しい敗戦を喫しました。
試合後のチームバス車内で、いつも熱い古邊フィジカルコーチが一際大きな声で叫んでいました。「何で連勝できないんだよ!! 何を怖がってんだよ!!」と。横浜FC戦で気持ちのこもった戦いを見せてくれたその4日後、コンサドーレにメンタルの部分で圧されたことに歯がゆさを感じ、それが声になったのだと思います。私もそうですし、現地やテレビでご覧になっていた方々もそうお感じになったことでしょう。
確かにコンサドーレの気合は、メインスタンドまで伝わってくるほど感じられました。函館の戦いでレイソルが勝利し、以来負のスパイラルにはまっていった悔しさ、そして日立台での対戦で敗れた悔しさをぶつけるかのように。しかし、レイソルも前節の勢いをそのままに、とてもいい感じで、ここ最近では一番とまで思えるほどに気合が乗った状態で試合に入れたのです。
試合前のウォーミングアップでは、メインスタンド1階のアップ場から聞こえるレイソルの選手たちの声が、誇張でなくスタンドの壁を震わせるほどに響いていました。それは元レイソルのコンサドーレMF・砂川選手の言葉を借りれば、「こいつら気がおかしくなったんじゃないかと思うほど、気合が感じられた」のです。しかし、立ち上がりに失点してしまった…。
試合後、ロッカールームから姿を現した北嶋選手の眼は潤んでいるように見えました。正面玄関脇のベンチに座り込み、「何でだよ…。何でなんだよ…」と悔しがっている。つらいのですが、私も後方という立場上、声を掛けました。その答えが、速報と試合結果のページに掲載したコメントです。
北嶋選手が言っているように、平日ナイトゲームの北海道に詰め掛けてくれた数十名のレイソルサポーターの方々に、励まされました。タイムアップ後に選手たちが挨拶するためスタンド前へ赴いたとき、正直、ブーイングもあり得るかと覚悟していましたが、遠目でも胸を叩いて声を掛けているのが見て取れました。メインスタンドからは声は聞こえません。しかし「うつむくな、気持ちを強く持て。俺たちと一緒に戦おう!」というメッセージを送ってくれているように感じられました。
レイソルはまだまだ弱い。決して強いチームではない。だからこそ、選手、スタッフ、サポーター、全ての力を結集して、ともに戦っていきましょう。
次は絶好調の神戸です。第2クールの首位、レイソルも今季一度も勝てていない相手です。しかし、決戦の場は日立台、レイソルの力を最も発揮できるスタジアムです。
私たちの力を見せてやりましょう。日曜日、日立台で、レイソルの名の下にともに戦いましょう。よろしくお願いします。

2006年7月11日

更新日:7/11 21:58

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本日の担当:種蔵里美

昨日、次のマッチデープログラム用に北嶋選手の取材を行ったのですが、「J2はほんとメンタルが試される。次々試合がやってくるから、一試合の結果を引きずっていられないんだよね」としみじみ語っていました。南選手も、折に触れてしつこいくらいに言います。「一喜一憂しないように。年間での目標をいかに実現するかなんだから」と。

さあ、明日の夜はコンサドーレ札幌戦。
第3クール初戦、後半戦のスタートです。
チームはこのスタートに向け、午前練習前の全体ミーティングで第2クールを振り返りました。
今季、第2節以降首位をキープしてはいますが、第2クール単独での成績は第3位。神戸、山形など力をぐいぐいつけてきているチームに続いての順位でした。黒星の数は2敗と第1クールに比べれば減っているのですが、引き分けが多いことが響きました(例えば鳥栖も1敗しかしていないのに、6位という順位なのです)。勝たないと上位にはいけない。それを、数字と誰にもわかりやすいデータで監督は選手たちに示しました。
第2クールの鳥栖戦や水戸戦のようなことが第4クールに起こらないとも限りません。リーグ戦は積み重ね。最後まで勝ちきるゲームをしよう、下位相手に勝ち点を取りこぼすことのないようにしよう、と確認しあいました。
横浜FC戦でのみんなの頑張りを生かすためにも、明日はいいスタートを切りたい。いい顔で札幌から帰ってくることを祈っています。

さてメディアインフォでお知らせした岡山選手の4th MEDIAならびにJ's GOALでのインタビュー掲載が少し遅れているようです。動画をアップする際の技術的な確認に時間がかかっているようで、来週のアップを目指しているとのこと。申し訳ありませんが、いましばらくお待ちください。

最後に嬉しい話題を。第2クールにケガで戦列を離れていた鈴木達也選手ですが、復帰に向けてだいぶ仕上がってきました。古邊フィジカルコーチのメニューに移るタイミングを伺いつつ、順調にリハビリを進めています。

2006年7月10日

更新日:7/10 23:50

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本日の担当:横井孝佳

トップチームもオフ、会社も休みの完全休業日とあって夕方まで惰眠をむさぼっていた昨日、ユースの佐々木理GKコーチからうれしいメールが入ってきました。
「イシケンクラスの成績です。関東クラブユースU-15、大宮アルディージャを延長の末やぶって優勝しました!!」
やった! すごい! U-15は関東第1代表として、8月にJヴィレッジで行われる全国大会に出場することが決まりました(全国大会への出場自体は、既に決定していました)。
今年はU-18、U-15ともにクラブユース全国大会に、そしてU-12は全国少年サッカー大会にそれぞれ出場。つまり全カテゴリーで夏の全国大会に出場するのです。開催地は全てJヴィレッジ。佐々木直人ユースマスターは、うまいこと全カテゴリーで決勝まで進めば、7月末から8月20日過ぎまで1ヶ月近くJ ヴィレッジに滞在することになります。もう、福島に住民票移しちゃえ!って感じですかね。

貴重な休日に惰眠をむさぼっていたのは、土曜日の試合後、夜中まで事務所で作業していたから。勝利に酔いしれて、気づいたら時計の針が2時を回っていました。
今思い返してもアドレナリンが再放出されるような、素晴らしいゲームを見せてくれました。じつは横浜戦の前日、スカウティング担当の平川雅之コーチがこんなことを言っていたのです。
「横浜FCは今、かなり強いです。ウチも今週持ち直していますが、相手はさらに調子がいい。勝つには、奇跡が必要かもしれません」
彼の口からこんなセリフを聞くのは、函館での札幌戦前以来でした。今朝会った折に「起こったじゃん、奇跡」と言ったら、「やってくれましたね」と、はにかみが混ざったような独特の笑顔で答えてくれました。奇跡なんて言葉を使っていますが、選手の力を信じ、それを最大限引き出そうと日夜努力している男です。相当にうれしそうでした。
その平川コーチの晴れ舞台、次戦のスカウティングミーティングは明日の朝、トレーニング前に行われます。
明日のミーティングは、第2クールの総括に加え、横浜FC戦を振り返り、さらに札幌戦のスカウティングと盛りだくさん。「大丈夫かな。時間ないんですよね」と宮本タク主務が心配しておりました。明日の午後には、札幌に向けて出発するのです。
私も水曜日の朝には、札幌へ押っ取り刀ではせ参じます(笑うとこだぞ、宮本夫妻)。皆さんもお時間に余裕のある方はぜひ、札幌でお会いしましょう。

2006年7月 9日

更新日:7/9 2:15

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本日の担当:種蔵里美

メインスタンドのほうに戻りかけている選手たちを見て「ヒーローインタビューの選手に声をかけなくちゃ」とは思っても、しばらく足が動きませんでした。万歳三唱に続いて行われた、ホームでは1ヶ月ぶりの勝利ダンス。ピッチレベルからスタンドを見上げて、この試合にかけるみなさんの気持ちの強さにあらためて気付き、胸が熱くなりました。
首位決戦。今週火曜日のミーティングからここまで、丹念に準備を進めてきました。「最後に勝負を左右するのは気持ちの部分でもあるんだからな」。石さんはこう選手たちに語りかけていました。
立ち上がりすぐの失点に、ここ数試合の悪い流れが一瞬頭をよぎりました。それでも石崎監督が試合後の会見でも語ったように、焦らずに、「今日は勝つんだ」という気持ちが最後まで途切れませんでした。李選手の2得点は見事!平山選手の折り返しのヘディングもリカのパスも亮選手の再三に渡るサイドの突破も。
(明日の千葉テレビ「ライジングレイソル」は試合後の亮選手、李選手のコメント、前半戦を振り返る石崎監督のコメントが放映されます。ぜひご覧下さい)

「いや、いつもこういう試合をしなくてはいけないんですけど」
試合後、祐三選手らしい言葉で試合を振り返っていました。
「第2クール最後の試合、首位対決。120%の力が自然と出る状況。今日は絶対に勝つ、と思っていた」と語ったあとの一言でした。達成感に満ちた表情でミックスゾーンに現れましたが、これからの後半戦に向けた課題をきちんと表現することも忘れていませんでした。
課題といえば平山選手も修正点を口にしていました。でも、「今日はみんなが喜んでくれているんだから、課題とかそういうことよりも、チュンソンのおかげってとにかくそれだけは書いといて」というのもまた平山選手らしい気遣いだな、と感じました。
誰に聞いても返ってきましたが、いい終わり方のできた第2クールでした。札幌、神戸との連戦に向けても、第3クールに向けても、こうした試合をみんなが体感できたことは大きな糧になります。

試合2日前の木曜日、岡山選手は「七夕デーにみんなが持ってきてくれる短冊の想いを背負って、絶対に勝つ」とコメントしていました。
まさに有言実行でした。
その七夕デー。特設ブースは大盛況でした。たくさんの短冊と七夕飾りが連なり、笹が見えなくなっていたほど。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
どんな願いごとがあるのかな、と試合前にちょっと見て回ったのですが、「J1復帰」「J1昇格」の願いであふれていました。このほかには、「レイソルとともに家族みんなが幸せになれますように」「受験に合格しますように」や「探偵になれますように」「スイミングでかえる組になれますように」などなど、真剣な願いごとがたくさん吊るされていました。
○○選手が活躍しますように、○○選手のケガが早く治りますように、といったお願いごともまた多かったですね。
みんなのそれぞれの願いが、どうか叶いますように。

さて今季のレイソルの戦いは、ようやく半分まで辿りつきました。あと半分。暑い夏、秋の正念場の戦いと、ここからの半分はさらに厳しい試合が続きます。苦しいときには、今日の試合後の雰囲気をまた思い出したいと思います。後半戦、苦しいことばかりが待ち受けているわけではありません。試合出場のチャンスを狙っているニューヒーローの出現や、いまリハビリに精を出している選手の復帰もある。喜びも苦しみも一緒にのりこえて、みんなであと半分、頑張っていきましょう。これからもよろしくお願いします。

2006年7月 7日

更新日:7/7 23:8

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本日の担当:横井孝佳

誰が決めた日程なのやら、この長いJ2リーグの戦いの折り返し点で、まさか首位と2位のチームが対戦することになろうとは…。おまけに3位と4位の対戦もあるんですよね。神様のいたずらでしょうか。
というわけで、横浜FCとの対戦が明日に迫りました。山形に完敗し、私自身流れを変えたいと、床屋へ駆け込んで正真正銘の丸刈りに。気づかぬうちに悲壮感漂う表情になっていたようで、強化部を訪ねた折、竹本GMに「おまえね。」と諭されました。
「そんなんじゃ身体がもたないぞ。これからもっとしんどい戦いが続くんだから。流れのいいときもあれば悪いときもある。そこは割り切って、淡々と業務を遂行しなさい」と。
仰る通りなのです。私が一人鼻息を荒くしたところで、何が変わるわけでもない。
今日も、大切な一戦を前にしながらも、選手たちはリラックスしていました。四六時中戦闘モードでは、彼らこそ心身ともに疲弊しきってしまいます。スタジアムへ入る前はリラックスして、ロッカールームで徐々にコンセントレーションを高めていく、それが選手のパターンです。だから、フォトギャラをご覧いただくとおわかりのように、小林祐三選手もNo.1ダックを片手に無邪気に笑っているのですね。
その祐三選手、七夕デーの前日なのに、「まだ短冊に願い事を書いていない最後の4人」の一人でした。クラブハウスで彼を捕まえ、白紙の短冊を渡すと、「何書こうかな・・・」といつもの長考モードに。彼は年始めのイヤーブックのアンケートでも、広報を1時間待たせた前科を持っています。
「願い事がありすぎて一つに絞れない」
と唸る小林祐三。これは決して優柔不断なのではなく、いい加減なことは言えない、自分の言動や行動には常に責任がある、という彼のポリシーなのです。思わず、「適当って言葉覚えると、人生ラクになるよ」と声をかけたのですが(無論、冗談ですよ。「何事にも全力」が彼の美点です)。
今日も30分近く悩んで、やっと書いてくれました。何を書いてくれたかは、明日、スタジアムでご確認ください。
もう一人、短冊を書いていなかった平山選手。彼は「願い事がないんだよね」とうらやましいことを言う。結局そのまま、昼食に出て行ってしまいました。
すると午後、私が席を外している間に平山選手がひょっこりクラブ事務所に現われ、短冊を置いていったらしいのです。「(短冊に)書けたらロッカーに置いとくから取りに来て」とか言ってたくせに。何かにつけてクールに振舞うけど、根は温かい男なんですよね。短冊に書いてくれた願い事を見て、なぜかうれしくなりました。こちらも明日、柏の葉でご確認ください。

2006年7月 6日

更新日:7/6 23:53

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本日の担当:種蔵里美

2日後に迫った直接対決vs横浜FC戦に向けて、チームは午前10時半から柏の葉でトレーニングを行いました。
雨に降られることなく、そして比較的涼しいなかで約1時間半、ゲーム形式などのメニューで汗を流しました。

さて横浜FC戦は七夕デー。みなさん、短冊の準備はできていますか?昨年同様、選手たちも続々願い事を直筆で短冊にしたためています。多いのは、やはり家族みんなの願いであるJ1昇格。そしてそれ以外でも、各々プライベートなことや個人的な目標を、ある選手は何日か考えて、ある選手はひらめき重視で書き込んでおりました。大学に戻っている鎌田選手の短冊がないのが少し心残りですが、柏の葉に設置される七夕の笹に全選手分が吊るされますのでぜひご確認を、そしてみなさんの短冊もぜひお持ちください。七夕デーといえば、昨年急遽開催することとなり、開催当日に七夕飾りがほとんどついていないとてもさみしい笹に焦った記憶があります。そんなことがないよう、今年は手作りの七夕飾りをお持ちいただいた方先着300名様にハズレなしのスピードくじにチャレンジしていただるという素敵な企画もあります。
なんとか雨が降りませんように!

短冊に何を書こうか、しばらく考えていたルーキーの柳澤隼選手。毎日、朝早い時間帯からリハビリメニューをこなしています。いまはまだウォーキングの段階ですが、経過は順調なよう。「酒井さん(トレーナー)のトレーニング、きついんっすよ」と言いながら、短冊に書いた願いが早くかなえられるよう頑張っています。近々、ラジオ応援番組「レイソルオーレ」にも出演しようと考えています。お楽しみに。

2006年7月 5日

更新日:7/5 23:35

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本日の担当:横井孝佳

叩きつけるような豪雨の中、あけぼの山で午後練習。今月最初のフォトギャラ用に写真を撮ろうと馳せ参じ、傘とレインコートで完全防備したつもりが、あっという間にぐしょ濡れになった私です。
「あけぼの山をなめちゃダメだよ。雨も風も遮るものがなんにもないんだから」と大津トレーナーに諭されました。おっしゃる通りでございます。もう乾いたかな、ロッカールームに干した靴下。
「雨よりも風のほうが集中を乱されるから嫌だ」と選手は言いますが、さすがにこの大雨では集中力も途切れるのでしょう。シュート練習では決定率が低めなのが気にかかりました。しかし最後に石さんが「じゃあラスト、6分で6本決めよう!!」と声をかけると、たちまち(3分くらいで)ノルマの6本を決めてしまった。石川選手がワンダフルなダイレクトボレーを決めたりして。ここ一番の集中力は保っているようです。そしてそれを焚きつける石さんの手腕も相変わらずさすがです。
皆様にご心配いただいた山根選手も、雨の中元気に参加。はじめのうちは別メニューの近藤選手とともに軽くボールを蹴りあっていましたが、シュート練習が始まるとそちらに合流しました。今朝のトレーニングで、山形戦以来初めてランニングをしたことを思えば、回復具合は順調なようです。
先日の広報日記でわたくし、山形戦で頭を打ったと申し上げましたが、本人によれば「頭だけじゃなくて、腰から背中から後頭部まで打ったんよ。最初は息ができんかったのよ」ということなので、相当な衝撃だったのでしょう。幸い骨には異常はありませんでした。

ここのところの雨で、スタジアムのピッチにはキノコが生え始めました。毎年この時期になると生えます。今年は梅雨の晴れ間が多かったため、確認したのは今日が初めて(私が気づかなかっただけかもしれませんけど)。
そして野球場の一角にフルコート1面分張り替えられた洋芝もすくすくと、と言うほどではありませんが、徐々に葉を伸ばしています。今はまだ土が見えていますが、来月には芝で覆われ、しっかりと根付いて、使用開始できる見込み。練習環境改善のために、一日も早く根付いてほしいものです。そのためなら、うっとうしい雨空も悪くないか、と思えるのでした。

2006年7月 5日

更新日:7/5 2:16

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本日の担当:種蔵里美

「やりたいことができていなかった。目標と違うサッカーになりかねない。もう一度目標を理解して、もう一度思い返してみよう」
午後練習の前に行われたビデオミーティングは約1時間にも及びました。午後3時半からのこのミーティングを敢行するため、練習場所も急遽あけぼの山から日立台に変更となりました。ビデオにしても選手たちに伝える言葉にしても、このミーティングに対する石さんの強い気持ちが伝わってきました。

ここ数試合、本日のBayfm「レイソルオーレ」でDJナラヨシタカさんが「水戸戦、山形戦…。(今のレイソルが)すごく不安なんだけれども」と言ったように、明らかにいいときのレイソルではありません。何が悪いのでしょうか。課題は多々ある。苦しいときに立ち返る戦術もある。では具体的にどうすれば。選手たち自身でも気付いていたことですが、石崎監督が選手たちに示した答えは非常にわかりやすいものでした。
山形戦のビデオを、通常よりも長く、ポイントを説明しながら見ていきました。ボールを奪われてからの反応、奪ってからの反応、攻守の切り替えが遅い、セカンドボールがあまり拾えない。
続いて、第1クールの初めに行われた仙台戦のビデオを見ました。目の覚めるような思いでした。相手にボールが渡った瞬間にプレスをかける、ボールを奪う、連動した動きで攻めに転じていく。ボールも人も激しく素早く動く、見ていて面白いサッカー。そう、こういうわくわくするようなサッカーをしていたんだ、と。第1クール序盤といえば、つい4ヶ月前のことです。そしてそのわくわくするサッカーを披露していたのは自分たち自身なのです。

今季、柏レイソルに関わるすべての人の目標は1年でJ1に昇格することです。そしてただ昇格するだけではなく、J1で通用するサッカーを身につけること。難しいことにチャレンジしている、苦しいのは承知のうえです。
第2クールに入ってケガ人の復帰や新加入選手の合流もありました。見失わないように、もう一度気を引き締めて、全員で共通認識を確認しあいました。
ビデオを見ていて、フロント業務においてもまた、同じように取り組んでいかなくてはいけないと感じました。1月20日に新体制がスタートした頃の気持ち、全員が同じ方向を向いて目標に向かっていこうと決意したままに、どんどんブラッシュアップしていかなくてはいけないと。
ミーティング終了後のピッチでは、早速「攻守の切り替え」をテーマにゲーム形式でのトレーニングを行いました。
いろんな波はあると思います。それでも平均して、まだまだ、レイソルは右肩上がりで成長していきます。

さて最後にお願いです。第2クール最後の試合となる今週末の横浜FC戦のマッチデープログラム「ヴィトーリア」に掲載するサポーターズヴォイスをお寄せください。トップページ右上「お問い合わせ・ご意見」?「広報に関するメール」から「サポーターズヴォイス」とご記入のうえでお送りください。ペンネームをご利用の方は、その旨も記載をお願いいたします。読みきれなかったメールはいつもの通り、スタジアムDJナラさんに試合当日、場内放送で読んでいただきます。首位攻防戦です。チームに力強いメッセージをぜひお送りください。お待ちしています!

2006年7月 2日

更新日:7/2 22:23

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本日の担当:横井孝佳

体が鉛のように重い…。さすがにアウェイナイトゲームの翌日にサテライトの連戦は厳しいです。中にはチームと同様、昨晩山形で今日平塚、という強行日程のサポーターの方もいらしたでしょう。お疲れ様です、そしてありがとうございます。
さらには、山形戦に出場し、なおかつ今日も出場した小林亮選手、落合選手、ドゥンビア選手、出場こそなかったものの遠征に帯同していた谷澤選手の疲労はいかばかりか。まだ若いとはいえ、電車の中で窮屈な姿勢を強いられた後ですから、今日のゲームはかなりきつかったのではと思われます。
だからというわけではないでしょうが、今日の湘南戦も敗戦。シュート3本では勝てません。もっと自信を持って積極的にプレーしてほしい…と苦言の一つも言いたくなります。まずは明日のオフ、しっかりとリフレッシュし、今週末の横浜FC戦に向けて心身ともに万全な準備を心がけてほしいところです。

平塚では加藤望選手と長くお話しすることができ、後半は一緒に観戦する僥倖に恵まれました。望さん(とあえて呼ばせていただきます)は湘南で活躍中の今も、レイソルのことを気に掛けてくれています。「ホームゲームで毎試合イベントをするっていうのはとてもいいことだよね」と、レイソルホームパーティーを評価してくれたりして。望さんのサッカーに真摯に向き合うスタンス、プロとしての自覚、そして誰からも好かれる人間性は、心から尊敬しています。「40まで(現役を)続けたいね」と語ってくれた望さん。きっと達成してくれると信じています。

さて、昨日の山形戦で頭を打ち、途中交代した山根選手は、今日チームとともに新幹線で帰柏しました。石さんによれば、まだ詳しいことはわからないので週明けに検査するとのこと。柏に到着した後、種蔵広報に「ろっ骨が6本折れた」と冗談を言っていたと聞きますし、特に変わった様子もなかったので大事ないとは思いますが、火曜日ないし水曜日にまたご報告します。

2006年7月 1日

更新日:7/1 23:45

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本日の担当:横井孝佳

完敗です。いつ以来かと思い返すほどの完敗でした。アウェイの地、山形のホテルに入り、広報日記を書いています。
思えば前回の完敗は、4月の山形戦でした。開幕前のトレーニングマッチから数えて3連敗。苦手チームをつくりたくない、そんな思いで、絶対に勝ちたいと選手も私たちスタッフも意気込んで臨んだ今日の試合だったのですが、選手たちに苦手意識が芽生えてしまったかもしれない…。今はそれが心配です。次に山形へやってくるのは最終節の1節前、正念場になるかもしれない時ですから。
モンテディオはこの順位にいるのが不思議なほど、いいチームでした。豊富な運動量、迷いのないサッカー。堅い守備でボールを奪うと、素早く前線の選手に当ててくる。クリアすると2列目の財前選手、永井選手らテクニシャンが拾って、ひんぱんにポジションチェンジをしながらワイドな攻撃を仕掛けてくる。レイソルのように、前へ前へと攻めていくチームと相性がよいのかもしれません。しかし、どんなチームにも勝っていかなければJ1昇格は望めないのは言うまでもありません。
相手の良さは認めつつも、しかし今日はレイソルが悪すぎた。運動量も少なく、判断のスピードも遅く、後手後手に回ってしまいました。何がいけなかったのか。スタジアム入りする前の過ごし方、そういった部分から見直していく必要がありますし、実際にスタッフもそれを口にしていました。
理由は多々あると思います。しかし今は、完敗を喫したという現実を直視し、ネガティブなメンタリティを引きずらずに前向きに、修正すべき点を直して、次節横浜FCとの決戦に照準を絞ります。
サポーターの皆さん、こんな試合を見せてしまって本当に申し訳なく思います。高いお金を遣って山形まで来て、雨に打たれて声を枯らして…。どんなに感謝しても足りません。そして、それぞれの場所から勝利への念を送ってくださった皆さんも。ありがとうございます。そして、本当にすみません。毎度毎度のお願いで恐縮なのですが、ぜひ皆さんの声援で選手を奮い立たせてやってください。私の口から申し上げられるのはそれだけです。
スタジアムを出るチームバスの車内、沈痛な空気に満ちていました。声をあげて悔しがっている選手もいました。選手もつらい。私たちスタッフももちろんつらい。そしてサポーターの皆さんにも、非常につらい思いをさせてしまっているでしょう。家族だから、一心同体だからこそ、皆がつらい。だからこそ、今この試練の時を、私たち皆の力を合わせて乗り越えていきましょう。
明日は平塚でサテライトリーグ湘南戦が行われます。チーム(今日の出場メンバー以外)も私たちも、山形から直接平塚入りします。明日は平塚で、ご一緒に戦いましょう。よろしくお願い申し上げます。