1年ありがとうございました
担当:大重正人
年も押し迫った12月29日。遠く九州で日本一を目指して戦った柏レイソルU-15のWEB中継を見ていました。悲願の日本一まで1点及ばず。。。しかしこの過密日程のなか、ヴィッセル、アルディージャ、グランパスといった強豪チームを次々と撃破し、一発トーナメントの勝負強さも見せてくれました。3年生にとっては最後の試合となりましたが、まだ15歳。大きな道と遙かな夢が待っています。本当にお疲れ様でした!
レイソルU-15が敗れたのは、京都サンガ。トップカテゴリーの大会でも京都サンガがすばらしい試合を見せ、天皇杯決勝進出を決めました。今日も宮吉、駒井、久保といったU-18出身の10代プレーヤーが大活躍。育成組織についてはレイソルだって負けていないと胸を張りたいところですが、同じ育成型クラブの良きライバルとして共に切磋琢磨していきたいですね。そこにヴァンフォーレで魅惑的なパス&プレッシングサッカーを築いた大木監督のサッカーが浸透し、今季J2後半戦の試合を見ていれば、今日の決勝進出も大きなサプライズではないでしょう。
元日は、ゆっくりと天皇杯の決勝を見ようかなぁ?という毎年でしたが、天皇杯王者と3月3日にゼロックススーパーカップを戦います。FC東京の強さは身にしみて体感していますし、京都とどちらが勝ち上がってくるのか。そんな視点でより集中して観戦できる楽しみがありますね!
今日で柏レイソル事務所も仕事納めとなりました。昨日は、パク選手が事務所まであいさつに来てくれました。「今年はあまりチームに貢献できなかったけど、優勝できてよかったです。チームを離れても、心はずっと柏にあります」。日本語も交えながら、心のこもった言葉を寄せてくれました。
しかし、「こんなにおしゃれしてるのに、なんで写真撮ってくれないの!?」と、自分大好きのヒョン節炸裂(笑)。よく「ワタシ、カンコクでスターよ!なんでトレーディングカードもナイの!?」とぼやかれたこともありますが、ネットで見た結婚式のスケール感、華やかさがそれを証明していましたね?。WEBで流れたレイソルのユニフォームを着て、CAの美しい奥様と映った写真は本当にまさしく韓流スター!!そしてあふれんばかりのレイソル愛を感じさせてくれました。J2陥落が決まっても、いち早くレイソル残留を公言してくれた男気、血を吐いてもピッチに残ろうとした2009年の鹿島戦、たまに熱くなることもありましたが、これまでのレイソルに欠けていた気迫や熱を注入してくれました。いつか、またアジアの舞台で戦おう!ヒョンのこと、一生忘れません!
一緒に記念写真を撮ったフロントスタッフの1人も、今年限りで退職することになりました。控えめながらも、事務所の雰囲気をほっと和ませてくれる、そんな奥ゆかしい方でした。別れはすごく悲しく淋しいですが、チームを離れてもずっとレイソルのファミリーです。クラもヒョンもそうです。また会える日が来るまで、お互いにがんばりましょう!今年、人生のなかで最も忘れられない1年をくれた、レイソルに関わるすべての人に感謝しています。本当にありがとうございました。それでは、よいお年を?