2006年2月 2日

更新日:2/2 0:37

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本日の担当:種蔵里美

アップが遅れてすみません。
鹿児島の地に、イヤーブックの編集でまだ眠眠打破が手放せないであろう横井広報を一人置き去りにして、やってきました。横井さん、先に島豚を食べてごめんなさい。
Jリーグ新人研修に参加している石舘・大河原・桐畑・長谷川各選手たち(4日から合流)、カタール国際大会決勝に進んだU-19日本代表・柳澤選手(5日から合流)、そして病院でのリハビリを頑張る近藤選手を除いた選手27名とスタッフ16名、総勢43名で鹿児島入りしました。
18日間という長い合宿がいよいよスタートです。この間予定されているオフは11日の午後のみ。「いろいろなストレスもあるかもしれんが、みんなで励ましあっていこうな」と夜のミーティングで石崎監督も口にしていました。
そのミーティングでは、開幕までの1ヶ月のスケジュールが事細かに、そして監督の目指すサッカーがビデオを交えながら説明されました。
3月4日の開幕戦で勝利をおさめるために、この1ヶ月間はチャレンジ&見極めの連続となります。J1復帰後も見据えたレベルの高いサッカーを追及し、しっかりとした土台をつくっていきます。
この1ヶ月間で予定されている練習試合は、ちばぎんを含めると8試合。その第一戦目となる4日の京都戦には、全選手が出場予定です。ポジション争いで有利になるために、選手たちは全力で力を発揮する必要があります。またチームとしては、その京都戦で組織としてやりたいことがどれだけ出せるか、この2日間で練習を積んでいかなければなりません。
監督が目指すサッカーは練習を見ていても非常に明らかです。高い位置でボールを「奪い」、素早くシュートに持っていく。プレスをかけ、選手たちが連動性をもって動いていく。この戦術を理解しつつ、なおかつ個人のプレーを発揮できる選手が試合出場のチャンスを掴むのでしょう。
本日の練習の最後に行われた10対10の紅白戦(コートは通常の4分の1の大きさ)では、軽いケガ人(平山選手が接触して額に軽い傷を。額をぐるぐる巻きにされ、本人いわく「イケメンが台無し」状態でした)が出るほどの白熱した戦いが見られました。
印象的だったのは、どの練習でも監督が選手たちに考える機会を与えていたこと。戦術を考えるのは監督でも、実際にピッチでそれを表現するのは選手たち。練習のなかで多くのヒントを与えつつ、考える種をあらゆるところで選手たちに蒔いています。

今日は日中13℃と暖かかった鹿児島も、明日からは少し寒くなるようです。こちらに練習見学にいらっしゃる予定のある方は、油断することなく防寒着をもっていらしてください。着いたら、ぜひお声がけくださいね。