2006年2月 4日

更新日:2/4 22:2

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本日の担当:種蔵里美

新生レイソルで、初の練習試合を行いました。
初のゲームで心なしか緊張しながら、午前11時15分にホテルを出発。1時間ほどバスに揺られ、さつま町インターナショナルゴルフリゾート京セラに到着しました。
京都パープルサンガを相手に45分を2本。1本目と2本目で選手が入れ替わり、別メニューで調整する選手、サブのGKをのぞく全選手が出場しました。(メンバーはトップページのお知らせをご確認ください)
今日のシステムは4?4?2。「各自の持ち味を出そう」、「プレス、カバー、守備の同時性を」、そして「どんなゲームであろうと勝たなくてはいけない。フェアに、激しく、勝つことを忘れずに」と送り出された選手たち。前後半ともに、相手へのプレス、速い攻守の切り替えを意識したプレーが見られました。
京都にとってもレイソルにとってもこれが初めての練習試合。レイソルにとってはまず、守備面でやりたいことが明確化し、個々の選手たちがそれぞれかたちにすることが出来たのが収穫です。

試合終了後、石崎監督に今日の感触を聞いてみました。
「結果はまぁ練習試合だからなんともいえないけれど、この2日間でトレーニングした守備の部分で、やろうとしていることが選手たちの態度で見えた。攻撃に関しては具体的なトレーニングはまだだが、今日は選手たちが持っているパフォーマンスでやってくれた。いい位置でボールを取れたことが1点目にもつながったし、攻守の切り替えが上手くいった証拠でもある。キャンプの目的はフィジカルと守備の構築。今日はそれぞれの選手たちが持ち味を出してくれた。まだまだ競争の段階。方向性を間違えずにやっていきたい」。

Jリーグ新人研修に参加し、今日がキャンプ初日となった石舘選手と長谷川選手。長谷川選手は「今日は全然だめだった。明日がんばります」と言ってバスに乗り込みましたが、身体の強さやボールタッチの柔らかさ、巧さなど、持ち味を見せてくれていました。そして石舘選手!全体の守備練習に参加しておらず、「全体で見ればやらなきゃいけないことはまだある」と石崎監督は語っていましたが、ペナルティエリアの左外からのミドルシュート(20メートルくらい)は見事でした。途中ゴールポスト右に当たりながら、きれいにゴールに吸い込まれていきまして。スローモーションを見ているみたいでした。左足のテクニックには本人も自信を持っていますからね。このキャンプ、いいスタートを切れたと思います。
今日は各選手ともに45分のプレーで終了。明日からは再びフィジカル&タクティクスの練習です。次の練習試合に向け、石崎監督は今頃、今日の練習試合のビデオをチェックして編集している頃だと思います。