2006年2月28日

更新日:2/28 23:52

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本日の担当:横井孝佳

週末のレイソル事務所には、工事の槌音が(ってほど大げさでもありませんが)響いておりました。というのも、クラブ事務所の一角にあった6畳ほどの広さの社長室を、取り壊していたからなのです。「開かれたクラブはまず社長室の撤廃から」と小野寺が申したわけではありませんが、組織の風通しをよくするため、社員全員の一体感を高めるため、等々さまざまな理由から、社長室の壁を取っ払ったのでした。おかげで事務所が広く、大きく使えるようになりました。こんなところにもレイソルの変化が具現しつつあります。
明日3月1日付けで社内の職制も変更されるため、事務所内のレイアウトも変わりました。私はこれまで慣れ親しんだ、ピッチが一望できる特等席から引越し。顔を上げて左を見れば、社長室から出てきた小野寺の席が…。仕事がはかどるようになる、かもしれません。

さて、今日は明治大学サッカー部との練習試合。先日の山形戦1、2本目に出場したメンバー以外の選手を中心としたスタメンでした。試合はレイソルが押し気味に展開するものの、フィニッシュが決まらずにスコアレスドロー。ここのところ無得点の試合が続き、今日は特に大学生相手にノーゴールとあって若干不安な心持になりますが、「内容的には先週の佐川急便戦よりよかった」と石崎監督。心配はしていないようです。前線からの連動した守備、攻守の切り替えの速さといった、佐川急便戦での課題を選手たちがよく理解し、それを克服しようという姿勢を見せてくれたからなのでしょう。
ところで、今日は後半途中から怪しい日系人「フィジコ松本」が左サイドバックとして出場。フォトギャラを見ていただければわかるように、正体は松原フィジカルコーチです。キャンプ地鹿児島で行われた清水戦の奮闘の甲斐あって、このほど立派な登録名を石崎監督に名づけていただきました。Woooのトレーニングウェアを着たときは松原直哉フィジカルコーチですが、ユニフォームをまとった彼は「日系人フィジコ松本」です。げんに今日も監督は「松本?ナイスプレー!」とピッチの対角線で奮闘する彼に大声で声援を送っていました。面白すぎます。
それを見ていた古邊フィジカルコーチ、「俺も出たくなってきた」と、元DFの血が騒ぎ始めたようです。しかし練習試合はスタッフが楽しむ場ではなく、あくまでも選手に実戦の経験を積ませる場。スタッフが出場するのは、どうしても人数が足りない非常事態であることは言うまでもありません。いちおう、その旨ご承知おきください。