2006年2月 4日

更新日:2/4 0:17

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本日の担当:種蔵里美

キャンプ中はデスクワークがあまりないのですが、イヤーブックの原稿確認やら文書作成をしていたら、いつの間にかこんな時間です。
イヤーブックの原稿は続々と仕上がってきていまして、インタビューに関しては、本日インタビューを受けた各選手たちにも確認をしてもらいました。あとは写真ですね。現在、飯村オフィシャルカメラマンが新加入選手たちの名鑑用の写真、そして巻頭グラビア用の写真を鹿児島でひたすら撮影してくれています。明日の練習試合が最後のチャンス。少しでもいい写真が掲載できますように。

さて、キャンプは3日目を迎えました。明日には、今シーズン初めての練習試合が京都パープルサンガを相手に行われます。
ところで皆さん、集中とは?と聞かれたら、何と答えますか?2004年シーズンに清水で石崎監督と一緒だった北嶋選手は、こう答えました。「常に考え続けること」。石崎サッカーにおいては、味方が何をすべきか、相手が何を考えて次プレーしてくるか、を常に考え動き続けることが「集中すること」。攻守の切り替えが速く、連動して動いていくなかでは非常に重要なことです。
まだまだ個々に戦術を浸透させている段階。ここ数週間はいろいろなシステムを試しながら進んでいきます。今日の午後は、8対8の戦術練習から始まり、最後にGKを入れた10対10での紅白戦を25分間行いました。「いい選手になるんじゃない、こりゃ」と紅白戦を見学していたスタッフがつぶやいたディエゴ選手が溌剌とした動きを披露してくれました。今日は2列目でプレー。積極的にボールを追い、紅白戦終了後には、同じく2列目でプレーした平山選手と入念に動きの確認を行っていました。明るい性格と若さ、そして2ヶ月ばかり神戸に在籍した経験も手伝ってか、とにかくチームに入り込もう、馴染もうという気持ちが伝わってきます。

ボールを奪う守備戦術を浸透させる一方、フィジカル強化も着々と行っています。休みがないJ2リーグ。走りこみができるのは今しかありません。「今しかできないことを今やっているんだからな。身体は疲れとるかもしれんが、精神に疲れはない。朝起きたら常に新鮮な気持ちで」と石崎監督も選手たちに語り掛けました。
今日の夜からは、監督と選手個々の面談も始まりました。それぞれの選手たちと話をして、そのなかでキャンプ中には新キャプテンが決まりそうです。
ちなみに「集中とは?」のほかに、「愛とは?」にも、石さん特有の答えがあるようです。なんだろう・・・今度聞いておきますね。とここまで書いていたら震度3の地震が。薩摩町で震度3だそうで、かなり揺れました。