2012年2月11日

グアムキャンプ2日目

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担当:大重正人

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昨日は予期せぬアクシデントに見舞われた、柏レイソルグアムキャンプでしたが、今日は午前午後とみっちりとトレーニングを積むことができました。

午前は9時からスタート。GKカルテットはピッチで90分ほどトレーニングジムに集合。ウェイトトレーニングなどを1時間こなし、グラウンドへ。ラダー(縄はしご)を使ったステップワークを15分。そしてピッチへ移動し、キリカエの鳥かご、コーン通しのパスゲーム。緊張感を漂わせるあっという間の2時間でした。

コーン通しでは茨田選手のプレーに引きつけられました。ルールは、コーンの間を通して、味方にパスしたら1点です。ゼッケンなしのフリーマン(つねに攻撃側です)に代わったバラは、フリーマンなので1タッチ制限があります。味方からのパスを自分の前へ流しながら、コーンの向こう側へ味方が来るのを待ちます。そこで間合いを測るのですが、どんどん角度がなくなってコースが狭くなっていくところ、それでも速すぎず強すぎず、柔らかなパスを通す技術に、改めてすごさを感じました。

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宮本マネと「バラの後ろ姿って誰かとかぶるよね」とうなずき合ったのですが、もちろん髪型や髪の色のせいということもありますが、華奢だった身体が大きくなっているからこそ、そんな勘違いをさせるじゃないかと。サッカーセンスは高校生の時から天性のものがありましたが、身体の線はまだまだ細かった。3年目でしっかりと筋トレを積んで、プロの身体になってきました。もちろんその技術もさらに伸ばしながら。バラが右サイドを上がってきた酒井選手や水野選手へつける斜めのパス、これが私の一番好きなバラのプレーかもしれません。シンプルなインサイドキックのパスですが、一度注目してみてください!

南国らしいジリジリと肌を焼きつける太陽光線をいっぱいに浴びながら、肌の色はあっという間に変わっていきます。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、キタジの足。「オレ、焼けやすいんだよね?」。たった1時間ちょっとでソックスのラインの跡がこんなに!

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午後は「コンディションをしっかり上げていこう!」という監督の号令とともに、4時からスタート。7対7+7のスモールコートゲームから、シュート練習へ攻守別れての個人練習へ。ここでも成長を感じさせる選手がいました。クォンハンジン選手です。午後からグアムにやってきた小見ダイレクターが「おっ、ハンジンのヘディング変わったな!」と一目で見抜きました。

7対7の時から、林選手や田中選手といったハイボールに強い選手に対しても互角以上に渡り合い、その後の個人練習でも井原コーチが蹴ったフィードをヘディングで遠くまで跳ね返す。そのボールの軌道や姿勢が変わったと。小見ダイレクターの隣にいた森トレーナーが「背中やお尻の筋肉を鍛えることで、だいぶ良くなってきましたよ」と取り組んできたことを教えてくれました。「ナイス、ハンジン!!」7対7のときの仲間の声で、彼も気持ち良くプレーできたのではないでしょうか。CBはFWと同じぐらいの最激戦区ですが、今年はより存在感を見せてくれることでしょう!

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明日は、グアムでの初取材があります。レイソルおなじみの桑原学アナウンサーが、J's GOAL用のテレビ取材にお越しです。またその模様は明日お知らせします?