2006年2月 8日

更新日:2/8 0:42

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本日の担当:種蔵里美

「4日に行われた練習試合(京都戦)を見させていただきました。まずひとつに背番号30、石舘くんのシュートは素晴らしかった。加えてチームとしてのリスタートの早さ。相手や審判に言いたいこともあったでしょう。それでも、とにかくリスタートが早かった。変わってきた。そう感じましたし、それはレフェリーにとっても嬉しいことです」

今年で4年目となるJリーグルール講習会の冒頭で、Jリーグからいただいた言葉です。4日の京都戦。素早いプレスもシンプルな攻撃も見られたけれど、このリスタートに関しても「そうなんだよ、これだよ」と宮本主務がうなるくらいの、素早い展開を見せていました。何かあるごとに異議を唱えていても仕方がない。必要のないところで時間をかけても、意味がありません。我々はゴールを目指すのですから、フェアに前へ前へ進みたいと思います。
午後7時から行われたこのルール講習会では、試合中のあらゆるシーンを見ながら、オフサイドやフィジカルコンタクト、シミュレーションに関する確認を行っていきました。
スピーディな、フェアな、そしてタフなプレー(簡単に倒れずゴールを目指す)をしてもらいたい、と3つの点に関してお願いがありました。どれも今季のレイソルのテーマにぴったり当てはまります。皆さんもぜひ同じ共通認識のもと、ともに戦いましょう。

早いもので、キャンプも7日目を迎えました。選手・スタッフに配られた3ページのキャンプ予定表も、2ページ目に突入です。
今日はホテルのなかでもごうごうという風が吹く音が聞こえるくらい(いまでも)、風の強い一日となりました。午前中はボールを使ったフィジカルメニューを、午後はタクティクスの練習を行いました。ピッチ縦半分を使用し、6対6から始まって、攻撃8対守備6、そして最後には守備陣だけGKを入れた8対8でゲーム形式を繰り返しました。
明日行われる愛媛FCとの練習試合には、4日の京都戦同様、前後半と選手が入れ替わり、全選手が出場する予定です。午前中には、先日の京都戦をまとめたビデオを見ながら、リハビリ組を含めた全体でのミーティングが行われます。まだ練習試合2試合目。先日見せた素早いプレス、ボールを奪う意識はそのままに、それぞれがポジション争いに勝つために各々の特長を見せます。

帰りのバスのなか、今年選手会長を務める大谷秀和選手と、選手会主催の福祉活動についての話になりました。流山出身、レイソル10年目。21歳と若くてもクラブのことを常に真摯に考えています。「J2で注目度も減るし、お客さんも減っちゃうかもしれないから、いろいろやりたいんだよね。なんか始めたいよね」。
ホームタウンエリア8市の児童福祉課に年間シートを寄贈したり、義援金や寄付金を贈るなどのほかに、何かないかなぁと。まずは中澤副会長と予算の打ち合わせをするのが先なようですけれども。キャンプから帰ると開幕まで2週間。時間がないなかですが、試合観戦の機会が増えるようなことを、新たに始めることになりそうです。準備が整い次第、みなさんにお知らせします。