グアムキャンプ3日目
担当:大重正人
今日は午後練習のみとお知らせしていましたが、GK陣は午前練習がありました。しかも激しい激しい練習です。毎年恒例となっているビーチバレーコートを使ってのフィジカルトレーニング。バレーネットのポールにゴムチューブをつないで、それを引っ張りながらステップしてボールに繰り返し触れる。足場はもちろんゆるく、しかも砂場からの熱もあります。メンタルも鍛えに鍛え上げるグアム道場です。
フィールド選手は午前中休養となりましたが、4人の選手には昼食後に取材協力してもらいました。まず酒井選手が「NUMBER」の取材を受けました。先日の小見&竹本GM論、BookinBookでもご取材いただいたライターの細江さんが、わざわざ遠くグアムまで来て下さいました。今回のテーマは「ジャパンスタイルの研究」。いろんなスポーツにおいて世界と互角に渡り合う日本人の特性にせまるものです。サッカーにおいて、注目を集めているのが「サイドバック」。そこで若い酒井選手と代表経験のあるベテラン選手から、その独特なポジションについて深く掘り下げようというものでした。これまでとは少し趣向の違う取材でしたが「きちんと答えられたと思います」とサカイ。発売は3月上旬予定です。
そして、昨日もお伝えしたJ's GOALのTVインタビューに北嶋選手、大谷選手が登場。旧知の桑原アナウンサーから、今のチームや個人のコンディション、チャンピオンとして挑むJリーグや初挑戦となるACL、またゼロックスカップ当日に国立競技場で放映される意気込みも。また政府からの大切な啓発活動への協力もおこないました。広報として安心して送り出せるWキャプテン、今年も頼りにさせてもらいます?
そしてもうひとり、田中選手が春から始まるサッカーアニメの告知CMに挑戦。得意のリフティングでプロの技を披露して、応援のコメント録りです。やべっちFC、少年サッカー誌の付録DVDと魅せてくれたジュンヤですが、「もうネタぎれです...」と考え込み固まってしまいました。まるで何かの銅像みたい(笑)
しかしアイディアを出し、全身を使った妙技「新ジュンヤスペシャル」を短時間でばっちり決めてくれましたよ!大津祐樹選手移籍後、ひとり王座に君臨し続けるさすがレイソルのリフティングキングでした?。午後にはネルシーニョ監督、ロボ選手のコメントも収録。J's GOALにて順次公開される予定ですのでどうぞお楽しみに!
そして午後4時からは、紅白戦が行われました。20分を2本、ゴールこそありませんでしたが、小見ダイレクターが「こりゃ激しいな」と舌を巻くほどの熱戦に。レアンドロ&ジョルジら昨年の主力が中心となった赤チームのパスワークは安定感抜群、試合の多くを支配し続けました。ただ相手も指をくわえて待っているはずもなく、球際での激しいプレッシングで決定的なシュートは許しません。局面局面で激しいバトルが繰り返されました。
試合後には、各々個人トレーニングが長く続きました。選手たちの多くが引き揚げているなか、一番最後までピッチに残っていたのは、この最年長選手でした。キタジだけじゃありません。「負けねぇぞ!」という闘志と「うまくなりたい」という向上心をみんな強く持っています。まず自分との勝負。明日は第2グラウンドを中心に、午前午後の2部練習です。