2008年9月 9日

30超

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

さあ、新潟へ。5日間のトレーニングがスタートしました。シーズンは残り3分の1、11試合を残しています。山あり谷ありのシーズン。自分たちのサッカーを取り戻し、まだまだ浮上できる時間と試合が残っています!このままズルズル行ったら……などどいう雑念(!)は振り払い、前を向いて、目標までの勝ち点23点までがむしゃらにポジティブに戦っていくのです。

080909_kitaji.jpg

午前はフィジカルトレーニング。今日は二組に分かれず、プレー可能なすべての選手がピッチへ。ペアを組み、ドリブルする相手を猛然と追いかけたり、ドリブル、ジャンプ、パス、シュートなど、ピッチを広く使ったサーキット系の練習で、オフ明けの身体をトレーニングモードに起こします。キタジ&コータも残暑厳しい日差しを浴びながら、猛ダッシュを繰り返していました。午後は、ディフェンスのトレーニング。そして紅白戦。メンバーやポジションを入れ替えながら、より強くなるためのネオ・レイソルの進化形を確かめます。

今日は9月9日。昨日、めでたく誕生日を迎えた選手がいました。
古賀正紘選手です。すっかり油断していたであろう古賀ちゃんに、練習後にチームメイトからいきなりの祝福!「ちょっと待って!ちょっと待って??!」という悲鳴が夕暮れの日立台に響き渡っていました。

080909_koga.jpg

先週末のシュート競争では、ここに藏川選手を含めたレイソルのオーバー30’sが(古賀選手は一歩手前でしたが)、そろってゴールを決められず苦戦……先輩としての立場が微妙なシーンでした。。。今日の山根選手は煌々と照り付ける太陽を見て「30代にこの日差しはキツイよ」なんてボヤいてましたが、30代を迎えて、いまなお現役でいられる選手がどれほどいるでしょうか。才能はもちろんですが、努力、負けず嫌い、人との出会い、周囲のサポート、サッカーが好きだという気持ち……いろんな思いを昔も今も変わらず持ち続けているからこそ、プレーできているのではないでしょうか。

レイソルは若いチーム!というイメージを持たれているかもしれませんが、いろんな苦難を乗り越えた経験者が、こんなふうに若さを保ち続けているからこその「若いレイソル」かもしれません。オーバー30’sは今のレイソルにとって、本当に唯一無二の財産です。石崎監督を筆頭に、ベテランと中堅と若手が、チームとしてひとつになって戦えるチーム。それが今の柏レイソルです。ビッグスワンで、思い切り『若い』チカラを見せてほしい!

最後に、先日お伝えしたU-18高円宮杯の戦い。静岡学園高校を4-0で下したレイソルユースの戦いが、スポーツナビのサイトコラムで紹介されています。こちらもどうぞご覧下さい。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/text/200809080002-spnavi.html