2007年6月16日

勝ち点45の半分

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:桜林 舞

負けませんでしたね。アウェイでの、優勝争い候補の一角である川崎からの勝ち点1は、やはり「よく取った」と思ってもよいのではないでしょうか。

14時の等々力は絶好のサッカー観戦日和。でもプレーする選手たちからすれば過酷なコンディションです。試合前のピッチ温度は38度。公式記録でも気温は31.7度となっている中でデーゲーム90分勝負。

試合の入り方も今季のレイソルの中では良い滑り出しで、動きのある試合展開。アルセウ選手が日本代表の中村憲剛選手を自由にさせず、攻撃面でも両チーム最多となる4本のシュートを放ちました。アルセウ選手がここまで攻撃に参画できたのはやはり後ろに山根選手ががっちり控えているからなのでしょう。山根選手の存在の大きさを改めて思い知らされました。

0-0で折り返した後半戦。後半29分の川崎黒津選手のシュートにはひやりとさせられました。「(左ききの黒津選手が)右足で打ったから(はずれたん)じゃな」と石崎監督。左のコースを切った古賀選手のディフェンスが光りました。後半33分ミノルゾーンでGKと1対1となった菅沼選手。ボールはわずかに枠の右側へ外れたおしいシュートでした。そして後半36分、ドゥンビア選手も相手のパスミスからGKと1対1となる絶好のチャンス。しかし、ゴールを決めきれず!!!両スタンドから歓声と悲鳴があがった3つの決定機でした。

ちなみにドゥンビア選手はクールダウン後、石崎監督にゴールを指差しながらの指導を受けていました。。。

決定機に決めきれなかったことは悔やまれることですが、川崎を無失点に抑えたことはやはり誇るべきことでしょう。「この暑さと体力的に厳しい時間帯で失点しなかったことは次への自信に繋がる」と南選手。「ディフェンスとしては失点ゼロに抑えられたことはなによりだと思う」と古賀選手。J1最小失点のレイソルをキープする立役者の二人は、レイソルディフェンス陣の安定した実力と誇りを見せてくれました!

古巣対決となった石崎監督と山根選手。両者とも、勝てなかったことは悔しいと胸のうちでは思っていると思いますが、その表情からはあまり悔しさを感じませんでした。「こっちもはずしとるけど、向こうもはずしとるからね」と石崎監督。両名とも川崎のフロント陣や選手と歓談しておりました。そういえば、現川崎の落合正幸選手が試合終了後石崎監督や選手たちと話をしておりました。レイソル相手に90分のフル出場。落合選手の胸のうちも燃えるものがあったことでしょう。「よぅ、おっちー」と声をかけられる姿がほほえましかったです。

ともかく、現時点で勝ち点は23点。目標とする45点の半分を超えました。34試合中の本日は15節。折り返し点である17節を待たずして、目標値の半分に達したという事実は変わりません。中断期まであと3試合。暑くなるこの時期にどれだけの勝ち点を奪えるか。次節6月20日は日立台でのナイトゲーム。本日の試合で広島を5?1で降した鹿島が相手です。力の限りの応援をして、次こそは勝ち点3を手中にしましょう!!!

今日の胸のうちは、6月20日鹿島戦のマッチデープログラム用サポーターズボイスで、お聞かせください。暑い熱いメッセージをお待ちしております!!

koho@reysol.co.jp