2011年12月19日

再び名古屋へ

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担当:河原 正明

 昨日の試合から一夜明け、すぐにまた試合。12月3日から続くこのサイクル、Jリーグ、クラブワールドカップに続く今月3つ目の大会は天皇杯。昨日の喧騒がうそのように静かな日産スタジアム横の小机フィールドで、チームは午前中にトレーニングを行いました。一方、昨日のスタメン組は、横浜市内の温泉施設で疲れを取ることに専念しました。

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 もちろん、この選手はいつも通りにグラウンドへ。「結果が全てだから」とシジマールGKコーチとマンツーマンのトレーニングで「クールダウン」していました。

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 チームは午後に再び名古屋へ向かいます。天皇杯4回戦の相手は名古屋グランパス。敵将のストイコビッチ監督はFIFAの技術委員でもあることから、豊田スタジアムでの試合と昨日の試合も全てスタジアムでチェックしており、我々の状況は十二分に把握していると思っても良いでしょう。
 キーマンとメディアに目されているのはやはりレアンドロ選手。他の出場選手は中2日での試合となりますが、栗澤選手と二人は昨日の試合に不出場のため中6日での試合となります。「ハードな日程であることは間違いない。レイソルの目標はどんな大会でも優勝、自分たちは力のあるチームだという覚悟を持つことが必要だ。疲れはあるが乗り越えます。我々は置かれた状況で全力を尽くすために、1戦1戦しっかりと準備したい。」と話すように、今日のピッチ上ではどの選手も与えられたチャンスを逃すまいと、気持ちを奮い立たせて懸命のプレーでアピールをしていました。

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 長かったFCWCも今日の練習で全てのスケジュールが終了しました。もっとも選手たちは再びホテル暮らしとなりますが。お世話になったホテルやバスともお別れです。改めて今回の大会を通じて、お世話になりました皆様に御礼申し上げます。特にチームに帯同していただいた旅行代理店と警備会社のスタッフの方々には24時間レイソルのために身を粉にしていただきました。そして、会場で「世界デビュー戦」のクラブのためにサポートいただきましたJFA、Jリーグ、各県協会の皆様にも感謝申し上げます。行く先々でJFAやJリーグ、そして他のJクラブのスタッフから「おめでとう」や「頑張れ!」とお声かけいただいたことは忘れられません。私の中にもこの経験を来年のACLで生かし、再びFCWCの舞台に立つという目標ができました。
 最後にサポーターの皆様も、嬉しい悲鳴続きの2週間、お疲れ様でした。濃厚な日々の反動が怖いのですが、また明後日には試合があります!このロードは元日まで続きますので、選手たちとともに進んでください!では。
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