2006年2月14日

更新日:2/14 21:39

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本日の担当:横井孝佳

バレンタインデーでございます。あまりにもチョコをもらえないがために、チョコレートそのものが嫌いになってしまった男、横井が鹿児島からお送りいたします。

パッパラーさん、じつはさっきまで、オリンピック観てました。夕食会場で、選手スタッフ数人と石崎監督とで、カーリングを。確かにサッカー漬けの毎日ですが、フリーの時間はサッカーから離れたくなるのも人情。オマケにみんなスポーツ好きですから、結構熱中してテレビに食い入ってましたよ。
それにしても、こうして選手と監督を含む現場スタッフ、そして私などフロントの人間が、お互い歓声を上げながらオリンピックを観るというのも、なんだかいい感じだな、と。チームはいま、すごくいい雰囲気なんですよ。こうして広報日記とフォトギャラぐらいでしかお伝えできないのがもどかしい、出来ることなら皆さんに直接見てほしいと思えるほどに。今日、北嶋選手も言っていました。「間違いなく、Jのクラブの中でも一番キツいレベルのトレーニングをこなしてる。でも練習が楽しいし、誰一人そっぽを向いてる奴もいない。すごくいい雰囲気」なのです。石崎さんのトレーニングは目的がハッキリしていますから、これをやったらチームは強くなるし、自分自身もレベルアップするという手ごたえを感じているのでしょう。
もうひとついい雰囲気のもとは、これほど過酷なトレーニングを積んでいるのに、ケガ人が出ていないことでしょう。別メニュー組はいますが、皆キャンプ前からのキャリーオーバーで、キャンプ期間中に深刻な脱落者は出ていません。これは石崎監督はもちろん、古邊フィジカルコーチ、松原フィジカルコーチ、徳弘アスレチックトレーナー、その他スタッフ陣の仕事のおかげです。古邊さんは甘えを許さず、非常に厳しく指導しており、故意に選手の憎まれ役を買っているのでは、と思えることもあります。しかしそれぐらいしないと、1年間戦えるフィジカルは養えないのでしょう。
実際、今日計測した乳酸値や心拍数など、持久力と体力の指標となるデータは、1月に計測したときより全選手とも向上していました。グラフにすると一目瞭然、見事に上がっています。「すごいですね」と古邊コーチに聞いたら、「松ちゃん(松原コーチ)のおかげだよ」と謙遜していましたが。見事な仕事ぶりです。
その古邊コーチが「これほど走れる男が、今まで3年何をやってたの」といぶかしがるほど、谷澤選手の数値は抜きん出ていました。永井選手に「おいタツヤ、次の職業決まってよかったな。マラソン選手になれよ」と冷やかされてました。誰もが認める才能を持つ谷澤選手なのですから、今季石崎監督以下スタッフの下、覚醒してくれることを期待しています。ちなみに数値が良かった選手は、順に瀬戸選手、ディエゴ選手、小林亮選手。頼もしい限りです。
さて、本日面白かったことは…。フォトギャラにほとんど載せてしまいましたから、ネタはなし。ディエゴ選手の怪しい日本語シリーズに、飛び切り怪しいのが加わって爆笑しましたが、言えません。口が裂けても公式HPには載せられません(笑)。
あと、トレーニング終了後に石さんから「息子から電話がかかってきたんやけど、ワシが走っとる写真が載っとるの?」と聞かれました。やべ…「すみません! 昨日ワゴン車のなかから隠し撮りして、載っけてしまいました!」と正直に謝ったら、「違う違う、4kmじゃなくて、午前と午後の2往復走ってるんだから、 16kmって載せといてよ」とのことでした。いや、確かに、すごいですよね。