更新日:2/9 0:44
本日の担当:種蔵里美
多くの課題が見つかったキャンプ8日目、愛媛FCとの練習試合でした。対戦相手、疲労度、コンビネーション、と状況は異なれど、4日に行われた京都戦と比べると、素晴らしい内容での勝利とはなりませんでした。
本日2得点を挙げた北嶋選手は「勝てたことはいいこと。こうしたところから勝ち癖をつけていきたい」と試合後にコメントしました。
午前中のミーティングでは、前回の京都パープルサンガ戦を編集したビデオを見ながら、良かった点、悪かった点について確認しました。「やってきたことを出してくれた。この3日間で精度を上げてきたわけだし、45分しかないんだから積極的にいこう」。
今日もシステムは4?4?2。途中で雪が舞い、顔が痛くなるほどの冷たい風が吹くなか、45分を2本行いました。サイドの左右やボランチの位置など、前回とは異なる組み合わせやポジションが試されています。各選手ともに、試合終了後にはシュート練習やストレッチなどを約1時間弱行いました。
試合後、石崎監督はこう振り返りました。
「いろんな選手を新しいポジションでやらせたりしている段階。京都戦のほうが積極性はあったけど、チームとしての成熟度はまだまだ。トレーニングもかなりハードにしてるしね。ミスをしてもいいからチャレンジして、と選手たちには言っている。それで、矛盾するようだけれども、何をしてもどういうゲームでも勝たにゃいけんと。毎日かなりきついトレーニングだけど、選手たちはようやってる。北嶋なんかも、きつくても積極的にやってるし、それに若いのがついていく」。
今日の出来に危機感を募らせていた選手たち。4日の京都戦と今日の45分間を経て、10日に指宿で行われる名古屋戦ではある程度メンバーを絞って挑むこととなります。どんなメンバーでどのような戦いとなるのか、注目です。
最後になりましたが本日、大河原選手がチームに合流しました。同部屋の藏川選手は「広々と使えなくなっちゃうよー」とちょっとぼやいていましたが、大河原選手はお昼頃ホテルに到着。午後からは、本日の試合を体調不良により回避した石川選手と汗を流しました。これでキャンプのメンバーがすべて揃ったレイソル。今日の試合に出場しなかった石川選手も「明日から頑張ります!」と気合十分。ポジション争いが本格的にスタートです。