2006年2月 3日

更新日:2/3 0:0

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本日の担当:種蔵里美

キャンプ2日目です。昨日、「明日から寒くなるようです」と書いたのですが、時折強い日差しがピッチを照りつけ、暖かい一日となりました。あさってからは本格的に寒くなるようですね。
「選手たちが、キャンプ2日目とは思えない疲労度」とは朝一番の宮本主務の言葉です。でも、お天気に誘われてか、身体が悲鳴を上げていても選手たちの表情は明るく、チームは元気な雰囲気に包まれています。
午前中には「いままでで一番きつかった…」というランニングが行われました。660メートルをタイム通りに走るこのメニュー。2分15秒以内に走る組と2分25秒の組とにわかれたのですが、どちらの組も、最初は集団で走っていても、回数が増えるにつれて選手間に差が出てきます。ダントツで速かったのは、今年も小林亮選手。最後の回は2分5秒で滑り込んだそうで、「化け物だよ」と一緒に走った選手たちに言わせしめていました。2分15秒組では、亮選手に追いつかなくとも、途中まで先頭を走っていた谷澤選手が印象に残りました。「広報と代わりたい…」と言ってくる選手が出るほど、苦しそうな午前中でした。

午後からはタクティクス中心の練習を。昨晩のミーティングで、ビデオを見せながら監督が伝えた守備戦術を実際にピッチ上で表現していきました。6対6のミニゲーム形式でも、オフェンス、ディフェンス、サイドとポジションが割り振られ、それぞれのポジションでプレスをかけ、ボールを奪い、攻撃につなげていました。
右サイドでプレーした鈴木将太選手も守備、攻撃ともに好調ぶりをアピール。大宮アルディージャ時代に当時J2だった、石崎監督率いる川崎フロンターレと対戦し、強い印象を監督に残していた将太選手。新加入組としては新人選手をのぞくと最年少で、ピッチ外ではまだ少し遠慮気味でしょうか。ピッチ上では大いに暴れてほしいですね。
それにしても、監督が自ら公言してはばからない「楽しい」練習は、見ていても楽しい。全員で手をつないでリフティングをしたり、罰ゲームがあったり、機転を利かせないとついていけない鬼ごっこがあったり。ミニゲームの最中にも、「縦を切っていけ!!」「ナイス!!」「バーモス!!」とひっきりなしに声がかかり、選手たちもそれに乗せられるかのようにプレーに集中していく様子が見えます。