担当：大重正人

もう1日前の話になってしまいますが、ワールドカップの熱戦、ここ韓国・昌原スポーツセンターでも選手・スタッフがこの時間を待ち続け、食い入るように見入っていました。結果は120分戦った末のPK戦敗退。あまりに悲劇的な結末に、声を失い、茫然自失。一夜明けた、7時からの朝食。自分のことのように応援していた日本代表の敗戦に少々沈んだ空気に覆われてしまいました。

朝の筋トレルームでもその話題が繰り返されます。PK戦のむずかしさを知る選手たち。そのなか印象的だったのが菅野選手。「自分だったら絶対PK蹴りたいって言いますよ。ワールドカップでPK蹴れるなんて、決めても外しても、一生に一度あるかないかですからね」。菅野選手らしい強すぎるメンタリティの一端が見えた気がします。

沈みがちだった雰囲気ですが、トレーニングにはいれば一変。6対6、北嶋キャプテンの仲間を称える声がムードを盛り上げます。6人チームが4つに分かれましたが、近いポジションの選手をグループにして、コンビネーションを高めようとします。その中際立っていたのが大谷&レアンドロのコンビ。チームは小林、パク、近藤、橋本の4バックを合わせた6人。前線に大谷選手がいるのは違和感もありましたが、DF陣がボールを奪って預けると、大谷選手がダイレクトパスでレアンドロ選手へ渡し、何度もカウンターゴールが決まります。見事なカウンターアタック、意気がぴったりあった二人のコンビは後半戦も期待できそうです。

午後は10対10のゲームトレーニング。「土曜日は2グループに分かれて練習試合をおこなう。今日から土曜日に向けた準備をしていこう」とネルシーニョ監督はより広めのコートで実戦的な練習を行いました。昌原サッカーセンターのメインスタジアムで午後4時から昌原FCと、7時からは慶南FCと練習試合を行います。昌原FCは韓国Kリーグのひとつ下部にあたるナショナルリーグ所属。慶南FCは元レイソルのポポ選手や現草津の戸田選手が在籍したチーム。Jリーグと同じく中断中のKリーグ12節を終えて5位。首位の蔚山現代と勝ち点3差につける強豪との力試しとなります。

最後に、、、今日6月30日は桐畑和繁選手、23歳の誕生日！今日も居残り練習を終えたキリを、ネルシーニョ監督が呼びつけます。「何だろう？」と公文通訳が話す言葉に耳を傾けたところ、、、背後から仲間たちの手荒い祝福！ずぶぬれになりながらも「これを待ってたんだよ、オレは！」と喜びを爆発させます。

さらに夕食中。宮本主務や現地のコーディネーターさんたちが準備してくれたバースデーケーキでお祝い。宮本主務がろうそくに火を灯し、「さあ自分で祝って！」。するとキリ、「ハッピーバースデー、ディア、オレ??」とひとり大熱唱♪　するとコーディネーターの李さん「ナンデ、自分ガ歌ウノ？？　オモシロイナァ」と足立区15年在住の的確な突っ込みで一同爆笑！

実はこのケーキ、シジマールコーチからのプレゼントでした。前日6月13日のシジマールの誕生日に、桐畑選手はビールをケースで贈ったそうです。そのお返しに「キリにケーキを準備してくれ」と宮本主務にポケットマネーを託し、立派な誕生日ケーキをプレゼントしたのでした。麗しき師弟愛、ワールドカップ敗戦の無念さを忘れさせてくれる素敵なサプライズイベントとなりました。ハッピーバースデー、キリ！！

担当：大重正人

梅雨時期の韓国ですが、今日も一滴も雨が落ちず、晴天の2日目でした。この韓国キャンプに尽力いただいているコウさんは「昨日も飛行機が着いたら、雨がすぐにやみました。きょうも晴れてるし、レイソルが来てくれたからですよ?」と流暢すぎる日本語と笑顔で話しかけてくれます。

そんな今日も順調にメニューを消化した選手たち。若手選手は8時半から、センター1階のウェイトルームで筋トレ。ここには復帰をめざす水野選手も混じり、5種目ほどのマシーンを回ります。１時間弱ほど汗を流したあとは、栄養飲料の味について、比嘉選手らと輪を作って談義中です。

近藤選手は筋トレメニュー対象外でしたが、9時半の練習前に現れ、ストレッチなど身体を動かして、目に見えないところで日々入念な準備をおこなっています。昨日「転地訓練」にくいついた文武両道のドゥー、今日はウェイトルームについて「う?ん、筋肉鍛練場しかないでしょ（笑）」。そのあとのリサーチによると「体力なんとかって書いてたんだけど...」ということで、またわかり次第お知らせします。

9時半からは全選手が合流してのトレーニングがスタート。ネルシーニョ監督は「今日はキリカエとポゼッションのトレーニング。これがウチのサッカーの肝になるところだから、午前午後としっかりやっていこう。それから後半戦にむけて、前半戦と同じようなコンディションに上げていくところ。厳しいこともあるが、ここで手を抜いたら絶対にダメだ」と緊張感が円陣に漂います。

アップのあと、4対2パスゲームの「切り替え」と

コーン通しの「ポゼッション」グループに分かれて、90分ほどのトレーニング。

午後練習前に予定されていたベテラン組の筋トレが明日に回されるほど、密度の濃い充実した練習に。午後も「午前やった練習を忘れずやろう」とポゼッションや、ワンタッチでボールを展開してのシュート練習など、みっちり日が暮れるまで行われました。

トレーニングには昌原スポーツセンターの広報用ビデオ撮影にネルシーニョ監督が応えました。「このチャンウォンは、サッカーをするための施設がすべて整っていてすばらしいサッカーセンターです。夜も静かですし、毎日集中していいトレーニングができています」。
週末には昌原スポーツセンターの立派なスタジアム（ポポ選手が在籍していた慶南FCのホームスタジアム）を使用してのトレーニングマッチも予定されていますので、お楽しみに。あと、PCの接続難でフォトギャラリーが翌日以降にアップになってしまっておりお詫び申し上げます。

さあ、それでは、それでは。今夜のビッグマッチに備えましょう！韓国から、われらが日本代表をみんなで応援します！

担当：大重正人

アンヌンハセヨ?（こんばんは?）
ということで韓国からのキャンプレポート初日です。今日28日から7月4日まで、韓国の昌原（チャンウォン）スポーツセンターで夏季キャンプをおこないます。中断前まで16試合無敗というこれ以上ない成績をおさめた選手たちですが、レイソルの目標はJ1に戻り、J1で戦える安定した力を身につけること。常に向上心をもって、上を目指していくため、韓国キャンプを有意義なものにしなければなりません。

午前7時にクラブハウスを出発し、成田空港を飛び立ったのは11時半ごろ。午後1時半に釜山の金海国際空港に到着。気温は22度、梅雨前線の影響か、しとしと雨が降るあいにくの天候でしたが、到着から間もなく上がり、ほっと一安心です。荷物を選手もスタッフも一緒になって運び出し、トラックとバス2台に分かれて一路、昌原スポーツセンターへ。「キャンプ」をこちらの漢字表記で表すと「転地訓練」っていうんですね。近藤選手も食いついていました。

その車内、テレビに映っていたのは、やっぱりワールドカップ！　韓国チームが惜しくもベスト16で敗退したあとにもかかわらず、韓国の国技はサッカーですから、その熱はいまだ冷めやらぬというところでしょう。もちろんレイソルの選手たちもアルゼンチン×メキシコ戦に食い入ります。テベス選手の先制ゴールには「これはオフサイドでしょ!?」、2点目のゴールには「イグアイーン！」「うまいっ！！」とパク選手や栗澤選手も興奮気味に声を上げます。

気づけば30分ほどでスポーツセンターへ到着。栗澤選手は「韓国には流経大のときに来たことがあります。そのときは釜山から2時間ぐらいバスに乗った奥の方でした。気温が日本より低いし、雨の後でも湿度がない感じなんでいいですね」。到着後、1時間ちょっとでさっそく韓国での初トレーニング。ボールを使いながらのウォームアップでじっくり身体をあたため、そのあと外野つきの9対9。

ここには水野選手が入りました。韓国キャンプから本格的なボールトレーニングをスタート。まだまだ100パーセント全快とまではいかないでしょうが、ボールを持った時の視野の広さや、正確なトラップやパスはさすがというプレーを随所に見せてくれました。全体練習後も井原コーチのクロスをシュート練習したり、リフティングを繰り返して足の感触を確かめるなど、最後までピッチに残って自主トレ。小林選手や大谷選手と長い間話をしてコミュニケーションを深めるなど、すっかりレイソルに溶け込んでいます。

さあ明日からは、午前午後の本格的なトレーニングがスタート。あと6日間、選手の奮闘をお伝えしていきます！

担当：河原　正明

　今日は久々の土曜日の練習とあって、多くのサポーターの方が見学に訪れていました。トップチームは明日のオフをはさみ、週明けの月曜日からは韓国・昌原でのキャンプとなります。柏に戻ってくるのは４日、ここでの練習は７日からとしばらく選手も日立台とお別れです。
　
　あるサポーターの方からプレゼントされた棒状のなにかを手にしていたのは桐畑選手。近づくと･･･「！」あのブブゼラでした。その方は南アフリカまで日本代表を応援に行かれたそうで、お土産にいただきました。
　このブブゼラ、吹くのに少しコツがいるそう。桐畑選手も何度か挑戦しますがなかなかうまく吹けず。それでもスグにコツを掴むのはさすが勘の良いスポーツ選手。日立台にＴＶの試合中継で耳にするあの音が響き渡りました。

　でも、こういうオモチャを渡していい人とそうでない人が（苦笑）。案の上クラブハウス内でキリが「ブブブーーッ！」とやっていると、某先輩選手に「電話中なのにウルサイ！」と一喝されたようで･･･。ちなみに６月３０日が２３歳の誕生日のキリ、一足早いバースデープレゼントでした。

　さて、先日もお知らせしましたが、本日より中断明け後のホームゲームチケットが一般販売されました。おかげさまで７月２５日（日）の千葉ダービーは一般販売分は全て完売。アソシエイツ会員枠のチケットも残りわずかです。ぜひお早めにご購入ください！

　今日はこの後、工藤選手とともに千葉テレビに向かいます。久々に選手・スタッフがスタジオ出演（ひょっとして･･･石崎元監督以来？）。番組ではＭＣのあや吉に佐藤大さんと前半戦を振り返ります。世間はワールドカップで盛り上がっていますが、明日夜放送の「ライジングレイソル」をお忘れなく！では行ってきまーす！！

担当：大重正人

今日は......やっぱり、祝！日本代表決勝トーナメント進出しかありませんよね?　午前3時半からテレビにかじりついた方、早起きは三文の得！でした☆　われらがネルシーニョ監督と公文通訳は、テレビの向こう側。スカパーのスタジオゲストとして、このビッグマッチを伝える側となって迎えました。

地上波で観戦された方のため、ネルシーニョ監督の試合後談話をかいつまんでお伝えします。
「日本はドローで良しの試合だったが、岡田監督は勝つために試合に挑むという思いを貫き、それに選手たちも全力で応えていた。セットプレーで2点を取れたことで、後半の試合をコントロールできたのが非常に大きかったと思います。
これまでの代表の試合結果から不安に感じた人もいると思うが、本戦になってチームが一つにまとまり、監督の成し遂げた仕事に選手たちが良く応えた。新しい日本代表の姿が見えた試合になりました。

日本のディフェンスは前半からすばらしかったが、特に長友選手の働きが見事でした。相手の右サイドのキーマン、ロンメダール選手のクロスを上げさせなかった。シンプルだが、大事な役割を果たしていた。

ベスト16で対戦するパラグアイは、非常にクオリティの高いチーム。主力選手はヨーロッパで経験を積んでいる。勝つのは簡単ではないが、不可能ではない。デンマーク戦と同じような戦いができれば、十分いい試合ができるでしょう」

午前6時半に出演を終え、柏へ。睡眠時間も十分ではないなか、午後3時半からのトレーニングもいつもどおり行ったネルシーニョ監督のタフさには、もうビックリです。「これから少し休んで、夜のブラジル戦に備えるよ」ですって。。。

テレビに映る2人の雄姿ですが、これはどこでしょうか？？　柏市内のダイニングバー「CHERRY」さんにお邪魔しました。すっかりおなじみになったHP＆モバイルインタビュー「on the way」のロケ。第5回は初めての若手選手をフィーチャー、工藤壮人選手に登場願いました。工藤選手も早朝に起きだして、食い入るように代表戦を観戦したそうです。

まず素人の質問をぶつけてみました。「あんな無回転のシュートって蹴れるものなの？」。すると「思い切って蹴ったら無回転になることがありましたけど、本田選手みたいに狙って蹴るのは、やっぱり凄いことだと思います。」続けて試合の話になると「自分は、デンマークのトマソンを見ていました。DFとボランチの間のいやなところでボールを受けるポジショニングや飛び出しはすごく勉強になりました」。日本を応援しながらも、自分の糧となるプレーを貪欲に見逃さないところ、サッカー選手として当然かもしれませんが、やはり我々とは視点がまったく違うところに感心してしまいました。

小学4年生からレイソルジュニアに入団し、トップチームまで上り詰めての12年目。同じポジションのライバルであり仲間であった指宿洋史選手（現レアルサラゴサB／スペイン）との出会いや、徐々にレイソルの下に集まり共に昇格を果たした6人組での思い出。厳しくも温かく支えてくれた警察官のお父さん、お世話になった多くのアカデミーコーチ、布部コーチと這い上がってきたグアムキャンプなど、今の活躍の裏にあった興味深いエピソードがいろいろ飛び出しました。来週からモバイルレイソルで連載スタートです。最後に「（J1・FC東京に移籍する）大黒選手と勝負しながら得点王を目指したかった」。大きな敵から逃げず、常に挑戦し続ける姿勢。頼もしい限りです。

最後に、7月25日の千葉ダービーなど、チケットの一般発売が明日からスタートします。アソシエイツ会員皆様のおかげにより、ジェフ戦は今季最高の売れ行きを見せています。8月8日のヴェルディ戦、21日のヴァンフォーレ戦と合わせて、午前10時から発売となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

担当：河原　正明

　　「今夜はどこで観る？」そんな言葉をクラブ内で何度も聞いた今日。日本サッカー界にとって大事な試合がいよいよあと数時間後に迫ってきました。日本対デンマーク戦は深夜の３時３０分キックオフです。日本人選手がその話題で持ちきりの中、一人余裕だったのはパク選手。母国・韓国は昨朝に予選を突破。出来上がったばかりの日立台通信vol.3を渡しに行くと「これくらいは予想通り」とすました顔で応えてくれました。
　　一方今夜、この試合に「レイソル代表」として臨む人も。ネルシーニョ監督が試合中継に、なんとゲストコメンテーターとして生出演します。もちろん公文通訳も一緒です。レイソルに来て初となるTV生出演。どのような話が出てくるのか、ゲームと同時に解説も非常に楽しみです。スカパー！での放送となりますが、視聴可能な方はぜひ監督のコメントにもご注目ください。
　
　さて、皆様にお願いがございます。今週土曜日よりW杯中断明け後のホームゲームチケットが一般販売されます。中には７月２５日（日）の千葉ダービーや８月２１日（土）には２位・ヴァンフォーレ甲府を迎えての一戦が含まれています。アソシエイツ会員向けの千葉ダービーのチケットは、おかげさまで柏熱地帯を除くレイソル側の応援席は売れ行きが良いです。あとは柏熱地帯の購入をお考えの方もお早めにお願いします！

　今日、移籍後初となるエルゴラッソ紙の取材を受けた水野選手。「ダービーは熱くなるし、いつも以上に気合が入るもの」。世界最古のダービーマッチと言われる「オールドファーム」（セルティックFCとレンジャースの試合。グラスゴーの街が緑色と青色の２つに分かれる）の熱狂の中でプレーした経験を持つ彼だからこそ、「コンディションを上げてジェフ戦に出場したい。自分のプレーでレイソルサポーターに喜びをもたらしたい」と強い意欲を示してくれました。もちろん水野選手だけでなく、他の選手もダービーにかける思いは熱いものです。話題も豊富なこの一戦、レイソルサポーターなら見逃せないハズです。

　この話の続きははまたの機会に譲りますが、実はヴァンフォーレ甲府戦がいまひとつ伸びていません。何を隠そう、甲府サポーターはＪでも屈指のアウェイ動員力を持つチーム。このまま一般販売日を迎えると･･･あまり考えたくない事態になってしまう事も想定されます。一般販売まであと１日、ぜひ千葉戦だけだなく甲府戦のチケットもお早めにお買い求め願います！！

　最後に明日の練習時間が変更になりました。「（選手も）みんな日本戦をTVで観るだろう？」と監督の一言で、午後3時30分の開始となりました。これで心置きなく夜更かしができます（笑）。とはいえ、我々スタッフは通常勤務ですが（苦笑）。明日一日頑張ればお休みの方も、そうでない方も、今夜は皆さん日本代表を応援しましょう！では

担当：河原　正明

　「プロサッカー選手をやってきて良かった?！！」そう話してくれたのは先月２８日。あれから約１ヶ月･･･今日の午後、小林　祐三選手はプロサッカー選手としては史上初めて、あの人と対峙しました。そう、「赤い彗星」ことシャア・アズナブルと。

　この書き出し、一体何を言っているのかわからない人には全くわからないことでしょう。今日の取材は大人気アニメ「機動戦士ガンダム」の専門誌、「月刊ガンダムエース」（角川書店刊）の連載企画『三倍速く!!シャアが行く！?池田秀一のガンダム人間探訪記?』で、声優の池田　秀一さんとの対談を行ったのでした。池田さんはガンダムシリーズで１・２位を争う人気の登場人物であるシャア役を始め、他のガンダムシリーズでも重要なキャラクターを何役か演じた、アニメ界で知らない人はいない大声優さんです。

　 対談の依頼が来たのは先月末。何を隠そうこの私も1stガンダム世代ど真ん中。企画書を見て「うそーーー！？」と思わず声を上げてしまいました。「あの、シャアが日立台に来る？？」受け手側の我々、大重広報も、宮本主務もみんなテンション上がりまくり。この企画、実は今までＪリーガーはもちろん、スポーツ選手は一人も登場していないのです。「ブログやいろいろな取材で、ガンダムファンであることをコメントされている小林祐三さんに、ぜひご登場いただきたく」と書かれた一文に、「あぁ、とうとう彼はガンダム好きのＪリーガーとしての頂を極めたのだな」と認めざるを得ませんでした。

　最初、小林選手には「取材の依頼が来たよ。でも、サッカーには全く関係ない媒体だから断ってもいいけど･･･一応企画書だけ読んでおいてよ」とワザとそっけなく企画書を手渡しました。紙を手にして数秒後･･･「キターーーーーーーッ！！！」ロッカールームに響く叫び声（笑）。「思わせぶりなことを言うから、『一体何？』と思ったよ！」といぶかしげな顔をされましたが、その目には「許す、何もかも」と書いてありました。

　それから、指折り数えて待ち続けた今日。取材部屋に入ってきた小林選手は、今まで私が見たことのない「小林少年」へと変化を遂げていました。緊張でガチガチ、顔色が尋常じゃない（苦笑）。でも、池田さんのリードで対談が始まると堰を切ったようにガーッと話を始めたのでした。ガンダムを見始めたきっかけ、好きな登場人物、好きなシリーズ、好きなセリフ、思い出のシーン･･･池田さんを質問攻めにしてしゃべり倒していました。サッカー選手と声優業。共通点は見つけにくいものと思いがちでしょうが、お互いに話していて「なるほど」と合点がいくことも多かったようですよ。

　あっという間の２時間。取材の最後には保管用に取っておいた「赤いスパイク」に池田さんのサインを入れてもらうなど、小林選手にとっては、まさに夢の一日だったことでしょう。なお、この対談が収録された「月刊ガンダムエース　９月号」は７月２６日（月）に発売されます。ぜひ、お買い求めいただきご覧ください！

担当：大重正人

お久しぶりです。1週間のオフが明け、今日からJ1復帰への「後半戦」がスタートしました。その初日、水野晃樹選手がレイソルに合流しました。朝一番、練習前にフロント事務所に入ってきた後姿。髪型や顔つきだけでなく、何より後姿が平山智規コーチそっくりなんです。モバイルレイソルの桐畑警備隊長ブログでは、昼休みの段階でさっそくそのネタがアップされていました（笑）。似てる！と思ったのが自分だけじゃないってわかると、ズレてなかったと安心するものですね?

少々それましたが......そのまま、さっそくトレーニングに参加した水野選手。選手・スタッフにあいさつしたあと、午前中は比嘉選手とペアを組んで、乳酸値測定からフットバレーなどでレイソルでの初練習を終えました。午後からは、新入団会見へ。

「水野選手がレイソルに来る」と初めて聞いたとき、本当にあの水野が来るの!?と信じられない思いでした。五輪代表やA代表を経験し、スコットランドのセルティックへ。サッカーファンなら誰もが知っている日本屈指のサイドアタッカーが、J2のレイソルに来てくれるなんて、本当に驚いたし、胸が高鳴りました。今日の会見は、テレビ、新聞、雑誌、ホームタウンメディアの方々、非常に多くの報道関係者の方々で席がいっぱい。あらためて、すごい選手が柏に来たんだと思い知らされましたし、水野選手の注目の大きさを改めてダイレクトに感じました。

小見強化本部ダイレクターは「今のレイソルにいなかったタイプの選手で、右サイドからのクロスや突破力にとても期待しています。今年だけでなく、来年以降もレイソルに力を貸してほしいという思いで獲得に動きました」。ネルシーニョ監督も「チームは若くて国際経験のある選手を獲ってくれました。今レイソルはいい状態にあるが、将来のことを考え、常勝軍団になるために向上することを考えなければいけない。チームのその考えに自分も賛同しています。水野選手はとても有望で、とても期待しているし、チームの力になってくれるだろうし、さらに強いレイソルになるための選手になってくれると信じています」と、大きな期待を寄せています。

そして、水野選手です。「セルティックでの2年半、僕にとってとても長い時間でした。正直、納得のいく結果を残せませんでしたが、この間確実にいい経験をできたと思っています。向こうにいかないとわからないこともありましたし、そこで得たものを若い選手に伝えながら、レイソルを強くするため何が自分にできるかということを考えてやっていきたいです。レイソルは今、すごくいい流れですが、自分も早くその流れに入って、レギュラーをとれるように頑張っていきたいです」

フロントに最初に来た時のあいさつは「今はちょっとこんな感じ（人見知りな）ですけど、慣れれば大丈夫です」。しかし会見や練習後取材の応対は、大きな舞台を経験しているだけあって堂々としていて、しっかり自分の言葉で思いを伝えられる選手。ファンサービスゾーンでは、写真撮影を恥ずかしがるお子さんの目線まで腰をおろし、たっぷりの笑顔で話しかける心優しい一面も見せていました。

「レイソルのサポーターは、いつも気持ちの入った応援をしてくれる、選手と同じ気持ちで戦っているというイメージです。今はしっかり走ってコンディションを上げていきたい。そしてJ1に上がって、いつか優勝やACLを経験したいし、その中心にいられる選手になりたいです」。サポーターの皆さんには、7月10日のファン感謝デーが公式のお披露目になります。そして後半戦、背番号34のレイソルイエローをまとって、日立台のピッチを勇躍する姿をおおいに応援ください。どうぞよろしくお願いいたします！

去る５月５日に甲府・小瀬競技場で行われましたヴァンフォーレ甲府戦で、マッチデータウンの市川三郷町　久保眞一町長様より贈呈されましたとうもろこし「甘甘娘（かんかんむすめ）」が昨日クラブハウスに届きました。厚く御礼申し上げます。レイくんからも御礼の写真とコメントです。

「ヴァンくん、フォーレちゃんこんにちは。いちかわみさとまちのみなさん、はじめまして。レイくんです。きのう、いちかわみさとまちのいちばんえらい人からとうもろこしをもらったんだよ！とってもあまくておいしかったよ！いちかわみさとまちのみなさんありがとうございました！」

おいしいとうもろこしをありがとうございました！

レアンドロ選手が、Jリーグファンサイト「J'sGOAL」のJ2 4月度MIPにみごと選出されました。その受賞インタビュー記事がアップされましたので、http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00102845.htmlからご覧ください?　おめでとう！レアンドロ?！！

担当：河原　正明

　先ほどまで興奮のるつぼだったスタジアムも、今は静寂に包まれています。今日もご声援ありがとうございました。皆様のおかげで最後まで粘りと集中を切らさない戦いで、今日もホームゲームに勝利することができました。そして今日の記念すべき300万人突破試合となりました。これまで１６年間も多くの方にご来場いただき支えていただきましたこと、改めて感謝申し上げます。残念ながら5,011人目の方･･･は特定できないのですが、今日日立台にお越しいただいた方全員にお礼を申し上げます。ありがとうございました！

　今日も２ゴールで勝利をもたらしたのは工藤　壮人選手。チーム全体で前半から何度かあったチャンスの場面で決めることが出来ず、ややもするとモヤモヤした気持ちで終えた前半。後半立ち上がりの決定機を逃さず頭で押し込んでくれました。

　そしてその後はアフリカンな？大バク転をレイソルサポーターに披露！試合後にあれは狙ったの？と訊ねると「いや、何も考えていなかったです。自然と体が動いていました」とネイチャーボーイぶりを発揮。逆に８５分のトドメの一撃のあとは余韻を楽しむかのように「静」でサポーターの悦びを体で受けるパフォーマンス。動と静、ふたつの顔を見せてくれました。
これでＪ２リーグ得点ランキング２位に浮上。トップの大黒選手とは中断明け初戦に激突します。リーグ１・２位のストライカー対決としても注目の一戦ですね。

　工藤選手といえば東京都足立区出身でレイソル育成組織育ちのＦＷですが、今日対戦したギラヴァンツ北九州には「元祖・足立区出身、レイソル育成組織育ち」の選手が。長谷川　太郎選手です。試合前のふれあいタイムに出演した北嶋選手も「レイソル育ちのタロウがメンバー入りしています。出場したら大きな拍手で迎えてください」と話していましたが、選手紹介と後半立ち上がりに名前が呼ばれたときには、大きな拍手で迎え入れられていました。「いやぁ?一泡吹かせようと思ったんですけど」と試合後に話してくれましたが、後半に左足から放たれた強烈なシュートは間一髪菅野選手のパンチングでクリアできましたが、肝を冷やした場面でした。次は８月、真夏の本城で再戦です！

　今日の「ジェントルマンデー」のフィジカルトレーニングを受講された方、ややハードな一日ご苦労様でした。多くの方が楽しんで参加されていました。明日から　仕事だ！という方も多いとは思いますが、皆さん筋肉痛･･･大丈夫ですか？今日のレッスンをぜひ日常にも取り入れてくださいね。
　今季はここまで16試合無敗で来ることができました。これはＪ２リーグ通算４位タイの記録です。チームは明日よりオフになります。ここで中断を迎えるのはもったいない！という声もありますが、一度リフレッシュをするにはいい時期です。しっかりと鋭気を養って、再開後の横浜ＦＣ戦に照準を合わせていきます。広報日記も８日間お休みとさせていただきます。では！

担当：大重正人

今日も暑い一日でした。。。北九州戦のあとは、オフに入るため、22日まで練習見学の機会がありません。オフ前最後、選手たちをひとめ見ようと多くのサポーター皆様が駆け付けてくださいました。試合前日ということもあり、いつもどおりのリラックスメニュー。フットバレーからの2タッチゲーム。今日はパク選手が3ゴール、いや4ゴール決めたかもしれません。特にレアンドロ選手のねらいすましたクロスに、高いジャンプで合わせたヘッドは見事の一言！草津戦、岡山戦に続く3試合連続ゴールへ向けて、視界良好です！

午後3時の暑さもあってノースリーブ着用の選手が多く、背中のまねきネコダックが楽しげに踊ります。練習後、サポーターの方が顔写真をとったあと、「背中も撮らせてください?」とまねきねこダックをファインダーに収める方が続出するのも、微笑ましい光景でしたよ。

明日のスカパー、ピッチレポーターの日々野さんが取材に来られて、大谷選手にインタビュー。「ちょっとやせたんじゃない？」という質問に「いやぁ、そんなことないですよ。サポーターの人にも言われてびっくりしました。もしかしたらあごのヒゲを剃ったから細く見えるのかもしれないですね」とごあいさつトークから。

さて試合について。「無敗が続いてますよ」という質問から「チームのみんなも意識してないですよ。1試合1試合きちんと90分気を抜かずにやってきたから無敗でここまでこれたと思うし、
気を抜けば、すぐ交代させられますから。自分としては前線の若い選手、それからレアンドロが気持ちよくプレーできるように心がけてます。攻撃陣やサイドバックでいい攻撃ができているので、ボランチとして攻撃参加よりもカバーリングを意識しています。
何事も続けることが大切。やるべきことをやってきたから厳しい試合をものにできてきた。チーム内の競争がいいムードを生んでいます」

「ここまであっという間」だったという大谷キャプテン。「ここで勝って中断期に入るか、負けて入るか大きな違いですから」という言葉通り。昨日まで雨予報だったのが、どうやら明日の日中は太陽が輝いてくれそうです！当日券も一部残っておりますし、ワールドカップ以上に燃え上がる日立台でいっしょに戦いましょう?！

最後に、Jリーグファンサイト、J'sGOALの「J2日記」で村上選手会長の活動について、鈴木潤さんがご紹介くださいましたので、こちらもどうぞ！

担当：河原　正明

　今日は入梅、今年は雨が少ないと思っていても、やはり蒸し暑さがじわじわと体の周りにまとわりついてきています。今朝は練習グラウンドに向かう選手たちもノースリーブの練習着の着用率が急上昇。背中の「まねきねこダック」がピッチ上に大繁殖していました。
　中断前最後のホームゲームとなる北九州戦を日曜日に控え、今日は非公開練習でした。今日はこの一枚をピックアップ。ウォーミングアップにエドワルドコーチが取り入れたメニューは「手で投げたボールを頭で繋いで、また手で投げて進んでゴールを目指す」というゲーム。文章にしてもわかりにくいのですが（苦笑）やっている選手たちにも珍プレーが続出。栗澤選手もつい順番を間違えてピンク組の反則に。「ちょっとクリさん、それはないよねー」と指差す小林選手に、「やっちゃたー」という表情のクリが何ともユーモラスな１枚なのでした。

さて、今日もインターン生が２名業務補佐に。山田さんに日記を書いてもらいました。

担当：山田　理美

　広報日記をご覧の皆様、はじめまして。インターンシップ生の山田です。今日も汗ばむような陽気でしたね。非公開でしたが、日立台では明後日の北九州戦に向けて真剣な練習が行われていました。

　今日の私の業務はその北九州戦に向けての準備として、市内小学生ご招待券の封入作業や広報資料の作成などを行いました。
試合日ももちろんですが、平日業務は毎回新しい仕事をさせて頂いており、そのたびに新鮮で学ぶことばかりです。同時に度重なる失敗で迷惑をかけてしまっていますが...。それでも、私の作業一つひとつが試合を支えていると思うと、何ともいえない感動を覚えます。
私事ですが、現在就職活動中でくじけそうになることが多々あります。でも日立台に来て柏レイソルの皆さんと関わるたびに「こんな風に情熱を注げる職場で働きたい」と元気になります。私にとって日立台は英気を養うパワースポットでもあります。ちょっと大げさなようですが。皆様にも柏レイソルの試合や様々な活動を通して、そんな気持ちになっていただければと思います。そして私たちインターン生が少しでもそのお手伝いをできれば、という気持ちで取り組んでいます。（了）

　「日立台はパワースポット」ですか･･･「仕事場」として過ごしていると、そういった感覚・感動、感情がどうしても「日常」になって埋没してしまいます。広報としては世間の多くの人に、まだまだそのパワーの魅力を伝えきれていないなと反省します。こうしてふとしたことで気付きを得られたことに、感謝しないといけませんね。

　北嶋選手は午後、学校訪問に。ＢtoＪシートの贈呈で柏市立第三中学校を訪れました。この夏の大会で上位を目指す三中イレブン、「どうしたらベスト８まで進めますか？」という質問に「全員がお互いを信じること。これが大事」と一言。自身の習志野四中時代、部活が終わってからも近所の公園で仲間とサッカーに明け暮れた逸話を披露。「それでベスト８まで行ったんだよ、だからみんなも仲間を信じて頑張ろう！」とエールを贈ったのでした。

　私ごとですがやっと終わりました･･･校正が。今日の午後、ファンクラブ会報誌日立台通信の入稿と校正が無事済みました。今季第３号、巻頭はすでに広報日記でも報告の通り　パク選手×橋本選手の大笑い必至の「師弟コンビ対談」、さらにはレアンドロ選手の単独インタビューに吉原選手の「履歴書」などここでしか見られないレイソル選手の素顔が盛りだくさんとなっています。これから印刷・製本→封入作業→発送の手順を経て、今月下旬には皆様のお手元に届く予定になっています。しばしお待ちください。

　と、ここまで書いて気付きましたが、いよいよ今夜からワールドカップが開幕ですね！世間のニュースもその話題ばかり。そういえば元・同僚で現・日本サッカー協会広報の種蔵さんが、2022年ワールドカップ日本招致委員会のメンバーとして現地入りしているニュースを見ました。種ちゃんにタマ、貴章にバネ。それぞれにアフリカの地で活躍することを願っています。でも今はそれよりも日曜日の北九州戦に勝利すること、良い準備をすることに集中していかないと。とは言っても夜中まで試合中継を観てしまうのは想像に難く無いのですが･･･。なお、井原ヘッドコーチは来週からのオフに、Ｗ杯関連番組のＴＶ／ラジオに数回生出演します。くわしくは公式サイトのトップページ「スケジュール」をご覧ください。みなさまもまずは日曜のレイソル戦を忘れずに、そしてこれから楽しい１ヶ月をお過ごしください！

担当：大重正人

今日も大作くん、平島くんと2人の麗澤大学生にインターン業務をお願いしました！そのうち、大作くんに今日の広報日記を書いていただきましたので、まずはこれから。

担当：大作
今日は天気が良かったですね。すこし動くだけで汗ばむほどでした。
インターンシップ生として前回来たのが4月1日。2ヶ月も間があいてしまい、いろいろとレイソルのスタッフの方々にご迷惑をかける場面が多々ありました。新聞のスクラップでは何度も印刷に失敗し、練習風景の撮影でもなかなかいい写真が取れませんでした。

大谷選手への取材に同席したときも、ただ座っているだけなのにガチガチに緊張していました。すると大谷選手が「ちょっと君カタイよ」と僕にツッコミを入れ、僕だけでなくその場も和ませてくれたので、緊張もほぐれ、その後の業務にも集中することができました。
後半は集中できたとはいえ、今日の業務では反省すべきことがたくさんあったので次回につなげていけたらと思います。

練習風景を撮影しながらふと思ったのですが、選手たちが練習しているのって「仕事」なんですよね。いままで遊びでしかサッカーと触れる機会がなかったので、仕事＝スポーツという考えは薄かったかもしれません。今日、選手たちの真剣な表情とトレーニングを見ていて認識が変わりました。オフィスでパソコンを打ち続けるのもサッカーするのも、同じレイソルの仕事なのだと感じました（了）

写真をうまくとれなかったと反省していましたが、そんなことはありませんよね。ボールを挟んで選手同士がぶつかりあう迫力を映すのは、慣れるまでは簡単ではありません。すばらしい写真を撮ってくれました！週末のギラヴァンツ戦でもインターン生にお手伝いいただきながら、安全で試合を楽しんでいただけるような運営、イベントを開催したいと思います。

そのイベント「ジェントルマンデー」では、父の日が近いということもあり、「レイソルロックグラス」を販売します！今日は選手たちにモデルになってもらい、商品のご紹介です。

まずはパク選手。韓国にもおいしい焼酎がありますからね。でもヒョンならすぐに飲みほしてしまいそう...

次は田中選手。まだ若いですし、大人のロックよりもビールって感じでしょうか!?

最後は北嶋選手。ゴクゴクっと喉を鳴らす音とプハァァ??っという息が聞こえてきそうな飲みっぷり！！！！のポーズ。北九州戦、前半戦最後の一戦となりますが、勝利で締めくくって、最高のカンパイができる一日にしましょう！！

最後は試合時のマッチデープログラムで好評をいただいていたイラストコーナー「ハタメグミのお絵かき日立台」。これと連動し、モバイルレイソルでの待ち受けサービスを開始しました。試合前のひととき、ユーモラスで特徴をとらえた選手たちのイラストに、クスッと笑みを浮かべる方も多いことでしょう。何度かお話をさせていただきましたが、レイソル愛があふれまくっていて、年間シートで日立台に参戦されています。そんなレイソルと選手への愛情がイラストにも表れていますよね！　今週末のVITORIAに登場するのは、いったいどの選手か......試合と同じく、こちらもお楽しみに！！

担当：河原　正明

　梅雨の走りか朝からあいにくの雨交じりの天気。レイソルレディースサッカースクール開催日の今日もまた雨･･･そんな中、Ｒｉｓｉｎｇレイソル　ＭＣのあや吉こと西谷さんが特別参加してくれました！「高校時代バスケットボールでインターハイ出場！」「今年はフルマラソンも走った！」とスポーツ大好き、いつも元気なあや吉ですが、フットサルの経験はあるものの、本格的なサッカー教室は今回が初めて。室内でのウォーミングアップを終え、人工芝グラウンドへ移動する頃には雨も上がり、いよいよボールを使ったトレーニングへ。
　指導にはアカデミーの下平Ｕ?１８監督に根引コーチ、村井Ｕ?１２監督らも参加。平山コーチに永井コーチをはじめ、プロ経験者の指導を受けられるのもこのスクールの魅力ですね。
（下平コーチにボールの受け方を教わるあや吉）

　トップチームの練習を終えたチェ・ファン通訳は、経験者チームの練習風景を見ていて「ボールを止める・蹴るの基本が素晴らしい！」と驚いていました。「スクール生でチームを作ったら面白いのに･･･」と想像が膨らんでいました。それにしても本当に皆さん上手でした！

　ちなみに最後のミニゲームで西谷さんはなんと１アシスト・１ゴール！今日の感想はモバイルレイソルのあや吉ブログ「あや吉のっ。天使ん丼」をチェックすれば、本人のコメントが近々アップされることでしょう･･･頼んだよ、あや吉！
なお、このスクールも次回２３日が最終回となります。残る１回こそ･･･晴天だといいですね！なお、昨年に引き続き今年も夏休み中に女性向けの１日スクールを開催予定です。近日中に公式ホームページでお知らせいたしますので、チェックしてみてください！

　さて、タイトルの数字、なんだかお判りになりますか？あと5,011人でクラブのホームゲームゲーム観客数が300万人となります！（Ｊ1・Ｊ2リーグ戦のみですので、カップ戦や天皇杯、ＰＳＭは含みません）ちなみにＪ1では2,743,250人、Ｊ2では251,739人のお客さまにご来場いただいています。
　1995年にＪリーグに昇格以来、16年目で到達する300万人が、早いか遅いかは皆様のご判断にお任せしますが、300万という数字には感慨深さと重みを感じます。もっとも日曜日の北九州戦に5,011人以上のお客様が来ないと越えられないのですが。早くＪ１のみで300万人越えを果たせるよう、まずはチームが次の一戦に集中して臨むことができるように。なお、明日は見学可能ですが、明後日は非公開練習となりますのでご注意ください。

　今日の練習試合　対レイソルＵ?１８戦の結果・得点者などはこちら とフォトギャラリーをチェックしてください！

　最後におまけ。レディースサッカースクールを見守る、今日も雨男です。

担当：大重正人

ミスターノースリーブ、フランサ選手が悠然とピッチを歩いていました。どうやら新しいトレーニングウェアであることは一目瞭然。胸のアンブロマークや脇から肩口にかけて、蛍光イエローが鮮やかに映えます。そして後姿は......

ユニフォームスポンサー「アフラック」のまねきネコダックくん！開幕からの無敗を続けるレイソルに、勝利と幸福を招いてくれているようですね☆　7月25日の千葉ダービーマッチには応援に駆け付けてくれる予定ですので、今からお楽しみに?

さてオフ明けの火曜日。朝一番から選手たちの荒々しい息が聞こえてきます。持久力のテストで、20メートルの往復をひたすら繰り返していました。自動音声のスピーカーからタイムコールがあり、既定の時間内に何本往復できるか。それほどペースは速くはありませんが、一定のペースで何十本も繰り返していると、徐々に遅れ、タイムアウトする選手が出てきます。中堅以上の選手が入った1本目のグループで最後まで残ったのは菅沼選手、若手の2本目は林選手とU-18のウ・サンホ選手。最後の方は「絶対負けたくない！」という気持ちの張り合いがびしびし伝わってきます！

このテストをサポートしていたのが、松原コーチでした。現在はU-11を主に担当。毎週、熱心で厳しさと愛情あふれる試合結果&コメントを送ってくれています。去年まではトップチームのフィジカルコーチだった彼が、日曜日のギラヴァンツ戦当日に開催するイベント「男性限定！フィジカル強化サッカー教室」を担当します。トップチームの選手たちを限られた時間で効率よく鍛えていた手腕を見せてくれるはずですよ！また参加者の方には、サポーターの方から「こんなのがあると便利！」とご要望いただいていた肩掛けビニールバッグを全員にプレゼントします。明日までメールで受け付けいたしますので、どうぞご応募お待ちしています！

ランチのあとには、なにやら会議が......村上選手会長、桐畑副会長、宮本主務、そしてフロントスタッフ3名で、夏祭りファン感謝イベントの打ち合わせです。今季も2部構成。第一部は選手とのふれあいタイム。第2部はいろんな種目で優勝をめざすチーム対抗戦です。まとめる選手会長ムラの横で、あーだこーだとしゃべりまくるキリ。チーム分けでは「いやぁ、このチームはおもしろそうですよぉぉ！」と実況アナのような調子。「7月10日っすか、ここは納豆の日ですよ、ナットー！！！」

そんなとこまでいいよ......という細かいところまで拾い上げ、大きく盛り上げる話術とまくしたてる猛烈な勢い。そんな天賦の才能がいかんなく発揮される夏祭りとなりそうですよ！！詳細が決まり次第、随時お知らせします！

担当：大重正人

「今シーズンでもっともキツイ試合でした」
試合後の選手たち、全力を出しつくした彼らは一様にそんな言葉を残しました。

ファジアーノの選手たちはみな運動量が豊富で前線からの激しいプレッシャーをレイソルに与えました。思い通りにパスをつなげずパスミスが目立ち、そこから相手の鋭いカウンター。懸命に戻ってゴールこそ阻止したものの全力疾走を繰り返すことで体力は奪われていきました。それでも菅野、パク、近藤のDFトライアングルを中心に、ゴールを最後まで許さなかったのは、彼らを含めた全員の守備意識と最後まで集中力を切らさなかったからこそです。

1-0が続いて、待望の2点目を決めたのは工藤選手の泥臭いゴールでした。「ワタルくんがトーキックでパスかシュートかわからないボールを必死で出してくれて（笑）。それが足元に来て、ゴールやキーパーも見ないで必死で押し込みました。レアンドロがセットプレーから蹴る前、交代選手のボードが見えて、自分の背番号が見えていました。ヘディングシュートをミスしていたし、これが最後のチャンス、ここで仕事をしないと！という気持ちでした」。あきらめずチャンスを狙いつづけている選手のところにボールが転がってくるものです。

「ここまで無敗で来れているし、次は日立台で中断前最後の試合です。ここでもしっかり勝って、そのあとのキャンプでもしっかり競争して、自分も成長して、後半戦もスタメンを勝ち取りたい」。幸運を引き寄せるのも、日々の努力があるからこそ。あと2点目、苦しんでいたチームを落ち着かせるに十分すぎる値千金のゴールでした。

岡山戦メンバーの明日の午後練習は中止となりました。次回の広報日記も火曜日とさせていただきます。移動と試合の疲れをしっかり癒し、ギラヴァンツ戦へ。最後に、今日は忘れなかったゆりかごダンス。近藤選手がパパになって初めて家族に捧げる勝利。あらためてみんなからの「おめでとう」でした！

担当：河原　正明

　Ｊ２リーグ戦も中断まで残り２戦。ワールドカップ間近ということで、取材関係もＷ杯関連が増えてきています。特に井原ヘッドには「さすが」の数の取材依頼が。
　そんな中、某紙の優勝国予想で「ナイジェリア」と一人答えたのは吉原　慎也選手。でも今日になって「あれはないかも（笑）」と弱気になっていたのですが、今、彼が気になるのは「グノがＷ杯メンバーから落選したんだよね･･･」。親友、イ・グノ選手とは磐田時代からの仲。日本に来たばかりのグノ選手を韓国語が堪能な吉原選手が公私に支えて、去年の活躍があったと今でも語られるほど。もちろん現在も交流が続いており、何度か電話もしていたそうです。「また一緒にゴハンでも食べて元気付けますよ」と心優しいアニキなのでした。

　ところで、今夜は日本代表の親善試合。対するコートジボワールには「バネ」ことドゥンビア選手が、見事Ｗ杯メンバー入りを果たしました。柏からスイス、そしてワールドカップへと大出世をしましたね！徳島からスイスに移籍する際は、シュハスコ中に大谷選手に電話をしてきたり意外と（？）律儀な一面をもつドゥンビア選手。「電話番号は知っているけど、最近は連絡していないよ。でも、スゲーよ、あいつは！」と大谷選手。「夜はテレビでチェックしないと、ま、途中からでも出るんじゃないの？」と出場を楽しみにしている様子でした。
　ちなみに彼、柏時代は私が住んでいた部屋に入れ替わりで住んでいました。ある夜スーパーでバッタリ出くわした時、彼にニコッと笑って連れていかれたのは電球売り場。「デ・トワレット！」･･･ああ、トイレの電球が切れたんだね。これだよ、と手渡すと「メルシー」と笑顔で去っていったのは今ではいい思い出です。もちろん日本代表にも頑張ってもらわないといけないのですが、今夜だけはドゥンビア選手が出てこないかな?とＴＶの前で待ち構えてしまいそうです！

　チームは昼過ぎに、明日の岡山との一戦に向かいました。６月と言えば衣替え。今日からチームの公式スーツも衣替え、セットアップになりました！嫌がる宮本主務がモデルでわかり難いかもしれませんが、マットなブラックのジャケットに千鳥格子のパンツの組合せ。ジャケットは手縫いのステッチ仕上げに、袖口の第一ボタンはチームカラーのイエローでパイピングされているのがこだわりです。この夏は、ジャケットスタイルがおすすめです！

　お知らせです。この後午後6時より放送されますＮＨＫ?ＦＭ 千葉局の番組「まるごと千葉６０分」に麗澤大学のインターン生が生出演します。「まるごとキャンパスナビ」というコーナーで「柏レイソル・インターンシップ」について話すそうです。午前中はこちらで業務をしていたのですが、緊張せずに話せるでしょうか？お時間がある方はぜひ80.7MHzにダイヤルを合わせて（古い？）ください。

　さて、明日は今季初のナイトゲーム、梅雨前の蒸し暑さも夜には多少軽減されることでしょう。相手は２週続けて前節休みのチーム。「当然相手が研究して、対策してくることは判っている。岡山は若いチーム、攻撃への切換えも早い。充分に警戒していきたい」指揮官に油断はありません。目の前の敵をひとつずつ倒す。それだけに集中して明日は臨みます。では明日岡山で、柏で、レイソルへのご声援よろしくお願いします。

担当：大重正人

寒暖の差が激しい近頃。今日は真夏のような厳しい日差しのなか、非公開トレーニングが行われました。週末の対戦相手、ファジアーノ岡山は前節試合がありませんでした。先日戦ったザスパ草津と同じ状況です。十分な休養としっかりとしたトレーニング、準備を整えてホームで待ち構えます。レイソルは3日間と短い準備期間ですが、ネルシーニョ監督以下、選手・スタッフは万全のコンディションで岡山へ出発してくれるはずです。

今日も十二分なトレーニングを行った選手たちを待ち構えていたのは、岡田亜紀さん。J:COMの応援番組レイソルタイムの取材です。次回のインタビュー対象の大谷選手について、選手やスタッフにハンディカメラをもって突撃。「大谷選手ってどんな人ですか？」。実は私もいの一番にカメラを向けられてしまいました。悲しいほど慌ててしまい、ちゃんとしたコメントができたかどうかもあまり覚えていません、、、

それに引き換え、選手たちはにこやかに堂々と、慌てるそぶりもありません。そりゃ、あれだけの声援と視線を日立台の至近距離で浴びながらプレーしているですから当然ですよね。林選手がイケメン2位のさわやかなスマイルで話しているところ、主役本人がVサインで登場。

「いいこと言ったね！いま」

大谷選手について、ネガティブなコメントが誰からも出ません。普段から発している彼の仁徳のなすところ。アッキーさん、正直、ちょっと困ってました（汗）。タニらしからぬ裏話を引き出せたのかどうか!?　今日のビデオを見ながら、後日のインタビューとなりますが、さてどんな話が飛び出すのか。こちらは6月後半のオンエアーとなります。お楽しみに?

担当：河原　正明

　まずはおめでたいご報告から。今朝６時５分に近藤直也選手に待望の第一子となる女の子が誕生しました。昨日から病院で奥様に付き添っていたという近藤選手、午後にクラブハウスに顔を出してくれました。「無事生まれてホッとしました」と安堵の表情と寝起きで少し疲れているように見えましたがトレーニングに向かっていました。
　先日の村上選手への「ゆりかごダンス」パフォーマンス、いち早く田中選手に声をかけたのは近藤選手でしたが、自身ももうすぐ父親となる日が近いだけにあのような気配りができたのでしょう。次はしっかりと自分がお祝いをしてもらわないとですね。本当におめでとうございます！

　さて、今日の午後に今年初となる学校訪問「レイソルしま専科」で工藤　壮人選手と渡部　博文選手が柏市立大津ヶ丘第一小学校を訪問しました。今回は「レイソルトーク」、小学６年生７３名に「夢をかなえた理由」を熱く語ったのでした。こちらのフォトギャラリーもご覧ください
　最初にホームタウン担当の田中スタッフが活動の趣旨を説明、その後日立台の魅力が詰まったＤＶＤを上映、ゴールシーンを食い入るように見つめる児童たちの視線が熱いです。そして、いよいよ選手が登場、「キャリア教育授業」の一環ですので、一斉にメモを取りながら話を聞きます。

　今回初登場の渡部選手。サッカーを始めたユニークなきっかけや、挫折、立ち直るきっかけとなった父親とのある出来事。「仕事、勉強、試合、コツコツと努力していることが本番で生きて、力を出せるようになります。でも時間はかかるので、下を向かずに前を向いて進もう」と小学生にもわかりやすいことばで話してくれました。

　もう一人は工藤選手。昨年は二度出演しましたが、今回は「先輩として」渡部選手に同行、お手本を見せるべく自身の軌跡を語ってくれました。昨年11月、彼の話の最後は「夢は試合に出て、得点を獲ること」でした。しかし、今回は違います「ぼくはその夢を叶えました。次の夢は･･･まずは今季１０得点すること、そのためにも毎日の練習を頑張ります」と力強く宣言してくれました。

　今回のしま専科、原稿作りから真剣に取り組んでいた二人。特に渡部選手は初の挑戦、自分のここまでを振り返る良い機会でもありますが、何と言っても子どもたちが待っている、その使命感が彼を動かして何度もトレーナーと打ち合わせを重ねて、推敲して･･･この1回にかける気持ちの強さが伺えました。
　良い準備をして望んだ最後には素敵な歌のプレゼントも。「BELIEVE」という曲の合唱、ピアノの伴奏付きでした。このサプライズには選手も大感激。「悲しみやくるしみがいつかよろこびにかわるだろう　I believe in future 信じてる」という歌詞に、ちょっとウルっとしてしまいました。児童代表から「仲間を信じてJ1復帰目指して頑張ってください」と言葉をかけられて勇気をもらった二人なのでした。

　さて、夕方に営業担当と柏駅西口の高島屋さんに。今日からビアガーデンがオープン！もうそんな時期なんですね･･･と、そこに現れたのが黄色いゆかたの男女。よーーく見てみると･･･レイソル柄ではないですか！！

と、多少おおげさでしたが、この夏クラブ初の商品「ゆかた」を作ります。柏高島屋限定で販売されるこちらの商品は大人男性・女性用、それぞれ限定数での展開を予定しています（仕立て上がりとなっており、反物ではありません）。現在、発売日・価格などに販売に向けて調整中です。続報をお待ちください！

　最後にお知らせです。6月13日（日）北九州戦では『ジェントルマンデー』「男性限定！フィジカル強化サッカー教室」、「お父さんとフェアプレーフラッグベアラーに！」参加者を募集しています。中断前ラストのこの試合、少し早い父の日企画、ご家族でお父さんと一緒に参加してみませんか？お申込はお早めにどうぞ！