指宿キャンプ2日目
担当:大重正人
指宿での2日目。朝方まで雨が降っていたようで、アスファルトが濡れていましたが、それでもお天気は今日も安定。気温は20.3度と柏より10度近くも暖かく、最高の環境に恵まれています。先週の月曜に初トレーニングを実施してから1週間。日立台での月曜から木曜までの4日間は、午前午後の2部練習が課せられました。午前中はボールトレーニング、午後は走り込みと、ここ数年はほぼなかったというメニュー構成でした。選手たちにとっては身体を追い込む厳しい毎日だったと思いますが、昨年の成績から這い上がっていかなければいけない状況でもあり、コーチングスタッフも選手たちも精力的に取り組んでいます。
山田雄士選手に、そのあたり聞いてみました。「フィジカル的な練習が多くて、強い負荷をかけた良いスタートが切れたのかなっていう印象はあります。自分は去年の栃木で走ってましたが、レイソルで走るっていうのは初めてですね。コンディションも上がってきていますし、きつい練習をみんなで声を掛け合って乗り越えたのが、なんというか絆というか、一つ強くなって、みんなで仲良くもなるきっかけになったのかなっていう風にも感じています」。キャンプに来てからもそういう雰囲気がありますし、古賀キャプテンも「みんなの一体感を感じます」と話していましたし、体力強化以外の相乗効果も生まれているようです。
日立台でコンディションを上げてきた分、指宿では戦術的なトレーニングが増えています。もちろん、まだ2部練習が続いています。山田選手は「去年やってきたことをベースにして、今年はもう少し攻撃の部分で自分たちの時間を増やしていこうというのもプラスアルファで今取り組んでいます」。そしてヤマと言えば、背番号が36から「6」に変更になりました。アカデミー出身の若手選手がこうした若い番号をつけるというのは、やはり感慨深いものがあります。「チームに期待してもらっているという表れだと思いますし、自分のプレーをピッチで発揮して、自分の『6番』を見せていきたいなと思っています」
今回のキャンプでは、久々に相部屋制度に戻りました。ヤマの相棒は関根選手です。「年齢も2歳違いですし、そんなお互い気を遣わずにいい感じで喋りながら過ごせてるかなって思います。先輩というよりは良い関係を築いて楽しくできたらと。練習以外の時間は2人でスマブラをしたり、たとえばアジア杯を見てサッカーの話をしたりもしますよ」と年の近い、仲の良い兄貴分としてルーキーを優しく迎え入れているようですね。ヤマにとっては昨年のレンタルバックから目覚ましい成長を見せてくれましたが、今年はまた新加入選手が加わり、キャンプからしっかり競争をして、開幕スタメンを目指すシーズンスタートです。
トレーニングの模様を今日YouTubeにアップしました。編集が追いついておらず申し訳ありませんが、出来次第できるだけ早くお届けしたいと思いますので、InstagramやXなどのSNSも含めて、楽しみにお待ちいただければと思います。今日もご視聴、ありがとうございました。