2015年9月 2日

2点ビハインドで神戸へ

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担当:大重正人

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ナビスコカップ準々決勝第1戦。吉田監督はこのナビスコカップの位置づけについて質問を受け「新しい選手が出てくるということは十分に考えられる場」と話しましたが、今日の先発イレブンは秋野選手だけが連続スタメンで、それ以外の10人はすべてフレッシュな選手が起用されました。今日の試合後会見では、その決断への経緯、理由などの質問がありました。

「このメンバーで行こうというのは2週間前にトレーニングの様子を見て、十分だと、きっと行けるだろうと判断した。中2日の日程の中で、おそらく半分以上入れ替えなければいけない。その半分を入れ替えるのか。もしくはフレッシュな選手たちのレベルを見極めながら、7月に入ってからチーム全体のクオリティー、インテンシティー(強度)がものすごく上がってきた印象を、監督として彼らを毎日見ている中で持っていた。

いつ使ってもおそらくやってくれるだろうと。この日立台の緊張感、ナビスコカップの途中から参加するという難しさがある中で、そこにぶつけていく確信を持ち、彼らでいくというのは最終的に2週間前に決めました。日頃出場していない選手なので、この2週間の間にも精神的な浮き沈みはありましたが、そこを最終的にはしっかりと心の準備をして臨んでくれたと思います」

メンバー発表を見て驚かれた方、彼らで大丈夫なのか、ここで頑張ってほしいと期待した方、それぞれいろんな思いを持たれたかもしれません。メディアの中には「別の試合に行こうと思ったんですが、スタメンを見て、日立台に変えました!」という方も。そんな大きな期待と持って、この試合に駆けつけてくれた人もたくさんいらしたと思います。

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前半立ち上がり、右サイドのパス交換から中川選手がドリブルシュートまで持ち込んだシーン。「最初は一本シュートを打つ!という気持ちでした。あれで自分の今日の試合に臨む表現はできたと思います(中川選手)」。あれでさらに、今日はどんなサッカーを見せてくれるんだろうというスタジアムの熱が高まった気がします。ピンチもありましたが、それ以上にレイソルがヴィッセルの中盤のスペースを見つけ、人とボールがそこを突いて、効果的なアタックが何度もありました。

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ただ後半。相手の守備が前線から激しくなり、レイソルはなかなか前半のようなサッカーができなくなりました。そこでレイソルの右サイドからチャンスを作られての2失点。相手のドリブルやセカンドボールへの対応、対人での疲弊など、と監督が振り返る、いろんな要因が重なっての失点でした。

吉田監督「中2日の試合で、意欲的なメンバーで行こうと臨んだ。ただ結果は残念なもの。得たものもあったが、ミスから食らった失点、やられた失点、その2つ。特に2つ目の失点は2つ目のアウェイゴールということを考えても、非常に痛かった。ただ(ホーム&アウェイの)前半を0-2で折り返したということは、経験したこともあるし、サッカーではあること。次の4日後の日曜日の対戦に向けて今一度フレッシュにして、意欲を持って後半戦に臨みたいと思います」

アウェイでの第2戦。最低でも2得点がベスト4への絶対条件。2-0なら延長戦へ。3-1ならアウェイゴールルールで勝ち抜け。簡単ではありませんが、ひっくり返す可能性は十分に残っています。クリスティアーノ選手は途中出場から今日も強烈な存在感を見せました。またベンチに控えていた選手たち、スゲ、クドー、ダイスケらは、いつもキリがそうするように、前半からウォームアップエリアで大きな声を出し続け、味方を鼓舞し、試合に出ているときと変わらぬ集中を持って一緒に戦っていました。この一体感のまま、可能性を信じ、神戸ユニバーへ挑みます。

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